Milch's blog

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「ゴルゴ13」あれこれ

2007年06月14日 | Weblog
●『ゴルゴ13』
・世界を舞台に暗躍する超一流スナイパー、ゴルゴ13ことデューク東郷の姿を描いたさいとう・たかをの劇画アクション作品、及び架空の人物であるその主人公の呼び名。



●連載
・1968(昭和43)年11月から小学館「ビッグコミック」誌で連載が開始され、2007年現在も連載中である。ただし単行本、文庫本はリイド社から発行している。

・リイド社より発行の単行本は143巻、文庫本は103巻(2007年5月現在)になっている。



●受賞
第21回(昭和50年度)小学館漫画賞受賞
第31回(平成14年度)日本漫画家協会賞大賞受賞
第50回(平成16年度)小学館漫画賞審査委員特別賞受賞



●最終話
・ビッグコミックでの連載開始当初、さいとうは『ゴルゴ13』を10話で終了させる予定であったという。殺し屋を主人公にしても、その殺しの手段を使い切ればネタ切れになってしまうだろうと考えていたらしい。


・実際に最終話のコマ割りは最後のシーンまで頭の中で出来上がっているという。


・最終回の原稿を金庫の中にしまってあるという噂もあるが、これは伝説であり、『ゴルゴ学』によれば実際にはまだ執筆はされていないという。



●ゴルゴ13のモデル
・作者のさいとう・たかをによれば、連載当初のゴルゴ13の容姿のモデルは映画版にも主演した高倉健である。


・「東郷」という名前は中学時代の恩師である東郷先生から。(NHKラジオ「わが人生に乾杯」より)東郷平八郎とは関係ない。


・さいとう・たかを本人は、「自分の理想の男を描いたものであり、俳優の高倉健をモデルにした」と語っている。また、今新しく映画化するのであれば、ゴルゴ13役はアテネオリンピックのハンマー投げ競技で金メダルを獲得した室伏広治選手以外にいないとも言っている。



●他の作品への影響~パロディ
・すすめ!!パイレーツ(江口寿史)
どんな球でもホームランにするサンゴ15というキャラクターが登場する。


・こちら葛飾区亀有公園前派出所
初期のエピソードにおいて、後流悟十三(ごるごじゅうぞう)なるキャラクターが登場。
のちにボルボ・西郷なるキャラクターも登場しこちらは準レギュラー化。


・ブラック・ジャック
「デベソの達」というエピソードで、ゴルゴ13が実在したゴルゴサウルスの化石について説明をしている。


・クレヨンしんちゃん
作品に登場するスナイパーや暗殺者などはゴルゴそっくりの顔をしている者が多い。
‥などきわめて多数



●映画化・アニメ化
・映画『ゴルゴ13』(1973年、東映東京、監督・佐藤純弥、主演・高倉健)


・映画『ゴルゴ13 九竜の首』(1977年、東映京都、監督・野田幸男、主演・千葉真一)


・アニメ『ゴルゴ13』(1983年、東宝東和、監督・出崎統)


・『ゴルゴ13~QUEEN BEE~』(1998年、監督・出崎統)



●ゴルゴ13のプロフィール
・ゴルゴ13というのは通称であり、自らはデューク・東郷と名乗ることが多い。また、頭文字から「G」とも呼ばれる。


・本名や出生、経歴などは一切不明。年齢不詳(ただし本来はさいとう・たかをより一歳年上、すなわち1935年生まれという設定であったという‥2007年に72歳の計算)


・身長180cm強、体重80kg前後。無駄のない筋肉質の外見を持つが、全身に無数の傷跡がある。短髪に鋭い目つきが印象的な風貌。血液型はA型。


・長年、出生は不明であったが、遺伝子検査により、日本人の血が混じっており、生物学的なルーツは日本もしくはバイカル湖付近であることだけは判明した。


・名前の意味は「ゴルゴダの丘でイエス・キリストに荊の冠をかぶせて殺した13番目の男」つまり、神に背を向けた、13番目という不吉な数字を背負った男という意味であると言われる。


・空港などで名前を名乗る場合に「トウゴウ・タカシ」と名乗ったり、偽造パスポートに「東郷一郎」という記名がされていたりする。


・愛用の葉巻はトルコ葉の「トレンド」という銘柄である。


・服装は目立つのを嫌い、ビジネススーツを中心にTPOに適した物を着こなしている。腕時計は正確性・信頼性を優先してスイスの高名な時計職人の自動巻き時計を愛用している。また下着はブリーフ派で、機能性を重視した結果と考えられる。


・ブリーフ派で、トリビアの泉でも取り上げられたように初登場シーンは白いブリーフ一枚姿だった。一度だけ黒いブリーフを穿いていたことがある。



●使用する銃器
・ゴルゴが使う銃は、主に狙撃用へと改造したアサルトライフルのM16である。


・拳銃としては、コルトガバメント、スミス&ウェッソンのリボルバー等を用いる。



●技能
・スナイパーとしての技術は超A級と評価される。いかなる困難な状況の中においても、その技量と緻密な作戦によって不可能といわれる狙撃を成功させ、依頼遂行率は「99.72624%」で失敗例はたった1回、不発弾を原因とするもののみである。



●報酬
・1件当たり数万ドルから数百万ドルまで幅があり、通常は現金払いもしくはスイス銀行への入金という形で支払われる。基本的に報酬の平均額は10万ドルのようである。


・彼は保身のため、一度全財産を国連への匿名寄付という形をとって捨て去っている。1994年4月2日の時点で、その総額は少なくとも200億米ドルであった。


・スイス銀行に口座を持っている。口座番号はF5・R6・I5・D1・A3・XY(語呂合わせ。数字だけ抜き書きすると「56513」=「ゴルゴ13」と読め、残りの部分もXを除けば「FRIDAY」と読める)



●コンタクト
・ゴルゴへの連絡ルートは複数ある。その中でも特にポピュラーなのは、ゴルゴの旧知でアトランタにあるアメリカ連邦刑務所に服役している終身犯マーカス・モンゴメリーに手紙を送ることである。彼が手紙を受け取ると、ラジオの宗教番組『夕べの祈り』『宗教の時間』に、『賛美歌13番』がリクエストされる。これが流された後、ニューヨーク・タイムズ紙に「13年式G型トラクター売りたし」という広告と連絡先が掲載されるので、そこに連絡すれば、ゴルゴとのコンタクトを取ることができる。



●習慣
・背後から狙われる危険を避けるため、背後に立たれる事を極端に嫌う。背後に来た人を反射的に殴ってしまう事もある。


・握手をしない。これは握手をする事で利き手を他人に預けてしまうことを避けるため。シリーズを通じ、握手をかわした相手は4人だけ。



●ゴルゴ名言集

・利き腕を人にあずけるほど俺は自信家じゃない・・・
だから握手という習慣も俺にはない


・10%の才能と20%の努力、そして30%の臆病さ・・・残る40%は・・・”運”だろうな・・・


・銃を手にしている時は、絶対に俺の背後に立つな・・・つい手が出てしまう・・・お前を殺したくないんでな・・・



参考にしたHP
http://www.jcmo.zaq.ne.jp/def-record/page044.html
http://santrope.at.infoseek.co.jp/Golgo/Goroku.htm
ウィキペディア(Wikipedia)