Milch's blog

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「少年誌」あれこれ

2007年06月09日 | Weblog
・週刊少年サンデー(小学館 1959‐)
・週刊少年マガジン(講談社 1959‐)
・週刊少年キング(少年画報社 1963 - 1982 /1982 - 1988/ 現在休刊中)
・週刊少年ジャンプ(集英社 1968‐)
・週刊少年チャンピオン(秋田書店 1969‐)



●週刊少年サンデー(小学館 1959‐)

・サンデーという名前はその曜日とは関係無く、この雑誌を読むとまるで日曜日のような楽しい気分に浸れるようにという初代編集長豊田亀市の願いが込められた名前である。


・創刊号の表紙を飾ったのは、当時読売巨人軍の主力選手だった長嶋茂雄。


・発行部数は‥
「週刊少年ジャンプ」(集英社)
「週刊少年マガジン」(講談社)
‥に続いて週刊少年漫画誌としては3位。


・同誌では、人気が低迷している作品であってもすぐに打ち切りとなることは少なく、ある程度の区切りが付くまで作品が掲載される傾向が強い。またベテラン作家重視の傾向が見え、過去に同誌への連載経験を持つ漫画家をヒットの如何を問わずに採用する場合が多いように見受けられる。この点に関しては長期連載が多くなることによるマンネリ化、連載作家陣の年齢層の上昇、新人のデビューから初連載までの期間が長いなどの批判がなされることがある。これらの特徴は、『週刊少年ジャンプ』の、新人発掘重視・アンケート至上主義とは対照的である。


・現在、特別定価250円となっている。2006年以降、定価で発行されたことはない。


・掲載された作品(一部)
青の6号(小澤さとる)
伊賀の影丸(横山光輝)
うる星やつら(高橋留美子)
おそ松くん(赤塚不二夫)
男どアホウ甲子園(原作:佐々木守、画:水島新司)
オバケのQ太郎(藤子不二雄)
カムイ外伝(白土三平)
仮面の忍者赤影(飛騨の赤影)(横山光輝)
がんばれ元気(小山ゆう)
ゲゲゲの鬼太郎(水木しげる)
サイボーグ009(石ノ森章太郎)
サブマリン707(小澤さとる)
タッチ(あだち充)
ダメおやじ(古谷三敏)
天才バカボン(赤塚不二夫)
どろろ(手塚治虫)
パーマン(藤子・F・不二雄)
バロン(六田登)
漂流教室(楳図かずお)
プロゴルファー猿(藤子不二雄A)
まことちゃん(楳図かずお)
もーれつア太郎(赤塚不二夫)
らんま1/2(高橋留美子) など



●週刊少年マガジン(講談社 1959‐)

・掲載作の作風としては‥
『ジャンプ』が児童的な熱血感
『サンデー』が都会的な清潔感
『マガジン』は泥臭さ・社会性
‥を挙げられることが多い。しかし元々バリエーションの豊富さを方針に掲げていることもあり、1990年代以降の作品からは、読者の多趣味化に対応して、様々な作品が登場するようになってきている。


・なお、これらの作風の違いは、会社・編集部・従業員などにも現れているとされ‥
集英社は熱気があり
小学館は清潔感に溢れ
講談社は雑然としている
…といったイメージで語られがちである。逆説的に、こうした社風から作品が産み出されていると考える向きもある。


・掲載された作品(一部)
愛と誠 (梶原一騎・ながやす巧)
あした天気になあれ (ちばてつや)
あしたのジョー (高森朝雄・ちばてつや)
エイトマン (平井和正・桑田次郎)
おれは鉄兵 (ちばてつや)
仮面ライダー(石森章太郎)
巨人の星(梶原一騎・川崎のぼる)
ゲゲゲの鬼太郎(墓場の鬼太郎)(水木しげる)
サイボーグ009 (石森章太郎)
将太の寿司 (寺沢大介)
釣りキチ三平 (矢口高雄)
デビルマン (永井豪とダイナミックプロ)
天才バカボン (赤塚不二夫)
翔んだカップル(柳沢きみお)
ハリスの旋風 (ちばてつや)
ミスター味っ子(寺沢大介)
三つ目がとおる(手塚治虫)
野球狂の詩(水島新司) など



●週刊少年ジャンプ(集英社 1968‐)

・創刊以来新人作家を積極的に登用しており、新人のチャンスが多い雑誌であると言える。一方で本誌でデビューした作家は必ず集英社と専属契約を結ぶ必要があり、連載が短期に終わった場合も簡単に他社で仕事を行う事ができない。
(各作品の欄外に、『○○先生の漫画が読めるのはジャンプだけ!』等と書いてある)


・アンケート至上主義
一般に漫画雑誌では読者アンケートを参考にして編集の方針を定めることが多いが、本誌では特にその傾向が強く、人気の無くなった連載作品はすぐに連載打ち切りの対象にされる。


・格闘漫画化
上記のアンケート重視の体制のため、連載作品が人気を得やすい「格闘漫画」に偏る傾向がある。


・作品のアニメ・映像化
『少年ジャンプ』の人気作品はそのほとんどがテレビアニメ化されている。


・掲載された作品(掲載中も含む)一部 作者名省略m(_ _)m
『ハレンチ学園』
『男一匹ガキ大将』
『ど根性ガエル』
『トイレット博士』
『マジンガーZ』
『包丁人味平』
『東大一直線』
『すすめ!!パイレーツ』
『コブラ』
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
『Dr.スランプ』
『ハイスクール!奇面組』(当時は『3年奇面組』)
『ストップ!!ひばりくん!』
『キャッツ・アイ』
『キャプテン翼』
『北斗の拳』
『キン肉マン』
『DRAGON BALL』
『花の慶次』
『ONE PIECE』 など



●週刊少年チャンピオン(秋田書店 1969‐)

・月刊少年誌『冒険王』『まんが王』を手がけていた秋田書店が週刊少年誌の時代に対応すべく、1969年7月に「フレッシュな少年週刊誌」の謳い文句で「少年チャンピオン」の誌名で隔週誌として創刊。1970年6月24日発売号からの週刊化に伴い「週刊少年チャンピオン」に誌名が改められた。


・他の週刊少年漫画誌と比較して表現の制限が緩い為か、自由な作風でかつアクの強い漫画が多く掲載されているのが、この雑誌の特色である。不人気による打ち切りも多いが、「週刊少年ジャンプ」と異なり話をまとめずに突然終了したり、単行本の売上不振により打ち切られることもある。


・発売日は毎週木曜日、定価は240円である。


・掲載された作品(一部)
がきデカ(山上たつひこ)
仮面の忍者赤影(横山光輝)
月とスッポン(柳沢きみお)
ドカベン(水島新司)
七色いんこ(手塚治虫)
バビル二世(横山光輝)
百億の昼と千億の夜(光瀬龍・萩尾望都)
ブラック・ジャック(手塚治虫)
マカロニほうれん荘(鴨川つばめ)
ゆうひが丘の総理大臣(望月あきら) など


参考にしたHP
ウィキペディア(Wikipedia)