Milch's blog

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「刑事」あれこれ

2007年08月30日 | Weblog
●刑事
・日本においては、警察官のうち私服で捜査活動を行う者の俗称。


・日本以外の国の警察にあっては、捜査員を意味する"Detective"が職名もしくは階級である場合もあるが、日本の警察においては、「刑事」という名称は法令上の職名ではない。


・「刑事」は、デカとも俗称される。これは、明治時代、刑事は警察官の制服ではなく角袖の着物を着ていたことから、盗人仲間の間で「かくそで」の倒語で「そでかく」から一部抜き取って「でか」と呼ぶようになったのが、一般に広まったものである。



・日本の「刑事」というのは正式な階級名ではないが、探偵小説や推理漫画などではあたかも階級名であるかのように描写されていることも多い。刑事は巡査と警部補の間の階級、といった描写がよくみられ、それが事実だと誤解している者もいるようである。



●部長刑事
・階級が巡査部長の刑事のことを指し、警察本部刑事部の長である「刑事部長(階級は警視正か警視長)」と混同されがちだが全く異なる。


・実際の警察においては「部長刑事」という呼称は殆どされていない。そもそも刑事という呼称そのものも殆どされていないので巡査部長階級にある刑事も他の課の警察官と同じく普通に「主任・班長」と呼ぶのが一般的である。


・小説やドラマでは警察官が巡査部長や巡査長の“長”から「長さん」という呼び方をする描写が見られるが、これも実際には「長さん」などという呼ばれ方がされることは無い。



●刑事部
・主に刑法犯捜査のため、日本の警察組織と検察庁に置かれる内部組織の一つ。


・警察の場合、警視庁(東京)及び道府県警に置かれる部署で、所轄の警察署には同様の業務を担当する「刑事課」がある。



●刑事部の組織~警視庁の場合
・捜査第一課(殺人、傷害事件などの捜査を扱う)

・捜査第二課(知能犯、贈収賄、選挙違反、紙幣偽造などの金銭犯罪を扱う)

・捜査第三課(窃盗犯、空き巣、ひったくり、忍び込み、盗難などを扱う)

・捜査共助課(全国指名手配担当・他の道府県警との協力事務)

・鑑識課(警察犬の訓練・機動鑑識班・検視・鑑識官の教育など担当)

・第一~第三機動捜査隊(隊本部(庶務係、連絡係)、各班。初動捜査担当。都内各所に分駐所がある)

・科学捜査研究所(通称:科捜研。科学捜査を総合的に推し進める。鑑識課と合同で捜査のバックアップをすることもあるが近年は科捜研独自での科学捜査活動もやっている。プロファイリングや文書鑑定・優秀な科学捜査官を募集したりなど刑事捜査に科学捜査を本格的に導入することが検討されている)

・刑事総務課

・その他に特別捜査本部



●本庁刑事部と所轄署刑事課との関連
・所轄の警察署には同様の業務を担当する「刑事課」があり、担当領分は刑事事件を中心とした刑法犯罪を扱う部門である。 しかし、所轄の刑事課と本庁の刑事部とは職務内容にかなりの違いがある。体裁上、担当領分は同じということになっているが、実際の職務は本庁が重大犯罪、凶悪犯罪、広域犯罪などの重要事件の捜査・取締りを専門に取り扱うのに対して、所轄の刑事課ではそのような重要事件・凶悪事件ばかりを扱っているわけではない。大半は地域的な日常犯罪や、刑事事件といっても傷害や喧嘩、微罪や軽犯罪や窃盗事件が大半で、やっていることは地域課や交番勤務の警察官とあまり大差はない。それに対して本庁のほうは基本的に一定以上の重大犯罪と認知された事件のみを取り扱うので、地域的な犯罪は取り扱わず専ら所轄刑事課の担当となる。代わりにいわゆる重要事件と呼ばれる事件の大半は本庁刑事部で担当することとなっており、広域犯罪や捜査本部設置等はいずれも本庁主導で行うこととなっている。


・いっぽうで所轄の刑事課、地域課、交通課は刑事部の職務を現場最前線で支える役割も担っており、事件発生地点を管轄する警察署の刑事課のほうが本庁の刑事部よりもはるかに土地鑑に詳しい等地域に溶け込んだ職務を行っているので現場最前線での捜査や取り締まり活動は所轄署の刑事課のほうが俄然適している。



●警視庁における刑事部の役職と階級

刑事部長(警視監・警視長)
参事官(警視正)
課長(警視正)
理事官(警視)
管理官(警視)
係長(警部)
係長代理・主任(警部補)
検視官(警視・警部)
機動捜査隊長(警視)
科学捜査研究所長(技官)



●刑事ドラマでは‥

・警視監
神山繁(踊る大捜査線映画版)


・警視正
丹波哲郎(Gメン75)
柳葉敏郎(踊る大捜査線)


・警視
竜雷太(QUIZ)
夏木陽介(Gメン75)
川津祐介(Gメン75)
岡本竜汰(こちら本池上署)
橋爪功(こちら本池上署)副署長
梅宮辰夫(はぐれ刑事純情派)署長


・警部
田村正和(古畑任三郎)
西村雅彦(チーム)
若林豪(Gメン75)
本郷功次郎(特捜最前線)
銭形幸一(ルパン三世)
十津川省三(西村光太郎のシリーズ)
中条静夫(あぶない刑事)
小林稔持(あぶない刑事)
木の実ナナ(あぶない刑事)
成田三樹夫(探偵物語)
松方弘樹(刑事貴族)
石原裕次郎(太陽にほえろ)
渡哲也(太陽にほえろ)
島田順司 (はぐれ刑事純情派)
渡瀬恒彦(京都鴨川東署迷宮科・おみやさん)


・警部補
原田大二郎(Gメン75)
夏木マリ(Gメン75)
江波杏子(Gメン75)
藤岡弘(特捜最前線)
大滝秀治(特捜最前線)
西田敏行(特捜最前線)
三ツ木清隆(特捜最前線)
藤竜也(太陽にほえろ)
露口茂(太陽にほえろ)
もたいまさこ(こちら本池上署)
水野真紀(こちら本池上署)
ユースケ・サンタマリア(踊る大捜査線 研修が終わってからから係長 映画2では警視庁警視に)


・巡査部長
織田裕二(踊る大捜査線)
深津絵里(踊る大捜査線)
遠山俊也(踊る大捜査線)
甲本雅裕(踊る大捜査線)
下川辰平(太陽にほえろ)
地井武男(刑事貴族)
佐藤B作(こちら本池上署)
田口浩正(こちら本池上署)
城島茂(はぐれ刑事純情派)
加藤茶(はぐれ刑事純情派)
藤田まこと(はぐれ刑事純情派)
ケイン・コスギ(はぐれ刑事純情派)
長嶋一茂(逮捕しちゃうぞ)


・巡査/巡査長
いかりや長介(巡査長 踊る大捜査線)
水野美紀(巡査部長へ 踊る大捜査線)
舘ひろし(あぶない刑事)
柴田恭兵(あぶない刑事)
仲村トオル(あぶない刑事)
西村雅彦(古畑任三郎)
石井正則(古畑任三郎)
小林隆(古畑任三郎)
小野寺昭(太陽にほえろ)
萩原健一(太陽にほえろ)
松田優作(太陽にほえろ)
関根恵子(太陽にほえろ)
勝野洋(太陽にほえろ)
宮内淳(太陽にほえろ)
沖雅也(太陽にほえろ)
木之元亮(太陽にほえろ)
山下真司(太陽にほえろ)
神田正輝(太陽にほえろ)
渡辺徹(太陽にほえろ)
三田村邦彦(太陽にほえろ)
世良公則(太陽にほえろ)
長谷直美(太陽にほえろ)
又野誠治(太陽にほえろ)
澤村誠(太陽にほえろ)
石原良純(太陽にほえろ)
金田賢一(太陽にほえろ)
西山浩司(太陽にほえろ)
水谷豊(刑事貴族)
宍戸開(刑事貴族)
寺脇康文(刑事貴族)
高樹沙耶(刑事貴族)
鳥越マリ(刑事貴族)
明石家さんま(空から降る一億の星)
金子賢(こちら本池上署)
岡本麗(はぐれ刑事純情派)
ぼんちおさむ(はぐれ刑事純情派)



●刑事コロンボ
・ロサンゼルス市警察殺人課の刑事。
・階級は日本語版では警部、原語ではlieutenant(通常は警部補と訳される)



●刑事ドラマはどこまで本当?~北海道警察のHPより

Q 女性の刑事はいますか?どんな仕事をしているの?

・北海道警察では、警察本部、方面本部、警察署に多くの女性刑事がいます。女性刑事は、男性刑事と同じように事件の捜査に従事するほか、女性の特性をいかして、性犯罪被害者からの事情聴取などを担当しています。また、犯罪現場に残された犯人の指紋や足跡を採取する鑑識の分野にも配置され活躍しています。



Q 刑事は、普段どんな服装をしているの?どんなものを身につけているの?

・刑事は、人と接する仕事が多いので、普段は背広を着ていますが、火災現場などで出火原因を調べるときは作業服を着て長靴を履くなど、そのときどきで仕事の内容に応じた服装をします。
また、身につけている物についても、警察官であることを証明する警察手帳や筆記用具のほか、暴力団員を逮捕する時などは、警棒、けん銃、防弾チョッキなどその仕事に必要な物を身につけています。



Q 刑事は普通のおまわりさんとはちがうの?どうすれば刑事になれるの?

・刑事も交番のおまわりさんも同じ警察官ですが、刑事は犯罪の捜査を専門に行い、交番のおまわりさんは犯罪の捜査も行いますが、制服を着て地域のパトロールや交通の取締まり、住民からの相談の受理などの仕事をするという点で違っています。
刑事になるためには、まず本人が刑事を希望していること、次に刑事として必要な適性などについての部内試験を受け、これに合格することが必要となっています。



Q 映画やテレビドラマで見る刑事の仕事はどこまで本当?

・現実の事件の捜査でも、犯罪が行われた現場を観察して犯人の手がかりを見つけたり、情報を求めての聞き込みや容疑者の尾行・張り込みなどをしたりすることがあり、映画やテレビドラマと同じような場面があります。 
しかし現実の捜査では、テレビドラマのように、むやみにけん銃を撃ったり、犯人と殴り合いをすることはありません。
また映画やテレビドラマでは、とても短い時間で事件を解決していますが、現実はそう簡単ではなく、刑事の粘り強い捜査が必要で、解決までに長い時間がかかることも少なくありません。



参考にしたHP
http://www.geocities.jp/living_with_plasma/keisatsu.html
http://www.police.pref.hokkaido.jp/qa/keisatsu/keisatsu.html#yaku
ウィキペディア(Wikipedia)ほか

「虹」あれこれ

2007年08月27日 | Weblog
●各国語で‥
英語 rainbow レインボウ 「雨の弓」

オランダ regenboog- レ-ゲンボ-ク

ドイツ Regenbogen レ-ゲンボ-ゲン

スエ-デン regenbage レ-ゲンバ-ゲ

デンマ-ク regnbue レグンブエ

ノルウエー regnbue レグンブエ

アイスランド regnbogi レグンボ-ギ

フランス arc-en-ciel アクアンシェル 「空に掛かるアーチ」

スペイン arco iris アルコイリス

ポルトガル arco iris アルコイリス

イタリア arcobaleno アルコバレノ

ルーマニア curcubeu チュルチュべウ

ロシア raduga ラドガ

チェコ duha ドーハ

ユ-ゴ duga ド-ガ

ブルガリア duga ド-ガ

フインランド sateenkaari サテエンカアリ

インドネシア pelangi

中国 彩虹  

韓国 명사



●中国語では‥
・もともと竜の一種と見なして、虫偏の漢字を用いることが多い。
「龍虹」(広東省増城市)
「鑊耳龍」‥広東鍋の取っ手の龍(広東省台山市)
‥と呼ぶ地域もある。



●日本語の方言には、
鍋づる(新潟県佐渡、愛知県など)
地獄のお釜のつる(富山県射水市)
太鼓橋(大分県)
立ちもん(長崎県南高来郡)‥など



●虹の色数
日本 七色‥赤、橙、黄、緑、青、藍、紫
イギリス・フランス 六色‥赤、橙、黄、緑、青、紫(学術的には藍を加えて七色)
ドイツ 五色
スウェーデン 六色 赤、黄、青、緑、桃、藍

日本でも古くは五色
沖縄地方では二色(赤、黒または赤、青)とされていた。
なお現代でもかつての沖縄のように明、暗の2色として捉える民族は多い。


・七色の憶え方‥「せきとうおうりょくせいらんし」



●日本や西欧で七色とされることが多いのは何故なのでしょう?

・イギリスの科学者・ニュートンが太陽光をプリズムで虹色の帯に分解したとき、聖数七(音階など)にちなんで それを七色に数えた、ということが始まりのようです。このために、イギリスやアメリカの学術分野では虹を七色と定義するようになり、そして日本でも恐らくはそれを受けて、明治八年発行の教科書『小学色図解』で「太陽の光は七色」と書かれたことから、虹を七色とする認識が一般に広まった、のだとか。



●月の虹~夜の虹
・太陽の光だけでなく、月の光でも虹が見えることがあります。これを、月光虹とか月虹(ムーンボー・げっこう)とかいいます。月の光は太陽に較べて遙かに弱いので、虹自体もとても暗く、色を見分けるのが困難なことが多いようです。満月に近い月がちょうどよい位置にあるときは、少なくとも二、三色は見分けることができます。


・月虹がよく観測されるハワイ諸島のマウイ島では、これを見た者には「幸せが訪れる」「先祖の霊が橋を渡り祝福を与えに訪れる」と言われている。



●2本の虹
・主虹(しゅこう、しゅにじ)と呼ばれるはっきりとした虹の外側に、副虹(ふくこう、ふくにじ)と呼ばれる薄っすらとした虹が見られることがある。主虹は赤が一番外側で紫が内側という構造をとるが、副虹は逆に赤が内側、紫が外側となる。


・古代中国では主虹は、「虹」(こう)とよばれ、空に横たわる竜の一種とされていた。またこれは雄とされ、対する副虹は雌であり「霓」(げい)と書かれた。



●白虹(はっこう)
・白色に見えるにじ。霧やぬか雨などのときみられる。霧の時に見える白虹は水滴の大きさが小さいために白色になるものである。



●丸い虹
・ある民放番組で、人工的に丸い虹をつくる実験が成功しました。



●地名・ことわざ・伝承 など
・虹の入江(にじのいりえ)
月の「雨の海」にあるクレーターの跡。半円形の虹の形をしている。ウサギの胸の辺りに見える。



・朝出る虹‥太陽が東の空にあるので、朝の虹は西の空に出る。西の空に雨雲があることになり、朝虹は天気が悪くなる前兆とされる。



・虹橋(こうきょう)
にじの橋。にじを橋に見たてた語。また、美しい橋をにじに見たてた語



・大旱の雲霓(うんげい)を望むがごとし 孟子(梁恵王下)より
「霓」は虹(にじ)の意 ひでりに雨の前兆である雲や虹を待ちこがれる。物事の到来を待ちこがれることのたとえ。



・虹鱒(にじます)
サケ目の魚。全長約40センチメートル。体形はサケに似る。背は緑褐色の地に多数の黒点が散在し、腹は銀白色。体側に一本の淡紅色の縦帯が走る。食用。釣りの対象魚。カリフォルニア原産だが各地で養殖。降海型もあり、全長1mにも達する。



・虹ヶ浜(にじがはま)
山口県南東部、光(ひかり)市の島田(しまた)川河口西側の砂浜海岸。周防灘(すおうなだ)に面して弓状に約2キロ延び、西方に笠戸(かさど)島、河口沖合いに水無瀬(みなせ)島を望む。虹の松原で知られる美しい松林が続く景勝地。



・虹の松原(にじのまつばら)
佐賀県北部、唐津湾沿いに連なる松原。虹のような弧状をなす。



・夕方に立つ虹 夕虹は晴天の続く前兆である。



・RAINBOW 【名】 日独伊機軸、日独伊同盟 ◆第二次世界大戦時での米軍コード名



・レインボーブリッジ
東京都港区の芝浦と台場を結ぶ吊り橋。1987年着工、1993年竣工、同年8月26日開通。橋長798m。俗にRBとも呼ばれる。同名の橋はアメリカ・カナダ国境ほか、幾つかあります。



・日本に伝わる物の中には、「虹の足元には宝が埋まっている」などがある。似たような伝承は欧米でも聞かれる。「虹の根元には金の壷がある」など。



参考にしたHP
http://www.geocities.jp/rainbowmuseum/
http://www.asahi-net.or.jp/~cg1y-aytk/ao/rainbow.html
ウィキペディア(Wikipedia)

「日本の真ん中」あれこれ

2007年08月26日 | Weblog
●日本のへそ~兵庫県西脇市
・兵庫県西脇市は、市の中央に東経135度・北緯35度の交差点があり、ここが日本の中心地点に当たることから、「日本のへそ」のまちとしてPRしています。


・へその起源は大正時代までさかのぼります。大正12年に、旧陸軍参謀本部陸地測量部の計測に基づき、「交差点標柱」が建立されました。へそ地点周辺には、「日本へそ公園」が整備されています。



●日本のへそ~韮崎市(にらさきし)山梨県の北部に位置する市
・韮崎市大草公民館には「日本のへそ」看板があります。



●日本の中央・山梨県の真ん中~山梨県石和町(現笛吹市)



●日本のへそ~長野県松本市



●日本列島の中心~栃木県田沼町(現・佐野市)



●日本列島の中心~千葉県銚子市



●日本の人口重心~岐阜県関市
・日本の人口重心は、国勢調査の結果に基づいて総務省統計局から発表されている。2000年までの算出方法は、市区町村内の全ての人が市区町村役場にいるものと仮定して計算されていた。2005年以降は、「市町村合併の進展を踏まえ、より精緻に算出する観点から、基本単位区の図形中心点にその基本単位区の人口が集まっているものと仮定し」た方法により計算される。

・1995年国勢調査 岐阜県郡上郡美並村(現郡上市)

・2000年国勢調査 岐阜県武儀郡武儀町(現関市)の北西部(北緯35度36分42秒、東経136度58分56秒) 上記95年国勢調査でのから1390m、東南東に移動。

・2005年国勢調査 岐阜県関市北部(北緯35度36分20秒、東経137度00分27秒) 上記00年国勢調査から2100m、東南東に移動。


・日本の人口重心は、調査開始以来一貫して東の方向へ移動している。これは、人口が東京を中心とした東日本へと集中していることを示している。このように、人口重心は人口分布の変化を知る手掛かりとなる。



●人口の中央値中心~長野県飯田市
・緯度と経度のそれぞれについて、人口を二等分する線を考える。このとき、緯度線と経度線が交わる位置を、中央値中心という。日本の中央値中心は、2005年現在、長野県南部の飯田市付近となっている。



●日本列島真ん中の碑~石川県珠洲市禄剛崎(ろっこうさき))
・能登半島の最先端のここには、「日本列島のまん中の碑」というのがあります。ここは国土地理院が認定した、日本の国土の重心です。本当の国土の重心点は、禄号崎沖の日本海なのですが、陸上でもっとも近いこの地が、重心点に認定されているわけです。



●日本中心の標~長野県辰野町鶴ヶ峰
・長野県の中央、諏訪湖の南西のこの町は、本州の中心という位置づけとなっています。


・東経137°59′36″、北緯36°00′47″
標高1277m、本州のほぼ中心に位置するこの地に「日本中心の標」があります。



●日本のまんなかのまち~群馬県渋川市
・東経 139°00′北緯36°29′に位置する渋川市は、日本列島のほぼ中央に位置しているということで、独断で、1983年に「日本のまんなか緑の渋川」をキャッチフレーズに決定し、また、翌84年には、「日本のまんなかへそのまち」を全国に向けて宣言しています。


・へそ祭り(7月第4金曜・土曜日)



●にっぽんど真ん中祭り~名古屋
・略称:どまつり



●日本国内で最も海から遠い地点~長野県佐久市(合併前の南佐久郡臼田町)内の山中
・北緯36度10分25秒・東経138度35分1秒



●子午線(東経135度)のまち~兵庫県明石市
・明石はあくまで日本標準子午線上の自治体の一つであるが、1910年、日本最初の子午線標識が建立され、明石が「子午線のまち」として定着している。



●五街道の基点~江戸・日本橋
・現在は「日本国道路元標」



●北海道のへそ~富良野市



●北海道の重心地(碑) 北海道新得町



●東京のへそ~「大宮八幡宮」(看板) 東京都杉並区



●東京都の中心(重心)~「富士本90度児童遊園」(看板)
・東京都国分寺市



●四国のへそ~徳島県池田町(現・三好市)
・阿波池田駅出て右、線路沿いの公園は「へそっ子公園」


 
●四国のへそ~高知県土佐町



●九州のへそ~熊本市蘇陽町(現・上益城郡山都町)



参考にしたHP
http://www.city.nishiwaki.hyogo.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1127798828656&SiteID=0
http://www.stat.go.jp/data/kokusei/topics/topics22.htm
http://miraikoro.3.pro.tok2.com/study/mekarauroko/Center_of_Japan.htm
http://www.city.nishiwaki.hyogo.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1127205638996&SiteID=0
http://light.wing2.jp/yamao/chirinome/14.htm
http://hesomura.hp.infoseek.co.jp/heso.htm
ウィキペディア(Wikipedia)ほか



●ここからは別の話題
○「骨占い」 簡単にできます。

↓ココからどうぞ。
ココ



○「あなたの価値決定会議」 簡単にできます。

↓ココからどうぞ。
ココ



○「経県」 簡単にできます。

↓ココからどうぞ。
ココ

「日本の妖怪」あれこれ

2007年08月23日 | Weblog
●青女房(あおにょうぼう)
・貴人に仕える若い女性のことを指すが、そうした青女房の生霊が、妖怪でいうところの青女房とされている。


・鳥山石燕の『画図百鬼夜行』によれば、眉毛がぼうぼうに伸び、お歯黒を黒々と付けた女の姿で描かれており、荒れ果てた古御所で、誰かが訪ねて来るのに備えて常に化粧をしているという。



●赤い紙、青い紙(あかいかみ、あおいかみ)
・学校の怪談のひとつで、都市伝説である。



●垢嘗(あかなめ)
・風呂桶や風呂にたまった垢を嘗め喰うとされる妖怪である。



●足長手長(あしながてなが)
・1種のみの妖怪ではなく、足長人(あしながじん)と手長人(てながじん)の2種の総称である。江戸時代の百科事典『和漢三才図会』によれば、九州に生息するとされる。



●油すまし
・全身に蓑を羽織り、油の入った瓶を持った老人の格好をしており、草陰から突如出現し、通行人を驚かせる。近年天草諸島で「油すましどんの墓」が見つかり、油絞りの職人がまつられて神になったものが、時を経て妖怪に変じたようだ。



●天の邪鬼(あまのじゃく、あまんじゃく)
・人に悪戯をしかけるひねくれ者の子鬼というのが一般的であるが、一方、仏教では人間の邪心を表している子鬼であり、四天王に踏みつけられている像は有名。



●雨女(あめおんな)
・雨を呼ぶ妖怪。及び、雨を呼ぶかのように思える女性をこう呼ぶ。



●隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)
・伊予国(現・愛媛県)に伝わる化け狸の総大将。刑部狸(ぎょうぶだぬき)ともいう。日本三大狸話の一つに数えられる『松山騒動八百八狸物語』で知られる。



●一反木綿 出身地:鹿児島県
・飛ぶことができない鬼太郎を乗せている印象が強い一反木綿であるが、遠方への移動はもちろんのこと、飛行能力を持っている妖怪や巨大妖怪との戦闘などでは、


・単独でも、鬼太郎を乗せても八面六臂の大活躍をする。
その能力は、相手の顔に巻きついて窒息させたり、身体に巻きつき、動きを封じたりできる他、身体を鋭い刃物ように変化させ、相手を切断する「もめん切り」という技も持っている。


・ただ、身体が布であるせいか、ピンチにおちいることも多々あり、敵の攻撃で燃やされたり、切られたりしてしまうのは日常茶飯事で、時には木にはりつけにされてしまったり、最悪の事態としては、ふんどしにされてしまったこともある。しかし、その生命力はとても強く、バラバラに切り刻まれた身体も水を吸収すると元に戻すこともできる。


・そんな一反木綿であるが、伝承で伝えられている本来の姿は、見た目のひ弱さとはうらはらに、ひらひらと飛び回っては、夜道を歩く人の首に巻きついて、息の根を止めてしまうという。



●海坊主
・海に住む妖怪。海の怪異。「海法師(うみほうし)」「海入道(うみにゅうどう)」と呼ばれるものも含まれる。


・海に出没し、多くは夜間に現れ、それまでは穏やかだった海面が突然盛り上がり黒い坊主頭の巨大なものが現れて、船を破壊するとされる。かなり巨大なものもあるとされるが、比較的小さなものもいると伝えられることもある。



●大天狗(おおてんぐ、だいてんぐ)
・より強力な神通力を持つとされる天狗。天狗の中でも特に高い鼻を持つため鼻高天狗とも呼ばれる。


・修験者の中でも驕り高ぶった者が死後大天狗になるといわれ、そのため他の天狗に比べ強大な力を持つという。山伏装束に高下駄という出で立ちをしており、手にした葉団扇によって強力な颶風を起こすことができるといわれる。



●大入道(おおにゅうどう)
・名称は大きな僧の意味だが、地方によって姿は実体の不明瞭な影のようであったり、僧ではなく単に巨人であったり、様々な伝承がある。また大きさも人間より少し大きい2メートルほどのものから、山のように巨大なものもある。


・人を脅かしたり、見た者は病気になってしまうとする伝承が多い。狐や狸が化けたものとする説もあるが、多くは正体不明とされている。



●河童
・両生類と推測される。河太郎(かわたろう)ともいう。ほぼ日本全国で伝承され、その呼び名や形状も各地方によって異なる。仲間に「せこ」などがいる。


・特に悪い事はしない生物として描かれる場合もあるが、多くは水辺を通りかかったり、泳いだりしている人を水中に引き込み、溺れさせたり、「尻子玉」を抜く等の悪事を働く。



●傘化け 出身地:不明
・昔から妖怪映画などにも登場しては、主役級の活躍をするくらいポピュラーな妖怪である。鬼太郎の物語の中では、敵としても味方としても登場している傘化けであるが、敵として登場した時、その見た目とはうらはらにかなり強力な妖術を多数有しており、鬼太郎を苦戦させた。


・身体を回転させた攻撃や催眠攻撃をはじめ、一つ目から発せられる熱線はあらゆるものを燃やしてしまうという恐ろしい術も持っている。


・鬼太郎にしても毛針や指鉄砲など、全く歯が立たず、大事なチャンチャンコを無理矢理貸すはめになってしまう。


・しかし、実際の傘化けといえば、暗い夜道などに現れては、人を驚かす程度の妖怪とされているが、古くは妖怪画家として有名な鳥山石燕の「百鬼夜行」に登場しており、長い年月を経て古くなった傘が霊力を得て妖怪化したものだと考えられている。このように霊力を得た器物妖怪の例は他にもあり、「化ぞうり」や「釜鳴」などもその類のものである。



●烏天狗、鴉天狗(からすてんぐ)
・大天狗と同じく山伏装束で、烏のような嘴をした顔、黒い羽毛に覆われた体を持ち、自在に飛翔することが可能だとされる伝説上の生物。小天狗とも呼ばれる。




●鬼太郎 出身地:不明
・人類が誕生する以前より地上に暮らしていた幽霊族。その幽霊族最後の生き残りの少年が鬼太郎である。

・誕生日:2月30日 身長:約130cm 体重:約30kg



●九尾の狐(きゅうびのきつね)
・9本の尻尾をもつ妖狐。つまり、狐の妖怪である。


・「玉藻前」すなわち白面金毛九尾の狐に関する伝説が江戸時代に歌舞伎などの娯楽の題材としてよく採り上げられ広まった。



●口裂け女
・1979年の春から夏にかけて日本で広まった都市伝説。



●子泣き爺 出身地:徳島県
・砂かけ婆とは、世界旅行に一緒にいこうとするほど気が合い、往々にして一緒にいることが多い子泣き爺だが、砂かけ婆とは正反対にとてものん気な性格で、だれとでもうまく付き合っていけるようだ。


・また、美人が絡んでいる事件の時は、がぜん張り切りだすという助平な一面も持ち合わせており、ことあるごとに砂かけ婆にどやされている。


・そんな子泣き爺であるが、世間一般で知られているように全身を石に変えるという能力を持っており、相手にしがみつくことで、動きを封じたり、押しつぶしたりすることができる。また、この能力は攻撃のみならず、相手の攻撃を防ぐという防御機能も兼ね備えているのだ。


・本来の子泣き爺は、人の寄り付かない深山などに現れる赤ん坊の体にお爺さんの顔を持つ妖怪で、「オギャー、オギャー」と泣きじゃくる赤ん坊になりすまし、心配して抱きかかえた人にしがみついては、体重を重くさせ、その人の命をも奪ってしまう恐ろしい妖怪でもある。子泣き爺は「ごぎゃ泣き」ともいわれ、四国の山間部では、このように赤ん坊の声で泣く妖怪の伝承が多く伝わっている。



●コロポックル(koropokkur)
・アイヌの伝承に登場する小人である。アイヌ語で、一般的には「蕗の葉の下の人」という意味であると解される。



●砂かけ婆 出身地:奈良県を中心とした近畿地方
・砂を武器として投げつけることで、相手の視力を奪い、戦力を低下させる。
その砂は体内にある砂管を通って、指先から出される。また、壷の底をたたくことで機関銃のように砂を吹き出す「砂太鼓の壷」という壷も所有しているが、この壷は家宝となっており、滅多なことでは使用しないらしい。


・砂かけ婆の性格はいたって短気で、鬼太郎の仲間達の中では一番攻撃的であるが、年の功ということもあり、状況判断能力にも長けていたり、ケガをした仲間の手当てや診断を行うなど、医学的な知識も備えている。


・その他にも仲間の妖怪たちを住まわせる「妖怪アパート」の経営をするといった一面もある。子泣き爺とは年長同士ということもあり、行動を共にしていることが多い。


・実際の砂かけ婆は奈良県の人気のない竹やぶなどに出没し、そこを通る者に砂をふりかけるといったいたずらをする。しかし、その姿を見た者はいない。



●座敷童子(ざしきわらし)
・主に岩手県に伝えられる精霊的な存在。岩手県の金田一温泉「緑風荘」の座敷童子が有名。



●酒呑童子(しゅてんどうじ)
・丹波国の大江山、または近江国の伊吹山に住んでいたとされる鬼の頭領(盗賊であったとも)である。顔は薄赤く、髪は短くて乱れ、背丈が6m以上で角が5本、目が15個もあったといわれる。彼が本拠とした大江山では龍宮のような御殿に棲み、数多くの鬼達を部下にしていたという。



●人面犬
・都市伝説に登場する人間の顔を持ち言葉を喋る犬である。1989年から1990年にかけて、小学生や中学生の間で雑誌・テレビ等のマスメディアを介して、人面犬の噂は広まった。



●ダイダラボッチ
・日本の各地で伝承される伝説の巨人。日本各地にはダイダラボッチという巨人に関する伝説が存在するが、東日本と西日本では異なる内容の伝説となっている。


・東日本では、主に関東一円を中心に『常陸国風土記』に登場する「ダイタボウ」を主にダイダラボッチと呼び、近畿地方では三重県、奈良県、和歌山県に跨る伝説中に登場する踏鞴法師をダイダラボッチと呼んでいる。 また、四国地方にも関東同様の伝説が伝わっている。


・別名に、でいだらぼっち、だいらんぼう、でいらんぼう、だいらぼう、だだぼう等。



●トイレの花子さん
・学校のトイレに住んでいると言われるオバケ。一種の都市伝説である。



●ぬりかべ 出身地:福岡県
・寡黙な壁の妖怪であるぬりかべであるが、時には果敢に敵に立ち向かい、時には、その名の通り“鉄壁”となって、仲間を守るという心強い味方である。


・ぬりかべは、敵を自分の身体に塗りこめてしまう能力を持っており、塗りこめられた敵は二度と外には出られないようだ。また、ぬりかべは身体に液体を貯めることができ、その液体を放出することで、敵にダメージを与えることもしばしばある。


・しかしながら、その鉄壁の防御もそれを上回る攻撃を受け、巨体に穴を開けられてしまったこともある。その傷は、砂かけ婆に縫ってもらい大事には至らなかったが、ぬりかべ自体の回復力もさすが妖怪というべきであろう。


・また、身体の大きさは、登場するたびに大きさが変化していることから、伸縮自在なのだと思われる。ところが、空中移動をしなければならない時は、やはり苦労するようで、その被害を被るのは、一反木綿とカラスヘリコプターのカラス達なのである。


・本来のぬりかべは、夜道を歩いている者の前に現れて、行く手を遮る壁となり、前へ進めなくさせてしまうのだが、特に危害を加えるということはなく、棒などで、ぬりかべの足元を払ってやると消えてしまう。



●猫娘 出身地:不明
・見た目は普通の女の子であるが、ひとたびねずみや魚を見ると、目がつりあがり、口は耳元まで裂けた化け猫と化してしまう。


・といっても、やたらと危害を加えるわけではなく、悪さをしようとしている者に対してのみ、飛び掛っていくという正義感。その武器となる鋭い爪と牙は妖怪界でも1、2を争うのではないだろうか。


・ただ、普段から気が強い面はあり、特にねずみ男に対しては圧倒的な強さを誇る。


・原作の初期の頃には、ほとんど登場することがなく、しかも、現在の猫娘とは別人かのような描かれ方をしているのだが、後期になると、鬼太郎ファミリー・ゲゲゲの森の住人として定着しており、鬼太郎に対しては、淡い恋心(?)のようなものまでも抱くようになる。総じて、化け猫にさえならなければとてもチャーミングな女の子である。



●ねずみ男 出身地:不明
・鬼太郎親子とは微妙な距離を保ちつつ、時には仲間となって共に行動し、時には裏切り者となって鬼太郎たちを罠にはめるという自分至上主義者。


・お金に強い執着を持っており、困っている人につけこんでは、鬼太郎紹介の仲介料や妖怪退治料の他、怪しげな宗教をたちあげて信者からお金をだまし取る、といったように次々と新しい商売を考えては、お金を稼ごうとする。しかし、そんなことは鬼太郎に見つかれば許されるはずもなく、ことごく失敗に終わっている。


・また、怪奇愛好家としても知られているねずみ男は、鬼太郎がイカダで海を渡ろうとすれば、タライに乗ってまでも追いかけてきたり、触れてはならない妖怪の封印を勝手に解いてしまったり、と奇怪なものに対しての好奇心は非常に強い。


・そんなねずみ男であるが、実は怪奇大学の不潔学科を卒業しており、なまけ博士という博士号もまで持っている。学科を取得していただけあって、その身体はとても不潔で、衣類、口臭、オナラといった数々の武器を持っており、それらを使って、生命の危機から脱出することもしばしばある。


・唯一苦手なものは猫で、猫娘などは天敵視されている。



●のっぺらぼう
・一般的に外見は普通の人間だが、顔には目も鼻も口もない妖怪のことである。小泉八雲の『怪談』のなかの『むじな』の話が有名である。



●一つ目小僧(ひとつめこぞう)
・額の真ん中に目が一つだけある坊主頭の子供の妖怪。一般にこれといって危害を加えるようなことはなく、突然現れて驚かすという、妖怪の中でも比較的無害な部類に含まれる。



●貧乏神(びんぼうがみ)
・取りついた人間やその家族を貧困にする妖怪。日本だけに伝わる妖怪だと思われがちだが、シベリアの方にもいるとされている。



●豆狸(まめだぬき)
・日本に伝わる狸の妖怪。関西以西に多く棲んでいたという。



●見上入道(みあげにゅうどう)
・日本に伝わる妖怪。「見越し入道」とも呼ばれる。夜の山に突然現れ、見つめていると見る見るうちに大きくなるのでこの名が付いたとされる。なお、そのまま見上入道を見上げ続けて転んでしまった人は最後、死んでしまうといわれている。「見上げ入道、見越した」と唱えると消えるといわれている。



●目玉の親父 出身地:不明
・鬼太郎の父親。現在は、おなじみの目玉だけの姿であるが、もともとは人間と同様の姿をしていた。しかし、不治の病に侵されていた鬼太郎の父親は、その病によって命を落としてしまう。ところが、幽霊族としての生命力の強さなのか、息子を心配するがゆえの愛の力なのか、その遺体から目玉が流れ落ち、その目玉に新たな命が宿り、目玉の親父として蘇った。



●山姥(やまうば、やまんば)
・奥山に棲む老女の怪。山に住み、人を食らうと考えられている。鬼婆(おにばば)、鬼女(きじょ)とも。



●ヤマタノオロチ(八岐大蛇、八俣遠呂智、八俣遠呂知)
・日本神話に登場する伝説の生物。八岐大蛇は、日本書紀での表記。8つの頭と8本の尾を持ち、目はホオズキのように真っ赤で、背中には苔や木が生え、腹は血でただれ、8つの谷、8つの峰にまたがるほど巨大とされている。



●雪女(ゆきおんな)
・ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の『怪談』「雪女」の様に、美しい女性として語られることが多く、雪の性質からはかなさを連想させ、類人猿の姿をしている雪男とは対照的である。



●雪ん子(ゆきんこ)雪童子(ゆどうじ)
・妖怪雪女の子どものことである。風体は幼い子どもである。雪女が若い娘の姿で描かれることもあり、その差別化からか大抵は10歳以下の姿で描かれる。



●ろくろ首(ろくろくび・ろくろっくび)
・日本の妖怪の一種。大別して首が伸びるものと、首が抜け頭部が自由に飛行するものの二種が存在する。



参考にしたHP
http://www.bakebake.com/zukan/zukan.htm
http://shun50.cool.ne.jp/jaguar1.htm
http://www.konami.jp/gs/game/gegege/zukan/index.html
ウィキペディア(Wikipedia)ほか

「かき氷」あれこれ

2007年08月22日 | Weblog
●かき氷(かきごおり、欠き氷)
・氷を細かく砕いてシロップ等をかけた氷菓。日本の夏の風物詩、夏の季語。夏氷とも言う。



・中国語‥「刨冰」(バオビン)
・台湾語‥「剉冰」(ツォーピン)
・アメリカ‥shaved ice(剃り氷)、snow cone(円錐形の雪)



・近似品としては甲子園球場名物となっている「かち割り」がある。



・かき氷を売っている店では、氷旗(白地に赤い文字で「氷」と書かれた幟(のぼり))を掲げていることが多い。



●7月25日~夏氷の日:日本かき氷協会が、かき氷の別名である夏氷の読みであるなつごおりを7, 2, 5と語呂合わせして7月25日を夏氷の日として制定。



●かき氷の歴史
・清少納言の『枕草子』「あてなるもの」の段に、金属製の器に氷を刃物で削った削り氷(けずりひ)に蔓草の一種である甘葛(あまかづら)をかけたとして「削り氷にあまづら入れて、新しき金鋺(かなまり)に入れたる」と記述されている。


・1869年(明治2年)神奈川県横浜にある馬車道で初めての氷水店が開店する。(日本においてアイスクリームを発祥させた店でもある)


・昭和初期に(手回し)氷削機が普及し、一般化する。



●かき氷の種類と呼称~シロップなどによる

・イチゴシロップ:赤色のシロップ


・メロンシロップ:緑色のシロップ


・レモンシロップ:黄色のシロップ


・ブルーハワイ:青色のシロップ


・水(すい):砂糖水(さとうすい)を略して水と言い、砂糖を煮詰めて作る無色のガムシロップをかけたもの。「氷水(こおりすい)」「みぞれ」「せんじ」「甘露(かんろ)」と呼ばれることがある。


・レインボー:いろんな色のシロップをかけた多色のもの。


・カルピスなどの濃縮液:地域によってはそのまま「カルピス」と呼ばれることがある。


・コーヒー:濃く淹れたコーヒー。シロップや加糖練乳とともにかける。


・黒蜜:黒糖を湯で溶かしたもの。台湾のかき氷では一般的。


・加糖練乳:コンデンスミルク、単独でかけるよりもトッピングにされることが多い。


・アイスクリーム:かき氷の上のトッピングとしてアイスクリームを乗せる場合もある。


・かき氷宇治金時


・氷小豆(こおりあずき):水をシロップとしてアズキを載せたもの。


・あかふく氷:伊勢路の夏の風物詩の一つ。かき氷に赤福ならではの餡と餅、抹茶仕立てのシロップをかけたもの。ほうじ茶が添えられる。1961年(昭和36年)7月に三重県の伊勢名物である赤福餅を「赤福アイス」の名称で氷菓として海水浴客に供したのが興りとされる。


・白くま(しろくま):発祥の鹿児島県、および九州でよく見られる名物氷菓。


・白雪(しらゆき):プレーンのかき氷。


・雪くま(ゆきくま):夏の猛暑で知られる埼玉県熊谷市で、町おこしの一環として、地元の水を利用したかき氷を考案し、市内の飲食店でオリジナルかき氷を競作した。


・ハロハロ(Halohalo):フィリピン風の、豆の餡、ナタデココ、アイスクリームなど、豊富な具を乗せたかき氷。Halohaloはタガログ語でごちゃまぜを意味する。


・タッチェー:ベトナムのかき氷。緑豆入り白玉ぜんざいやココナッツ入り白玉ぜんざいがかき氷の上にかかっている。


・シーフードかき氷:台湾には塩味のエビなどシーフードをトッピングしたかき氷を出す店がある。


・みかん氷/パイナップル氷:横浜スタジアムで売られてるかき氷。缶詰みかんもしくは缶詰パイナップルを乗せ、その上に缶詰のシロップをかけただけの、シンプルなもの。


・スムージー(Smoothie):氷、果汁、乳製品をミキサーで砕いて、流動性をもたせたもの。ジュース、果肉、牛乳などを氷らせて材料にする場合もある。


・フラッペ(Frappe):本来はクラッシュドアイスにリキュールなどの酒類を注いだ飲料。日本ではかき氷にシロップをかけたものを指す事が多く、かき氷と同一のものとなっている。和風喫茶や甘味喫茶ではかき氷と呼び、喫茶店やパーラーなどの和洋折衷または洋風の飲食店ではフラッペと呼ぶことが多い。



●かき氷器
・業務用は、古くは鋳物のフレームに大きな手回しハンドルが本体横に付いたものが主流であったが、後に氷を回転させるモーターが剥き出しで取り付けられているものに代わっていき、近年ではモーターを内蔵したスタイルに移行している。併せてキューブアイス用のかき氷器が製造され、粉雪状ではなく細かい氷の粒のかき氷が普及するようになった。現在でも手回し式のものはレトロ調として販売されている。


・家庭用は手回しのものが多く、専用の円筒形の製氷皿で作った氷を用いる。近年では一般的な製氷皿で作るキューブアイスを用いてもかき氷を作ることができる機種がある。主に子供向けとして需要が高いため、安全面から金属製の刃は用いられないことも多い。またペンギンや白熊などの動物を模した形状のものも発売されている。



・氷商が扱う重さ一貫(約3.75キロ)のブロックアイスを「角氷」と言う。



●かき氷を食べて、頭がキ~~~ン
「アイスクリーム頭痛」といいます。
なぜなるか‥説は2つあって‥

1 急に強い刺激が与えられることによる神経の伝達ミス。冷たいという刺激を伝達するときには三叉神経が使われるようですが、そこで間違いが起こってしまうという説です。本来なら「冷たい」という情報だけが伝達されるところを「痛い」という情報も伝えてしまうということです。

2 実際に頭の血管に痛みが生じるためという説。冷たさの強い刺激が引き金となって頭の血管に軽い炎症が起こるというものです。この説はアイスクリーム頭痛が少し時間がたってから起こることをよく説明する説だとされています。



●巨大かき氷
・大津市膳所にある「美富士食堂」さん
1杯に1キロ余りの氷を使うとか‥。



●『トンネルで味が変る!?』~探偵!ナイトスクープ 06/08/11放送
・オレンジ灯の高速道路トンネルの中ではカキ氷のイチゴが緑に変わり、味もメロンになるという発見をした依頼者。松村邦洋探偵が調べたところ、確かに変わった。




参考にしたHP
http://weekly.freeml.com/chousa/kakikori.html
http://sasapanda.net/archives/200509/17_0045.cgi
ウィキペディア(Wikipedia)ほか