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ベツレヘムの家畜小屋発

グレグレ耶蘇・桜泉のブログです。

お上品なお嬢様がた

2011年12月16日 | 幼子は身も心も健やかに(育児)
昨日、病気あけで久しぶりに保育園に行ったJくんは、クラスメートの女の子からたくさんラブレターをもらって帰ってきました。(登園するやいなや、Jくーん!のかけ声もあったそうで。)
中には、カレンダーにいろんな絵をみんなで描き込んだ物もありました。

うんちのひ

げぼのひ

ばかのひ

おならぶー

うんこぶりー

おしっこじょー

等のコメント付きで、まきぐそ有り、おしり有り…。
Jくんと特に仲良しの女子3名の作品だそうです。

桜泉は自他共に認める大変上品な女の子ですが(ボカッ☆)、さてさて、21世紀のシティーガールズも、大変お上品なことで、感動しました。

幼児の好きな物は永遠に、うんこ、おしっこ、ちんちん、おしり、おっぱい、ゲボ、ハナクソ、バカ等です。平和の笑いをもたらすキーワードです。


クリスマス会

2011年12月16日 | 幼子は身も心も健やかに(育児)
昨日の胃カメラの検査で…、

手遅れ…

ではなく、どこも悪くありませんでした。

一時はきりきり痛むし、しょっちゅうつかえ感があるのに。

マジで一時は最悪の事態を想定して遺言まで考えたのですが…。

おそらく闘病中の…自律神経失調症(もしかして病名初カムアウト?)に伴う症状や、多剤服用で副作用起こしているのでしょう。

このところ病人にしては家事に張り切りぎみで、大事な休息を忘れがちでしたしね。

ところで今日は保育園のクリスマス会(公立園だし宗教背景も多様なんで『子ども会』と言ってます)でした。
年長さんがケーキを作るのですが、感染症の病み上がりのJくんは作れないので、昨晩しくしく泣きじゃくる始末。先生に相談したら、Jくんが食べる分だけ自分で作ることにしましょうと言って頂けました。

会は原則非公開ですが、希望者には参観可とのよし、授業あるパパガスと通院の桜泉に代わり、婆が参観しました。

Jくんはミニガウンを着けてキャンドルサービスをしました。見なくてもわかる、その神々しさ!
(≧▽≦)←親バカ女王
ゆーくんは頭に謎のリボンを着けていたそうです。

保護者であるミュージシャン、ムハンマド上田さん(…ユニット名はタブラクワイエサかな?)の演奏もあり、賑やかだったよう。

サンタさんからプレゼントも頂いたようなので、じゃ、24夜は要らないよね、Jくん、ゆーくん!

オニ母

いよいよクリスマスが近づいたことを実感する今日でした。

切れたい(切れた)

2011年12月14日 | 幼子は身も心も健やかに(育児)
主婦は時々切れなきゃやってられない。
専業・有職の別なしに。
同時進行あり、ハプニングあり、時間制限あり、しかもこの部分に報酬なし。(代わりに人事評価が無いからましとは思わなくもないが…。)

ただ、人が時間制限の中(子らを早寝させるミッション)、自慢のスピード食器洗い(生きる食洗機)と風呂の支度と布団敷きをして、保育園の連絡帳記入をしているときに…

ガキめら、余計な用事増やすな!
オヤジ(パパガス)、呑気にぶっ座りこんで新聞読んでんじゃねーよ!
さっさと歯ぁ磨いて風呂に入りやがれ!

揃いも揃ってあったま(頭)ばっかりでノ・ロ・マ!
バーーーカ!

だいたいこの3日、病身で病児の看護をしてるんだぞ、切れて何が悪い。家を破壊しないだけましだ!

冬の溶連菌感染症

2011年12月12日 | 幼子は身も心も健やかに(育児)
Jくんが喉を痛がり倦怠感を訴えました。
喉を見たら赤く腫れているのが素人にもわかります。
季節的にインフルエンザを疑いましたが、幼児医学書を見ると、溶連菌感染症の可能性を感じました。

ビンゴ。

登園停止です。

病気の母、子どもの病気や事故に遭うと、ただでさえやっと立っている細い木が、鉈で切りつけられるような負担です。
子の看病受診は母が行くのがベストですから、家事をアウトソーシングして負担を減らすしかないでしょうね…。

ご公務や私的行事…保育園のお楽しみ会(クリスマス会)や家庭での誕生会やシオミ先生訪問会や保育園の誕生会までに、元気になってほしいです。

Jくんとクリスマスツリー

2011年12月12日 | 幼子は身も心も健やかに(育児)
うちには実はクリスマスツリーがない。
ツリーをかたどった木の置物やキルトのタぺストリーがあるばかり。(たしかクリッペもあるが、子猿と子犬の被害から守るため、秘仏状態。)

今年Jくんがクリスマスツリーが欲しいと言い出した。
しかも――本物がいいとの由。

本物って…樅の木?

さすがノーブルヨハネJくん、スケールが違うし本物志向だ。

しかし…、一歩間違うと「ツリーがないなら本物の樅の木を植えればいいじゃない」発言にも聞こえるよ…。

それにさすがに樅の木を植える場所はない。桜の古木を斬り倒さない限り。絶対、一階お爺ちゃんの許可は降りないと思う。

観葉植物のナントカって言うツリー型の鉢を、来年買うのではダメだろうか…。(あの木を大事に育てて、3回くらいのクリスマスに活用した過去有り。何て名前だったかな。)


さっき花屋で調べたら「ゴールドクレスト」。際ものなので4000円もする。買わない。

ピアノ一発芸

2011年12月11日 | 幼子は身も心も健やかに(育児)
保育園の毎月の誕生会では、誕生月の年長さんが一発芸を披露します。12月ですからJくん、一発芸やります。

ピアノを弾くそうです。ベートーベンの月光を…ウソです、ブンブンブンを弾くそうです。

小田急線の全駅を言う方がすごくない?とパパガスから提案がありましたが、女子のアイドル、ノーブルヨハネJくんには…ピアノの方がイメージにふさわしいでしょう。

ピアノ熱がマックスなJくんは昨日も先生のレッスンに熱心にとりくみました。
先生のレッスンは年内最終。本業は声楽家(て言うか声楽科学生)なので、第九に出る仕事が入って忙しいそうです。
かわりにバイエルがたくさん宿題に出ました。

…こういう習い事の宿題をみてやるのは、大抵お母さんの役目なのでしょうが、我が家は有り難いことに、成人男性二人、音楽のたしなみ有り、母はのんきにサボって、つたない家事に専心できます。

父子三代、音楽道に精進して、まずは今月の一発芸でアイドルぶりを上げて頂きたいです。

Jくんその後あれこれ

2011年12月08日 | 幼子は身も心も健やかに(育児)
昨日の大舞台を終えたJくん。

午後の保護者会で、なぜか彼のことが「はまり役」「自分のことは秘密にしていて、Jくんのことばっかり家で言ってました」などなど、何度も言及されるので……彼って一体、お友達やそのご家庭ではどういう位置づけなのだろうと不思議に思いました。

小学生で敬語を使い、「たまにはテレビのお笑いでも見なさい」と小学校の先生にアドヴァイスされ、中学に入ればきしっとした直角正座をしていた、パパガスの佇まいを醸し出しているので、やはり目立っているのかもしれません。

ま、ただの子じゃありませんからね、ヨハネくんですからね、浮いてたっていいじゃな~い♪

でもランプの精ですよ…で、アラジン役も敵の何とかって役も、実は女子が演じていて…ただの執事カフェに思えてきた母はどう考えたらいいでしょう…彼は執事体質なんでしょうか。

保護者会では、卒園文集の原稿も手渡されました。
皆さんたいてい写真で埋めてくるそうなんですが、こちらは得意のイラスト責めにする予定です。Jくんのイラストなら任せなさーい。
で、こども自慢と、名前の由来を書けって……。
こども自慢はいいですよ、一言「Jくんは世界一ノーブルです」で終わり。
でも名前の由来って……やっぱり正直に書くしかない……ですよね。
旧約聖書 イザヤ書 55章10節より、と。

…ますます浮くよ…Jくん。

さてそのJくんは、昨日帰ってきたら、ついに届いたランドセルを開封しました。
色は濃紺です。
しょってみた感想「固い」。
さすがの大男にも、A4仕様のランドセルはちょっと大変そうに見えました。

ランドセルには思ったほどの感激を見せず、その後はピアノの自主レッスンに励んでいました。
夏頃は、全然やる気を見せなかったJくんが、今はピアノに夢中です。
でも、大好きな先生は、来春イタリアに留学してしまうので、新しい先生を探さないと生けません。

しかしそれにしても意外だったJくんのピアノ熱。
将来、ピアニストになるとか言いだして音大目指したあげくに、やっぱりやーめた、普通の大学に入って大学院に行って学者になるとか…言い出すんじゃないかな…。
※作曲家になると言いだして作曲法と指揮法を学び、挙げ句にやっぱり教師になると言って、そのまた挙げ句に、教育学者になると言って今日があるパパガスです。その息子ですからね…。

ジーニーの敬礼!

2011年12月07日 | 幼子は身も心も健やかに(育児)
今日は保育園の発表会。
いい席取れたのですが、デジカメがいかれポンチの安物で、そもそもJくんと同じ年齢(Jくんの誕生に備えて買った代物)なもので、見事撮影にすべて失敗しました。orz
その代わり、この目にしっかり焼きつけましたよ。
あのノーブルだけどトロくておバカな振る舞いも多いJくんの、晴れ姿を!
「アラジン」の、ジーニー(ランプの精)の役でした。
しかも、役柄の中でも、劇の最後に全員で礼をするときも、直角90度の素晴らしい敬礼をする彼。

パパガス「教育勅語かよ(苦笑)」
桜泉「奉安殿の御真影に敬礼でしょ(爆)」

家じゃお猿なJくん、保育園で何を習ってどうしちゃったのでしょうね。

いえいえ、Jくんの成長が何より何より、母の喜びですよ。
どうもこの眼のレンズは水分で曇りそうになりましたよ。

クラシカル

2011年12月06日 | 幼子は身も心も健やかに(育児)
保育園のクリスマスツリーです。
最近はおしゃれなツリーが多いですが、桜泉はやはりこういう、クラシカルなツリーが好きです。
毎年自分の誕生日にツリーを出して飾るのが習わしでした。子供の頃の楽しい思い出は理屈抜きで良いものですね。
うちの子達にも、大人になるまで心に残る宝物の思い出ができますように…。

免疫バッチリ

2011年12月02日 | 幼子は身も心も健やかに(育児)
急に寒くなり、暖を取り、トイレを借りるため、スタバ(我が家の隠語で『緑』)に入ることが多くなりました。
ジンジャーブレッドラテ、あれ、「なんでコーヒーに漢方薬がまぶってあるんだろう」と思ったのは桜泉だけでしょうか。
※ジンジャー→ショウキョウ
※シナモン→ケイヒ

ところで昨日のスタバでは、隣に年中さんくらいの男児を連れたお母さんと、親戚か知り合いのおじさんらしい男性が座っていました。(話や状況から父親ではない模様。)
まあその僕ちゃんの元気わんぱくなこと!
暑いよーから始まって、仮面ライダーの真似とか、賑やかです。
昔の桜泉なら…ちっ、うるせーガキじゃいな。お袋もっと叱って黙らせんかい!と脳内テロップが流れたでしょう。
子宮内革命から6年、僕ちゃんがはしゃいだりわめく度に、ニコニコスマイルを送るおばちゃんになっていました、この桜泉。
だって毎日その程度よりハイグレードなわんぱく×2を相手にしているんだもの。子宮内革命+わんぱく生ワクチン接種済み。

どうせなら声をかけてしばらくお相手してあげれば良かったかな…なんて後で思いました。
僕何歳?辺りからはじめて、幼稚園?保育園?とかまで聞けば、あとは大抵子供の方から何組で好きなお友だちは○○ちゃんで…と問わず語りしてくれるし、こちらが知らないテレビのキャラクターなんか自慢げに解説してくれますよ、きっと。
子どもって…面白いなぁ。

…ああ、まさかこんな台詞が私の口から出るなんて、10年前には想像だにしませんでした。
最強、インフルチンザ生ワクチン!子どもが私を鍛えてくれます。

とんだ科捜研の女になりました

2011年11月25日 | 幼子は身も心も健やかに(育児)
朝。
ゆーくんが、
「パーシーがない!」
大好きなパーシーのプラレールが行方不明に。
大体この頃、他のおもちゃに気を移して浮気したり、ちゃんとお片付けをしないからこういうことになるのだ。

とりあえず本人をなだめて、保育園に行かせた。
パパガスに聞いたら、祝日のロマンスカーに置き忘れたかもとのこと。
確かに、証拠写真(携帯写真)が残っている。確実な目撃の証拠は、23日付のこの写真が最後だった。
ただ、桜泉は、そのあとに、兄弟で取り合いをしていたようなおぼろげな記憶があった。

さあ大変。
掃除をしがてら、家の隙間という隙間、布団の裏という裏、犯罪の証拠探しのように探し回るも、採取されるのは綿ぼこり、食べカス、糸くず、紙くずばかり。

とうとう小田急の忘れ物センターに問い合わせもした。
その途中、電話の向こうの小棚が目に入った。
はっ!

「にいにに取られたちゅないたら、ととにたくしておちゅ」(にいにに取られたくないから、ここに隠しておく)

その言葉が脳裏を横切った。

そして、小棚の扉の奥に、パーシーと…Jくんが愛しているドラミちゃんのおもちゃが発見された。
パーシーを取り合って、腹いせに兄のドラミまで隠したらしい。

帰ってきたら、沢口靖子の口調で、「ゆーくん、犯人は、あなたですね」と言おうか、それとも、霊能師のふりをして、霊能力で発見することにしようか、どうしようか、思いめぐらしている。

(てわけで今日は少し調子いい。でも、疲れた時のサイン、背中痛があるので要注意、要注意。)

古着テロ魔・桜泉

2011年11月20日 | 幼子は身も心も健やかに(育児)
実家のある藤沢には、嫁いでも地元に住まう友人が複数いる。

そこに男児が生まれたとなると、なかば強制的に?!Jくんゆーくんの古着を送りつけている。(もちろん一応相手の意向も訊くし、古着の内容は吟味してるつもり。)

何故ならば。
東京23区で古着を捨てるとなったら、ただの可燃ごみ。
故郷・藤沢なら、「なんだこの古着、イラネ」となっても資源ごみ。

てわけで、先々週二児の母になったYさまがテロの標的になっている。

もちろん、真っ当な出産祝いも添えて…送りつける手筈が整いつつある。

お覚悟召されよ。←おぃ

今度この教会行きたい

2011年11月17日 | 幼子は身も心も健やかに(育児)
昨日、雑誌「MOE」の増刊として新創刊された「こどもMOE」を買ってきました。
(あー、最初「Moe」「こどもmoe」って打ってたよ。癖だね癖。目録規則なんざ半年で脳内から流れちゃったと思っていたのに。)

特集はリサガス(リサとガスパールシリーズ、Gaspard et Lisaのこと)、そして、きかんしゃトーマス!

案の定、保育園から戻ったJくんゆーくんは目ざとく見つけて奪い合いながら読んでいました。

さてさてその中で、桜泉もびっくりし感動したのが、トーマスの原作者、ウィルバート・オードリー牧師終焉の地、イギリスはストラウドにあるロッドバラ教会。
戯れる子どもたちの足元に、トーマスとオードリー牧師が描かれた、美しいステンドグラスがあるというのです。

これを見た子供たちが何と言うか、桜泉は聞かなくてもわかっていました。
ゆーくんが言いました。
「こんど、このきょうかい、いきたい!」

ゆーくん、教会って言えば地下鉄乗ってすぐ行けるものだと思ってるでしょう…。

Jくんが、じゃあどうやって行くのというので、「まずね、新宿から成田エクスプレスで成田空港に行って、成田からヒースロー空港に十何時間のフライトをしてね、降りたら電車か車で何時間も行くんだよ」。
海外旅行経験のないうちの子どもたちは「ぽかーん」としていました。

でも実は桜泉も…行きたい!
トーマスと一緒にお祈りしたい!
これまた実は海外旅行経験のない桜泉が、行きたい国があるとしたらまずはイギリス、そのほかフランス、ドイツ、スウェーデンなどのヨーロッパ諸国と、あとはブータン(今国王夫妻がいらしてますね)。
(なんなんだろうこの英国ファンぶりは…。)

いつか、オックスフォード大にでも留学したJくんかゆーくんに招かれて、老母が訪ねていく旅をするのも、いいかなーなんて妄想に入ってしまいました。

親だけで育てるよりも

2011年11月17日 | 幼子は身も心も健やかに(育児)
去年でしたか、爺とJくんが花園神社の酉の市に行って、Jくん「何でみんな箱に向かってお金投げてるの?」発言があったのは。
先日、ゆーくんに絵本を読み聞かせていたら、「坊様」という言葉が出てきて、僧侶の絵も出てきたのに、ゆーくんは「ぼうたま(ぼうさま)って何?」とご質問。
そういやこの子が直近に法事に参加したのは、もう2年前、覚えているわけがない。曽祖母の葬儀には参列せずだったし。
別に、潔癖に遠ざけているつもりはさらさらないけれど、グレても耶蘇夫婦、積極的に寺社に連れていくことはない。(近所の明治神宮に行くのは、「Memorial Park of Emperor Mutsuhito」で遊んでいるという位置づけなんで…。実際めったに本殿には近寄らない。)
桜泉夫婦のグレ耶蘇としての教育方針はこれだが、しかし、これでは一般的な日本人の文化風習信仰のことを知らないままになってしまう恐れがある。
下町文化と鎌倉の寺院に親しむ一般的日本人な婆と、本願寺系のお寺にはそれなりに敬意を示す一般的日本人の爺と、どうやら仏教徒アイデンティティを持つ科学者である一階爺という、両親とは異なる信仰・カルチャーを持った祖父母に囲まれて、これから二人の子供たちも自然にそういう世界のことも知り、理解していくだろう。

ところで、我が家では、子どもたちに、桜泉夫婦から飴を買い与えることはほとんど皆無といってよい。
窒息事故を恐れる(自分が子供のころそうなりかけたので)桜泉と、虫歯を警戒するパパガスの、暗黙の了解によるものである。
でも、気がつけば、知り合いのおばさまや、祖父母から、時々飴を貰っているし、保育園でも、お散歩時の栄養補給にしばしば頂くらしい。
ゆーくんとチョコレート(=鼻血)、Jくんと夜間の飲料水(=おねしょ)みたいに、体質・疾病上の理由から、勝手に与えてほしくないものはあるけれど、それ以外のおやつを頂いてくるのは、黙認している。

二つの事柄には共通点があると思う。
親権者たる両親の教育方針という大きな枠があり、一応その中に二人の子どもたちはいるけれど、子どもたちには「抜け穴」が用意されていて、外の世界も知ることができるということだ。
両親の教育方針が三食のご飯なら、それ以外の大人から受ける影響や物はおやつのようなもの。

子育ては、できるだけ、両親だけで抱え込まずに、祖父母や親戚や知人や地域などを巻き込んで、立体的な状況で、できるのがいいと、つくづく思っている。子どもも、抜け道逃げ道、親の知らないわくわくワールドがあってこそ、親という港を母港に帰ってくるし、そこから出たり入ったりして冒険をして、だんだん世界を広げ、育って、やがて巣立っていくのではないだろうか。