Milch's blog

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「アメリカ映画のスター」あれこれ

2007年05月31日 | Weblog
●「アメリカ映画スターベスト100」のうち、トップ50のリストです。


・1999年6月16日に「米国映画協会」(AFI)によって公開され、CBSの特別番組で発表されました。


・AFIの規則に従い、リストの俳優は、1950年前にフィルムデビューをしなければならないといけません。


・リストは、Classicalハリウッドシネマの俳優に重みを加えられます。そして、最近のスターは含められていません。


●俳優
1 ハンフリー・ボガード:アメリカ 『マルタの鷹』(41)『カサブランカ』(42)『アフリカの女王』(51)

2 ケーリー・グラント:イギリス 『赤ちゃん教育』(38)『めぐり逢い』(57)『北北西に進路を取れ』(59)

3 ジェームス・スチュワート:アメリカ 『スミス都へ行く』(39)『素晴らしき哉、人生!』(46)『めまい』(58)

4 マーロン・ブランド :アメリカ 『欲望という名の電車』(51)『波止場』(54)『ゴッド・ファーザー』(72)

5 フレッド・アステア :アメリカ 『トップ・ハット』(35)『イースター・パレード』(48)『バンド・ワゴン』(53)


6 ヘンリー・フォンダ:アメリカ 『荒野の決闘』(46)『ミスタア・ロバーツ』(55)『黄昏』(81)

7 クラーク・ゲーブル :アメリカ 『或る夜の出来事』(34)『風と共に去りぬ』(39)『荒馬と女』(61)

8 ジェームズ・キャグニー:アメリカ 『汚れた顔の天使』(38)『ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ』(42)『白熱』(49)

9 スペンサートレイシー:アメリカ 『少年の町』(38)『花嫁の父』(50)『招かれざる客』(67)

10 チャーリー・チャップリン:イギリス 『キッド』(21)『独裁者』(40)『ライム・ライト』(52)


11 ゲーリー・クーパー :アメリカ 『モロッコ』(30)『ヨーク軍曹』(41)『真昼の決闘』(52)

12 グレゴリー・ペック :アメリカ 『紳士協定』(47)『ローマの休日』(53)『アラバマ物語』(62)

13 ジョン・ウェイン:アメリカ 『駅馬車』(39)『赤い河』(48)『捜索者』(56)

14 ローレンス・オリヴィエ:イギリス 『お気に召すまま』(36)『無敵艦隊』(37)

15 ジーン・ケリー:アメリカ 『巴里のアメリカ人』(51)『雨に唄えば』(52)『ブリガドーン』(54)


16 オーソン・ウェルズ:アメリカ 『市民ケーン』(41)『上海から来た女』(48)『第三の男』(49)『黒い罠』(58)

17 カーク・ダグラス:アメリカ 『チャンピオン』(49)『OK牧場の決斗』(57)『スパルタカス』(60)

18 ジェームス・ディーン:アメリカ 『エデンの東』(55)『理由なき反抗』(55)『ジャイアンツ』(56)

19 バート・ランカスター:アメリカ 『地上より永遠に』(53)『OK牧場の決闘』(57)『エルマー・ガントリー/魅せられた男』(60)


20 マルクス兄弟:アメリカ 5人兄弟のうちのチコ、ゼッポ、グルーチョ(グラウチョ)、ハーポの4人を一般にマルクス兄弟といいます。

21 バスター・キートン:アメリカ 「世界の三大喜劇王」の一人

22 シドニー・ポワチエ :アメリカ 『夜の大捜査線』(67)『招かれざる客』(68)

23 ロバート・ミッチャム:アメリカ 『G・I・ジョー』(45)『狩人の夜』(54)『ライアンの娘』(70)

24 エドワード・G・ロビンソン:ルーマニア 『犯罪王リコ』(30)『飾窓の女』(44)『シンシナティ・キッド』(65)

25 ウィリアム・ホールデン:アメリカ 『サンセット大通り』(50)『第十七捕虜収容所』(53)『戦場にかける橋』(57)



●女優
1 キャサリン・ヘップバーン:アメリカ 『若草物語』(33)『フィラデルフィア物語』(40)『アフリカの女王』(51)

2 ベティ・デイヴィス:アメリカ 『黒蘭の女』(38)『イヴの総て』(50)『何がジェーンに起こったか?』(62)

3 オードリー・ヘップバーン:ベルギー 『ローマの休日』(53)『ティファニーで朝食を』(61)『マイ・フェア・レディ』(64)

4 イングリットバーグマン:スウェーデン 『カサブランカ』(42)『ガス燈』(44)『追想』(56)

5 グレタ・ガルボ:スウェーデン 『グランド・ホテル』(32)『マタ・ハリ』(32)『ニノチカ』(39)


6 マリリン・モンロー:アメリカ 『ナイアガラ』(53)『七年目の浮気』(55)『お熱いのがお好き』(59)

7 エリザベス・テイラー:イギリス 『花嫁の父』(50)『陽のあたる場所』(51)『クレオパトラ』(63)

8 ジュディ・ガーランド:アメリカ 『オズの魔法使』(39)『若草の頃』(44)『スタア誕生』(54)

9 マレーネ・ディートリヒ:ドイツ 『嘆きの天使』(30)『モロッコ』(30)『情婦』(57)

10 ジョーン・クロフォード:アメリカ 『グランド・ホテル』(32)『ミルドレッド・ピアース』(45)『何がジェーンに起こったか?』(62)


11 バーバラ・スタンウィック:アメリカ 『ステラ・ダラス』(37)『レディ・イヴ』(41)『深夜の告白』(44)

12 クローデット・コルベール:フランス 『暴君ネロ』(32)『或る夜の出来事』(34)『青髭八人目の妻』(38)

13 グレース・ケリー:アメリカ 『真昼の決闘』(52)『裏窓』(54)『喝采』(54)

14 ジンジャー・ロジャース:アメリカ 『トップ・ハット』(35)『恋愛手帖』(40)『モンキー・ビジネス』(52)

15 メイ・ウエスト:アメリカ 『結婚狂奏曲セクステット』 (78)


16 ヴィヴィアン・リー :インド 『風と共に去りぬ』(39)『哀愁』(40)『欲望という名の電車』(51)

17 リリアン・ギッシュ :アメリカ 『散り行く花』(19)

18 シャーリー・テンプル:アメリカ 『輝く瞳』(34)『テンプルの軍使』(37)『テンプルちゃんの小公女』(39)

19 リタ・ヘイワース:アメリカ 『踊る結婚式』(41)『ギルダ』(46)『上海から来た女』(47)

20 ローレン・バコール :アメリカ 『脱出』(42)『三つ数えろ』(46)『億万長者と結婚する方法』(53)


21 ソフィア・ローレン :イタリア 『エル・シド』 (61) 『ひまわり』 (70) 『ラ・マンチャの男』 (72)

22 ジーン・ハーロー:アメリカ 『地獄の天使』(30)『プラチナ・ブロンド』(31)『紅塵』(32)

23 キャロル・ロンバード:アメリカ 『特急二十世紀』(34)『襤褸と宝石』(36)『生きるべきか死ぬべきか』(41)

24 メアリー・ピックフォード:カナダ 『コケット』(29)

25 エヴァ・ガードナー :アメリカ 『殺人者』(46)『ショー・ボート』(51)『裸足の伯爵夫人』(54)



参考にしたHP
http://www.afi.com/tvevents/100years/stars.aspx
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/5710/people.html
ウィキペディア(Wikipedia)

「B級」あれこれ

2007年05月30日 | Weblog
●B級
・ある分野において、一流なものや一般的評価が高いものを「A級」としたとき、二流なもの、一般的評価は高くはないが一部に愛好者がいたりするものを「B級」と称する。

例:B級映画 B級グルメ B級ホラー など

・安っぽいチープ感がポイント。映画ならばセットやCGなどがセコいか、高予算とは思えない雰囲気が大事。



●B級映画
・短期間撮影の低予算で製作された映画のことである。そのため、単に質の悪い映画を指すこともある。


・しかし、必ずしもつまらない映画を指すわけでもなく、その定義は曖昧であり、人によってはB級映画の解釈が異なるのが現状である。



●B級映画のなりたち
・元来の「B級映画」は、1932年から1947年にアメリカで作られた短期間撮影の低予算映画のことだった。


・当時のアメリカでは、映画は2本立て公開されており、その1本目に前座として低予算映画が上映されていた。


・その低予算映画は『B撮影所』で撮られたものだったため、「B映画(B-Pictures)」と呼ばれ、それが後に「B級映画」へ転じていった。現在、前座公開する映画は無くなり、そういった意味でのB級映画は製作されてはいない。


・その後も、早撮り低予算の映画は作られ続けており、これが現代におけるB級映画と言える。低予算がゆえに新しい俳優や監督を起用することになり、それが映画界の人材を育てる環境にもなっている。後の第40代アメリカ合衆国大統領となったロナルド・レーガンもB級映画出身の俳優であったし、他にもジャック・ニコルソン、ロバート・デ・ニーロなど多くの名優や名監督を輩出している。



●スプラッシュ
・1980年代まで‥日本映画では、B級映画に相当する概念としてプログラムピクチャーがあった。また「スプラッシュ」という似た概念は存在していた。



●ロジャー・コーマン(1926年4月5日生まれ)
・アメリカ合衆国ミシガン州デトロイト生まれの、低予算映画をもっぱらとする映画プロデューサー、映画監督。


・「低予算映画の王者」あるいは「大衆映画の法王」などと呼ばれる。


・彼は1年あたり7本の映画をプロデュースする早撮りぶりであった。最も早く撮った映画はおそらく、たった2日と1晩で撮られたといわれる。



●B級グルメ
・値段は安いが美味しい料理のこと。
「貧乏料理」と呼ばれることもある。


・また、宮廷料理や高級料理店の料理のような一流という定評がある料理に対して、外食チェーン店や大衆食堂などに見られるような料理の中で、特に贅沢で旨いとされるものを指すこともある。ファーストフード、丼物、惣菜などが含まれる。


・B級グルメは個人の味覚によって多種多様に存在するが、一般的に定評があるものは、高級料理が洗練された美しさや上品な味を売り物にするのに対して、濃厚豪快なことを持ち味としていることが多い。


・一般にB級グルメと呼ばれる料理
カレーライス ラーメン うどん とんかつ 牛丼 蕎麦
豚丼 焼きそば 焼きうどん 餃子 たこ焼き ハンバーガー



・すずきB(本名:鈴木弘康 1970年4月5日生まれ)
静岡県磐田市出身の放送作家。早稲田大学卒。大学在学中、ホットドッグプレスとさんまのナンでもダービーでライターデビュー。「すずきB」というペンネームで活躍している。B級グルメ通。


・B-1グランプリ
「B級ご当地グルメの祭典」として、食で町おこしをしている団体が、自慢の「B級ご当地グルメ」を持ち寄り、その人気を競い合う競技会。来場客が出展料理を食べ比べ、投票によりグランプリが決定する。なお、「B-1グランプリ」及び「B級ご当地グルメの祭典 B-1グランプリ」は、青森県八戸市に本社を置く広告会社・株式会社テクノスの登録商標。



●B級スポット
・人によって好みの分かれる観光施設、あるいは観光地のこと。B級観光地、B級施設などとも言う。


・探偵!ナイトスクープ
「パラダイス物件」として多くの微妙なアミューズメント施設をネタにしている。




参考にしたHP
http://d.hatena.ne.jp/keyword/B%B5%E9
ウィキペディア(Wikipedia)

「超能力」あれこれ

2007年05月29日 | Weblog
●超能力
・テレパシー・透視・予知・念力などといった、超自然的な能力のこと。

・一般的には想像上のものとされるが、超能力を主要な研究対象とする「超心理学」という学問分野も存在する。

・もっとも、超心理学は科学哲学の立場からは「疑似科学」とされることが多い。



●超能力は、ESP(超感覚)・PK(念動力)・その他 に分けられる。

・ESPは日本語では「超感覚」と呼ばれ、通常の人間には認識できない現象を認識し、時にはその現象に干渉する能力を指す。

1 サイコメトリー(psychometry、接触感応)
2 クレヤボヤンス(clairvoyance、透視能力)
3 テレパシー(telepathy、精神感応)
4 プレコグニション(precognition、予知能力)
5 ヒュプノシス(hypnosis、催眠能力)など


・PKは、日本語では「念動力」と呼ばれ、精神の力で、手を触れずに物を動かす能力や高熱・低温、電磁波などを発生させる能力などを指す。
サイコキネシス(psychokinesis)が代表的。


・また、この2つに分類されない能力もある。
テレポート(瞬間移動能力)が代表的。


・別腹(べつばら)
満腹にもかかわらず,菓子やデザートなどなら更に食べられるという超?能力。女性に多い。


・第六感(だいろっかん)
五官以外にあるとされる感覚で、物事の本質を直観的に感じとる心の働き。勘やインスピレーションのようなもの。六感。



●超能力・超常現象関連の用語の接頭語としてよく見られるサイ- (psy-) とは、ギリシャ語で心・魂を意味するプシュケー (psyche) から来ている。



●研究機関
・疑似科学であるため、日本の公的機関や大学などではほとんど研究がなされていない。在野の研究家は多く関連書籍などは比較的流通している。かつてはソニー社内に「ESP研究所」が実在していた(現在は解散)



●超能力を持つ人を「超能力者」と呼ぶ。
・さらに細分化して‥
超感覚者(ESP能力者)の場合は、エスパー(orスキャナー)
テレパシー能力者はテレパス(orテレパシスト)
サイコキネシス能力者の場合はサイコキノとよぶ。



【超能力者として話題になった人】
●エドガー・ケイシー(1877年 - 1945年)
・アメリカ合衆国ケンタッキー州出身
・「20世紀最大の奇跡の人」と称される人物である。他者による催眠状態において第三者からの質問により、アカシックレコード(アカシャ記録)と言われる宇宙意識から宇宙の知識を引き出し、個人の体を神経の状態や各臓器の状態また体の状態なども透かしたように体中を見ているように話し、病気の原因となる心、精神もふくめ病気の解決法を口述により述べ、病気、難病の治療法などを口述した人物として有名。



●ユリ・ゲラー(1946年生まれ)
・イスラエル・テルアビブ生まれの超能力者を名乗る人物。スプーン曲げでブームになった。現在イギリス在住。



●ジーン・ディクソン(1904年 - 1997)
・米国の超能力予言者、占星術師。
・ケネディ暗殺を予言したとして有名になったが、外れた予言も多いことで知られる。



●Mr.マリックは超能力者と思われがちだが、実際はマジシャンである。また、本人がやっているマジックは「超魔術」と呼ばれる。



●スプーン曲げ
・1972年のいわゆるオカルトブームの中心になったトリックで、これにより「超能力」という言葉が流行語になった。ユダヤ人のユリ・ゲラーがテレビのワイドショーで実演。


・のちに、プロの奇術師が実演を見て、スプーンが投げあげられる前に、一般人には気が付かない速さで、床などの堅いものに押しつけていたことが指摘された。



【フィクション】
●超能力を扱ったフィクション 小説や漫画など

・エスパイ(小松左京)
・オッド・ジョン(オラフ・ステープルドン)
・学園超女隊シリーズ(団龍彦)
・家族八景シリーズ(筒井康隆)
 家族八景/七瀬ふたたび/エディプスの恋人
・ガダラの豚(中島らも)
・学校を出よう!(谷川流)
・クロスファイア(宮部みゆき)
・幻魔大戦シリーズ(平井和正)
・戯言シリーズ(西尾維新)
・スラン(A・E・ヴァン・ヴォークト)
・空の境界(奈須きのこ)
・とある魔術の禁書目録 (鎌池和馬)
・人間以上(シオドア・スタージョン)
・鋏の記憶(今邑彩)
・NIGHT HEAD(飯田譲治)
・ピープルシリーズ(ゼナ・ヘンダースン)
 果てしなき旅路/血は異ならず


●漫画作品
・イナズマン(石ノ森章太郎)
・イ・オ・ン(種村有菜)
・ジャスティ(岡崎つぐお)
・エスパー魔美(藤子・F・不二雄)
・学園アリス(樋口橘)
・かみちゃまかりんシリーズ(コゲどんぼ)
・GANTZ(奥浩哉)
・きまぐれオレンジ☆ロード(まつもと泉)
・幻魔大戦(石ノ森章太郎・平井和正)
・サイキックアカデミー煌羅万象(克・亜樹)
・サイコメトラーEIJI(安童夕馬・朝基まさし)
・ジョジョの奇妙な冒険(荒木飛呂彦)
・私立彩陵高校超能力部(石田あきら)
・スター・レッド(萩尾望都)
・絶対可憐チルドレン(椎名高志)
・だぁ!だぁ!だぁ!(川村美香)
・タイムウォーカー零(飛鷹ゆうき)
・超人ロック(聖悠紀)
・地球へ…(竹宮惠子)
・童夢(大友克洋)
・バビル2世(横山光輝)
・ファンタスティック・フォー(スタン・リー&ジャック・カービー(マーベル・コミック))
・ピーターパン症候群(酒井まゆ)
・ミラクル☆ガールズ(秋元奈美)
・無重力少年(亜月亮 )
・ぼくの地球を守って(日渡早紀)
・AKIRA(大友克洋)
・ARMS(皆川亮二)
・E'S(結賀さとる)
・MAYA 真夜中の少女(本島幸久)
・Pシリーズ(北原文野)
・X (漫画)(CLAMP)



●『宇宙大作戦』(1966-1969)~「スタートレック」シリーズ
・スポックなどバルカン人は、テレパシーなどの超能力を備える。



●『スター・ウォーズ』
・ルーク・スカイウォーカー‥父譲りの強力なフォースの素質が窺える。ライトセーバーを初めて扱った日から、僅か数年でシスの暗黒卿を圧倒する実力に成長した。



●フォース(The Force)
・アメリカ映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場する架空のエネルギー帯。


・生命体から無機質まであらゆるものを包んで満たしており、未来を予知する力、他人の心を操る力、触れずに物を動かす力などのジェダイやシスの超常的な能力の源となっている。


・1977年のシリーズ最初の映画公開時には「理力」という訳語が充てられたが、近年ではあまり使われない。



参考にしたHP
http://starwars.wikia.com/wiki/The_Force
ウィキペディア(Wikipedia)

「ドラキュラ」あれこれ

2007年05月28日 | Weblog
●ドラキュラ
・イギリス時代のアイルランド人の作家、ブラム・ストーカー(1847 - 1912年)の恐怖小説『吸血鬼ドラキュラ』に登場する男性吸血鬼。


・ドラキュラはルーマニア語で「ドラゴンの子供」「悪魔の子」という意味を表す。



●吸血鬼
・民話や伝説に登場する架空の存在で、ヒトや動物の血を吸う怪物。多くのフィクションにおいて題材として取り上げられてきた。

・一般に吸血鬼は、一度死んだ人がなんらかの理由により不死者としてよみがえったものと考えられている。


・現代の吸血鬼・ヴァンパイアのイメージは東ヨーロッパの伝承に起源をもつものが強い。


・吸血鬼の伝承は世界各地で見られ、ヨーロッパのヴァンパイアに加え、アラビアのグール、中国のキョンシー等がある。



●現代の吸血鬼のイメージ
・ブラム・ストーカーの『吸血鬼ドラキュラ』が人気を博し、さらにこれを元にして映画が多数作られた。「ドラキュラ」が吸血鬼のイメージに強い影響を及ぼしている。


・一般的に以下の特徴のうち幾つかを持つと言われている。

1 燕尾服もしくはテールコートにシルクハットを被り、襟の立った表地が黒で裏地が赤のマントを羽織り、翻している古典的なヨーロッパ貴族のような姿が広く有名である。品が良く高貴なイメージが強い。


2 赤ワインや薔薇が血液の比喩として用いられる事がある。


3 太陽の光にあたると灰になってしまう。


4 白木の杭を心臓に打ち込めば死亡する。


5  銀の武器を使えば傷付けることができる(鉄の武器では傷付けられない)


6 十字架やニンニクに弱い。


7 牙(人間でいう犬歯)が大きく、鋭い。


8 川などの流れる水を越える事ができない。
(空を飛ぶ動物に変身していたり、橋やボート等があれば別)


9 鏡に映らない。


10 初めて訪問した家では、その家人に招かれなければ侵入できない。


11コウモリ、狼、霧などに変身出来る。


12 吸血鬼に血を吸われ死んだ人や、吸血鬼の血液が体内に入った人は、吸血鬼になる。


13 いわゆる始祖、オリジナルと称される最初の吸血鬼は感染によって吸血鬼となった者より強力で特に日光に対して強い場合が多く、創世記に登場するカインに起源を求める説もある。



●ドラキュラのモデル~ヴラド・ツェペシュ
・ヴラド3世(1431 - 1476年)
・通称ドラキュラ公/串刺し公
・15世紀ルーマニアのワラキア公。
・ツェペシュとは、「串刺し」の意で苗字ではなく、串刺し公と言う意味を込めたニックネームである。


・存命時はむしろツェペシュと呼ばれるよりもドラキュラというニックネームの方が多く用いられたのではないかと言われ、本人筆と思われるサインにも「ヴラド・ドラキュラ」と書かれたものが存在する事から、ドラキュラというニックネームは本人も喜んで使用していたと推測される。


・現在では吸血鬼ドラキュラのモデルとして知られる。しかし現在は、ル-マニア独立のために戦った英雄として再評価されている。



●ドラキュラ城
・ドラキュラとは、ドラクルの息子、つまり小竜公とでもいうような意味である。

・現在、ブラン城がドラキュラ城として知られるが、この城は、ツェペシュの祖父にあたるミルチャ公ヴラド1世が14世紀に居城としたもので、ツェペシュ自身は一時期とどまったに過ぎないといわれる。ツェペシュの本拠地と宮殿は、ブカレストの北西ワラキア領内のトゥルゴヴィシュテにあった。




●主なドラキュラ映画
・魔人ドラキュラ(Dracula、1931年)ベラ・ルゴシ


・吸血鬼ドラキュラ(DRACULA、1958年)クリストファー・リー


・ドラキュラ(1992年)(Bram Stoker's Dracula、1992年)ゲイリー・オールドマン


・ヴァン・ヘルシング(VAN HELSING、2004年)リチャード・ロクスバーグ



●クリストファー・リー(1922年5月27日生まれ)
・イギリス、ロンドン生まれの映画俳優。怪奇映画の大スターとして名を馳せ、80歳を超えた今なお現役で活躍する名優である。


・出演作は250本にも上り、世界で最も多くの映画に出演した俳優としてギネスブックに記載されている。ドラキュラ伯爵役が最も有名。


・ハマー・フィルムでは合計8本の作品にドラキュラ役として出演した。


・他には‥2001年『ロード・オブ・ザ・リング』(サルマン役)ほか



●『カーミラ』 (Carmilla)
・アイルランド人作家ジョゼフ・シェリダン・レ・ファニュ(1814 - 1873年)が1872年に著した怪奇小説、およびその作中に登場する女吸血鬼の名前。



●『ドン・ドラキュラ』
・手塚治虫が秋田書店『週刊少年チャンピオン』に連載した漫画。



●『怪物くん』
・藤子不二雄Aによる少年漫画。
・お供はドラキュラ、オオカミ男、フランケン。
・ドラキュラは、口癖が「ざます」で、血液の代わりにトマトジュースを愛飲している。



参考にしたHP
ウィキペディア(Wikipedia)

「海賊」あれこれ

2007年05月27日 | Weblog
●海賊旗(ジョリー・ロジャー)画像右→
「降伏すれば命は保証、抵抗すれば皆殺し」の印である海賊旗(ジョリー・ロジャー)は18世紀になってから使われだしたものである。



●ヴァイキング
・ノルマン人の事で、8世紀から12世紀にかけて、ヨーロッパの各地を侵略し、席巻した。一部はスコットランドや北イングランドに入植した。



●倭寇
・14世紀、16世紀の二度の波に分かれて中国・朝鮮の沿岸を襲い、それぞれ前期倭寇、後期倭寇という。実際には、前期の倭寇には反乱高麗人が、後期倭寇には中国人が多数含まれていた。



●海賊衆(水軍)
・中世日本で活動した、交易を行う傍ら船舶や村への略奪、あるいは逆に金銭を取って船舶航行の警護を組織的に行った沿岸の国人、土豪の事を海賊と呼んだ。


・村上水軍(瀬戸内)・九鬼水軍(志摩半島)・安東水軍(十三湊)・塩飽水軍(塩飽諸島・播磨灘)・熊野水軍(鳥羽・熊野灘)・駿河水軍(清水・遠州灘) ・淡路水軍(洲本・紀淡海峡) ・五島水軍(江川・玄界灘) ・豊後水軍(一尺屋・豊後水道)・坊津水軍(坊津・大隅海峡) など



●ゼーゴイセン
・オランダのプロテスタント(カルヴァン派)の事。オランダ独立戦争の初期に海賊として、スペインやカトリック勢力と戦った。



●私掠船
・大航海時代から後の西ヨーロッパで、諸国が海軍力を補うために、民間船に私掠勅許状を与え、敵国の艦船を拿捕することを許して海賊行為を奨励した。このような公認の海賊としてはイギリスのフランシス・ドレーク提督や、フランスのコルセール海賊たちが有名である。



●バルバリア海賊
・バルバリア海岸と呼ばれた北アフリカのアルジェリア、チュニジアの沿岸部を根拠地として海賊行為を行ったイスラム教徒の船乗りの総称。オスマン帝国の保護を受けており、私掠船の一種ともいえる。



●バッカニア(カリブの海賊)
・17世紀から18世紀にかけてカリブ海のスペイン領を中心に荒らしまわった海賊で、その名は西インド諸島の原住民が作る日干し肉(buccaning)を航海食として利用したことに由来する。


・主にイギリス・フランス・オランダなどからの逃亡者やスペイン入植者に追われた先住民が海賊となったもの。


・無法者ながら「女性や子どもの捕虜には乱暴しない」など独自の掟を持ち、また封建制が普通だった時代に稀有な平等主義・民主主義者であったことから、襲われた船員が転向するケースもあったという。


・多くの海賊が、トルトゥーガ島を本拠地とした。この種の海賊としては、後に「サー」の称号を得たヘンリー・モーガンや残虐行為で名を馳せたフランソワ・ロロネーなど多岐に渡る。


【有名な海賊】
●アルビダ(海賊となったスカンディナヴィア王女)
・歴史上(5世紀頃)、最も古い時期に属す著名な女海賊。バルト海を舞台に活動した。



●アン・ボニー(1697年?‐1720年?)
・18世紀にカリブ海を荒らした海賊ジョン・ラカムの手下の1人である。多くが謎に包まれた人物であるが、女海賊の代名詞とも言われ、多くの伝説を残している。



●ウィリアム・キッド(1645年 - 1701年5月23日)
・グリーノック、スコットランド生まれの私掠船、そして後に海賊船の船長。「キャプテン・キッド」の別名が広く知られている。


・キッドがどこかに財宝を埋めているという説があり、キャプテン・キッドとして彼の活躍は伝説となることになる。複数の作家がキャプテン・キッドを題材に小説を書きあげる。エドガー・アラン・ポーの『黄金虫』やロバート・ルイス・スチーブンソンの『宝島』がそれらの作品の代表作である。ニューヨーク湾に位置するガーディナーズ島で今も財宝探しが行われている。



●王直(おうちょく 生年不詳 - 1559年12月25日)
・中国、明代の貿易商人(海商)で、倭寇の頭目。五峰、老船主と称した。


・1540年には日本の五島に来住し、1542年に松浦隆信に招かれて平戸に移った。そして1553年に烈港が再び明軍によって攻撃されると王直は活動拠点を五島や平戸に移したとされている。


・1543年(天文12年)ともされる日本への鉄砲伝来にも関っていたとも言われる。



●黒髭(1680年? - 1718年11月22日)
・1716年から1718年にかけてカリブ海を荒らしまわった、イギリス生まれの海賊である。名前は、エドワード・ティーチ?


・黒髭は船を襲う時は、何振りもの剣とナイフ、数丁のピストルを身につけて現れ、あだ名となった豊かな黒髭に麻の切れ端や火をつけた導火線を編みこんでいた。この余りに印象的な黒髭の姿が、後の小説や劇、映画などに登場する海賊の姿の元になった。


・1996年にノースカロライナ州ビューフォートの近くで彼の乗船が発見され、観光名所となっている。


・東京ディズニーランドにあるアトラクション「カリブの海賊」のガリオン船に乗った船長は、ティーチがモデルである。



●ジョン・ラカム(?‐1720年)
・1718年から1720年にかけてカリブ海を荒らした海賊船長の一人である。


・ジョン・ラカムの海賊旗デザインは数多い海賊旗デザインの中でもとりわけ特徴的なためか創作作品にもよく登場する。ハリウッド映画でも度々使用され、1995年の『カットスロートアイランド』や、2003年に大ヒットした『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』でも海賊船ブラック・パールが掲げる旗として登場している。



●ハイレディン・バルバロッサ(赤髯)(1475年 – 1546年)
・「バルバロス(赤髯、またはバルバリアの王の意)」と呼ばれ、ヨーロッパ人からおそれられた大海賊。


・当初はアルジェを拠点に北アフリカ海岸で活動する海賊を率いていたが、1533年、艦船や人員丸ごとすべてオスマン帝国に帰順した。帰順後、スレイマン1世からオスマン水軍の司令官職であるカプダン・パシャに任じられ、1538年のスペインとのプレヴェザ海戦の勝利を導いた。



●バーソロミュー・ロバーツ(1682年‐1722年2月10日)
・その生涯において合計400隻・5千万ポンドに及ぶ船舶を略奪したと言われ、18世紀前半までのいわゆる「大海賊時代」最後にして最大の海賊とされる。



●フランシス・ドレーク(1543年? - 1596年1月28日)
・南イングランド生まれのイギリスの海賊、私掠船船長、海軍提督。「エル・ドラコ(ドラゴン=悪魔の権化)」(もしくはエル・ドラゴ)の異名で知られる。



●フランソワ・ロロネー(1635年‐1667年)
・1660年代に活躍したカリブ海の海賊。フランスのレ・サーブル・ドロンヌで生まれたという。ヨーロッパ人に「ロロネーに会う位なら死んだ方がマシ」とまで言われたという。



●ヘンリー・モーガン(1635年 - 1688年8月25日)
・17世紀にカリブ海で活躍したイギリス出身の海賊である。彼は、海賊を引退した後、ジャマイカ島代理総督などの、国家の役職につき、海賊を取り締まる立場になった。なお、モーガンの生涯は、作家ジョン・スタインベックが『黄金の盃』に、ジョン・エスケメリングが『カリブの海賊』に書いている。



●メアリ・リード(17世紀末-1720年)
・18世紀カリブ海を荒らしていた海賊ジョン・ラカムの手下の1人である。


・同じくラカムの手下であったアン・ボニーとともに、伝説的な女海賊として知られる。



●キャプテン・キッドの埋宝(鹿児島県・南西諸島の宝島/沖縄県・西表島)
・ことの起こりは昭和12年「日本東京・日本領事館」宛で「コネチカット州サウシントン市米国探偵家秘密情報員」から届いた一通の郵便であった。
「この地図は1700年頃キッド自身が書き残した記録の写し…」で始まる内容は実に荒唐無稽と言うもの。


・そこにはなんと、海賊キッドが東シナ海で稼いだ財宝を南西諸島の宝島に埋めたというのだ。夢のような内容だがこれが新聞報道されるや南の島は空前の宝探しブームにわいた。


・「宝のある場所は、死の谷と名付けられる窪地、活火山から噴出する有毒ガスが常によどんでいる」


・宝島では東側の経ヶ峰が当てはまる、そして鍾乳洞の洞窟もあり絶好の場所。しかし、何度かのブームによる宝探しが行われたが発見したという情報はない。


・キッドが残したという島の地図が西表島にそっくりという根拠で。



参考にしたHP
ウィキペディア(Wikipedia)ほか