Milch's blog

ミルヒーのブログ
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このブログ‥発信オンリーです
10/12renewal

「警察業界用語」あれこれ

2008年04月29日 | Weblog
警察業界用語~あれこれしてみました。

【あ】
・アイキン(相勤)
パトカー乗務時の相棒


・アイチャン
スリ 相手屋師(スリ)の愛称から
用例:アイチャンを逮捕


・アオオニ
青キップ


・アオフダ/青札
青キップ


・アヒル
制服巡査


・洗う
くわしく調べる


・うかんむり
窃盗 「窃」の字形から なお部首は「あなかんむり」


・牛の爪/馬の爪
牛の爪は「割れている」ことから、判明していること。馬の爪は割れていない


・お札
警察手帳、逮捕状、または捜索押収許可状


・お礼参り
出所した人からの復讐


・オミヤ/お宮
迷宮入り
用例:こりゃお宮だな


・オチル/落ちる
自白・自供する
用例:Xが落ちたよ


・オヨガセル/泳がせる
確保せずに監視する



【か】
・ガサ入れ
家宅捜索、強制捜査


・ガサ状
捜査令状


・ガスジュウ/ガス銃
催涙ガス銃


・ガセ
偽の証拠・情報


・完黙
「完全に黙秘する」の略


・鑑識
犯罪捜査で遺留品などの資料を科学的に調べること。警視庁及び各警察本部の刑事部には鑑識課、各警察署の刑事課には鑑識係が設置されている。


・カケイケン/科警研
科学警察研究所


・ガイシャ/害者
被害者
用例:害者の身元は・・・


・キャリア
上級職・国家公務員試験Ⅰ種合格の警察官僚


・聞き込み
犯罪捜査で手掛かりを得るため、方々に聞いて回ること。


・ギャクタン/逆探
逆探知
用例:逆探に失敗する


・キンスジ/金筋
警部以上の幹部


・ケイデン/警電
警察専用電話


・警察学校
警視庁及び各警察本部ごとに設置されている。採用試験に合格した者で、大卒採用で6ヶ月、それ以外の採用(高卒等)で10ヶ月在学する。英語や時事教養等の一般教養と憲法・刑法・刑事訴訟法・柔剣道・逮捕術などの専門教養を修得する。


・警察大学校
警察庁の付属機関。所属長任用予定者、警部昇任者、課長補佐昇任者、国家公務員採用1種試験合格者等の上級幹部に対し必要な知識・技能・指導能力及び管理能力を修得させるための教養を行う。また警察業務に関する研究も行っている。


・警察手帳
警察官が職務上携帯し、その身分を証明する手帳。もしこれを無くせば戒告処分。


・月光仮面
バイクに乗る警察官のこと


・ゲロ
自供・自白


・げそ
足や履き物のこと 「げそ痕(げそこん)」は足跡


・ゲン/言
証言


・ケンシン/建侵
建造物侵入
用例:建侵の現行犯 住宅に侵入すると住居侵入


・ゲンタイ/現逮
現行犯逮捕


・ゲンチャク/現着
現場到着
用例:現着しました


・ゲンニン/現認
現場での現状確認


・コウキ/交機
交通機動隊


・コロッケ
女の殺人犯


・ごんべん
詐欺 「詐」の字のごんべんから


・ゴタ
ケンカ・もめ事
用例:ゴタが起こる


・コウボウ/公妨
・公務執行妨害
用例:公妨の現行犯



【さ】
・サクラダモン/桜田門
警視庁


・桜田商事 本店
警視庁 所在地から。これに対して全国の所轄を「支店」という


・サツカン/察官
警察官


・サンビャク/300
警察官


・さんずい
汚職、特に贈収賄。「汚」の字のさんずいから


・ジドリ/地取り
周辺聞き込み
用例:地取り捜査


・シロ/白
潔白・無実
用例:奴は白だ


・ショクシツ/職質
職務質問
用例:職質を掛ける


・ジラタイ/自邏隊
自動車警邏隊


・準キャリア
警察官の場合、国家公務員2種試験に合格して警察庁に採用された国家公務員の俗称。


・初動捜査/しょどうそうさ
事件が起こった時、その初期に行われる現場中心の捜査。主にその職務は、機動捜査隊・自動車警ら隊・交番など、事件発生時に現場に急行する部署の警察官が行う。


・そうめん
逮捕



【た】
・タカトビ/高飛び
国外逃亡


・タタキ
強盗事件


・タイカク/帯革
拳銃帯革・警棒や拳銃を吊るすベルト


・タレコミ
協力者からの情報


・チャカ
拳銃 オートマチック


・電波
奇怪な事件


・デカ
刑事 明治時代、刑事は警官の制服ではなく角袖の着物を着ていたことから。「かくそで」の倒語「でそくか」の最初と最後を取ってデカと呼ぶようになった。


・デカチョウ/デカ長
巡査部長刑事
用例:デカ長!引っ張りましょう


・デカベヤ/デカ部屋
刑事課室・捜査課室


・テンプラナンバー
偽造ナンバープレート


・特科車両隊/とっかしゃりょうたい
警視庁機動隊の一組織。警視庁機動隊は第一~第九機動隊までの九隊と特科車両隊から成る。特科車両隊は放水車・爆発物処理車・レスキュー車・クレーン車・コマンド車などの多数の特殊車両を保有し、全隊員が各種の運転免許を持ち、溶接・旋盤などの特殊技能の保有者もいる。


・土地勘/とちかん
その土地や周辺に対する知識等をよく知っていること



【な】
・ナガシ/流し
犯人とは関係ないところで行われる犯罪
用例:流しの犯行


・ニホンダテ/二本立
二人組


・人着/にんちゃく
犯人の人相・着衣のこと。



【は】
・ハコ
交番


・ハコ長
交番の班長のこと


・ばんかけ
検問


・ハコシ/箱師
電車専門のスリ


・ハジキ
拳銃


・半落ち
一部自供をしたこと


・フライパン
カツアゲ=恐喝 「カツを揚げる」道具から


・ふみこ
窃盗のこと 刑法235条が窃盗に関わることによる由来


・ホシ
犯人 「犯人の目星」から


・ポリグラフ
脳波・脈拍・血圧・発汗などを同時に記録できる装置で、心の動揺を身体的現象から測定し、診断に役立てるもの。いわゆる「ウソ発見器」のこと。


・ホンショ/本署
所轄署 主に派出所の人間などが使う


・ホンチョウ/本庁
警視庁本部 主に所轄署の人間などが使う
用例:本庁の管理官に会う


・ホンボシ
真犯人


・びろ
サラリーマン 「背広」から



【ま】
・マル害
被害者


・マル被
被疑者。あるいは容疑者・犯人。被を用いると被害者と混同されてしまう恐れがあるため、「マル容」と言うところもある。


・マル暴
暴力団及び暴力団関係者


・マルビ/マルB
暴力団及び暴力団関係者 Bは暴力の頭文字


・マルサ/マル査
国税庁査察部


・マルソウ/マル走
暴走族
用例:国道×号、**にてマル走出現


・面割り
特定個人の確認。多数の中から“面を割り出す”事から



【や】
・ヤサ
家宅


・ヤマ
事件


・ヤッパ
刃物



【ら】
・ラジオ
無銭飲食 ラジオ=無線に掛けた洒落


・立番
交番勤務の際、交番入口に立って監視する勤務のこと


・レンコン
拳銃 特にリボルバー


・レツ
共犯者
用例:レツ、いるかな?



【わ】
・わっぱ
手錠


・割る
自白をとること


参考にさせていただいたHP
http://park2.wakwak.com/~mi-ke/YUA0415.html
http://plaza.rakuten.co.jp/keijikeisatu/9000
http://sumim.no-ip.com:8080/wiki/1167
http://dlife.nobody.jp/yougosyuu.html
ウィキペディア(Wikipedia)

「お寿司屋さん業界用語」あれこれ

2008年04月28日 | Weblog
お寿司屋さん用語‥あれこれしてみました。

【あ】
・アガリ
寿司屋のお茶はおいしいと言われていますが、大半は粉茶で玉露のような本当にうまいお茶は寿司の味には合わないとされています。組み合わせなんですね。
元は花柳界での最後に出されたお茶『上がり花』より。


・アオイソ
紫蘇のこと。青紫蘇という種類の紫蘇が主に使われます。


・アニキ/オトウト
寿司屋で古い寿司を指すときの言葉です。新しい寿司はオトウトと呼ばれます。古いって言っても、ちゃんと食べれるものなのでご心配なく。


・稲荷寿司
稲荷寿司は煮付けた油アゲの中に酢飯を詰めたもの。愛知県の豊川稲荷の門前通りから派生し、全国に広まったとされています。焼いた鰻が重ねられている鰻荷寿司(うなりずし)も同地発。


・エンソ
従業員の食事のこと。まかない食という言葉は有名ですが、この言葉は塩・噌と書き、塩は塩漬け=お漬物、噌=味噌汁から来ています。


・おあいそ
お会計、お勘定、代金のこと


・おまかせ
お寿司屋さんに適当に見繕って、握ってもらうこと


・おこのみ/お好み
好きに注文する 自分が好むままに寿司を注文する


・おとし
はもを湯がいて梅肉で食べる料理


・おどり
車えびを生きているうちに剥き、握りやつまみにすること。また、シロウオなど生きた状態で食す事を「踊り食い」という。


・オテショ
お醤油などを入れる小皿のこと。


・おぼろ
白身の魚などを湯がいたあと鍋で水分が飛ぶまで煎り味付けした物。別名『デンブ』『サクラデンブ』



【か】
・ガリ
甘酢しょうが皮を削る時や、ガリを噛む時にがりがり音がするという所から


・かっぱ
キュウリの細巻き『カッパ巻き』の事。水の妖怪カッパの好物が胡瓜だといわれてるのが由来。


・カタオモイ
「アワビ」のこと。「アワビ」は片側にしか貝殻がない。 つまり、片側が重い。片重い。


・ガレージ
「しゃこ」のこと。「車庫」の駄洒落である。寿司屋に似つかわしくない横文字で、最近出来た符丁だと思われる。


・貫(かん)
「1貫」とは、寿司2つのことです。2つで1貫なんです。元々1貫とされていた大きさは一口で食べるには大きかった為、食べやすいサイズの2つに分割して1貫分を提供するようになったことから、2つで一貫とされてるんです。
なお、巻き寿司の場合は、現在の握り寿司2つの分量程度を一貫と計数し、それぞれは1個、2個と計数します。
今は大体1つを1貫で数えるのが通例。語源は昔すし一つの値段が一貫だったという説が有力。


・ギョク
玉子の(玉)の音読みから


・キル
ネタをお刺身(お造り)にすること。


・キヅ
「カンピョウ」のこと。京都の木津が産地として有名であったため。


・クサ
「海苔」のこと。「浅草海苔」からきている。


・グンカン
シャリを海苔で縦に巻き、ネタを載せた寿司のこと。軍艦巻(ぐんかんまき)。


・ゲタ
足高に板がついている寿司を乗せる板のことです。足がついていない場合は盛り板。カウンターとネタケースの間にある付け台にお寿司を 直にのせるお店もあります。



【さ】
・サビ
ワサビのことです。


・さびぬき/サビ抜き
山葵を使わない 寿司に山葵を加えない。


・シャリ
すし飯お釈迦様の骨は白く細かいと言われていてそれを仏舎利という所から来ている

・シメ
最後、終わりに、という意味で」「シメにカッパ巻を巻いて」などと使う


・陣笠(しんがさ)
太巻きやちらし寿司に使う「シイタケ」のこと。時代劇などに出てくる鉄砲隊が被る陣笠に似ているところからだそうです。


・寿司の日‥11月1日
1961年に全国すし商環境衛生同業組合連合会が制定しました。この日は、新米が出回る季節だし、魚介類も旬だということで。


・スシ食いねェ!
シブがき隊が歌いました。


・寿司食いねえ!!
遠州森の石松の台詞 「清水次郎長 三十石舟」


・助六(すけろく)
稲荷ずしと太巻きからなるおすし。歌舞伎の弁当として出した事から演目『助六』が付いたと言われている。


・センマツ/マツ
米粒のことをシャリではなく、センマツやマツという業界もあります。センマツ(千松)は伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)という話の中に出てくる人物で、
「侍の子というものは腹がへってもひもじゅうない」というセリフから、空腹の人の代名詞のように使われています。空腹の人は米をほしがることから、寿司業界では米のことをセンマツといいます。



【た】
・立喰い(たちぐい)/たち
お客さんがカウンター越しに『お好み』で好きなものを注文するスタイル。


・タネ/ネタ
おもに魚の材料のこと


・ヅケ
まぐろの漬け込み 「漬ける」という所から。冷蔵庫のない時代には魚を長くももたせるためと味を考えて醤油だれに漬け込んだろから


・ツメ
穴子やシャコに塗るタレの事。「ツメを塗って下さい」などと使う


・つけ場
調理場すしは作る事や出す事をつけるともいう所から、という説と昔のすしは魚の漬け込みだったいう説がある。近江のフナずしやサバ、ハタハタのなれずしなどが寿司の原形だと言われている。


・鉄火(てっか)
鮪の細巻き『鉄火巻き』こと。語源は『てっか場(賭博場)よく食べられた』とか『芯の鮪の形状が火で熱した鉄の様』と言われている。


・鉄皮(てっぴ)
ふぐの皮(内皮/外皮)を湯引きし、細切りし、ポン酢で食す。


・てっぽう/鉄砲
細巻き(海苔巻) 黒く細長いので鉄砲に見える。


・てんち
材料の頭と尾の部分。


・ドンシャリ
寿司飯ではない普通のご飯のこと。


・トロ
「マグロの腹身」のこと。脂肪が多く「とろっ」としていることからきているという、冗談みたいな本当の話。



【な】
・ナミダ
わさびの事。ツーンときて涙が出るから。


・なみのはな/浪の華
塩 白い花のように砕ける波頭に似る


・逃がす
食材を廃棄すること。「おい、弟より兄貴のほうを先に逃がしておいてくれ」なんて言い方をするとよけいにまぎらわしい。


・ネタ
タネを逆さに読んだ隠語。寿司屋では「寿司の具」を意味します。



【は】
・光り物
皮の光ったサバ、アジ、コハダ、イワシ、サヨリ、キス、サンマなどの事


・バラン/ハラン
仕切りや飾り付けに用いられる ユリ科の植物、葉蘭。江戸前は笹の葉。近頃は大部分が緑色の 薄い合成樹脂製の模造品。でも、無いのと有るのでは大違い。目で食す。



【ま】
・マキス
巻物を作るときに使う「すだれ」のこと。 昔の寿司職人は自分でマキスを作っていた。「まきもの」に使う「すだれ」だから、「マキス」。


・ムラサキ
醤油のことをムラサキといいます。寿司屋の醤油はニキリと呼ばれる特別な醤油です。ニキリは煮切り醤油のことで、醤油にみりんと酒を入れ、昆布や鰹節で裏ごししたものです。ニキリにつけこんだマグロの赤身をズケといいます。



【や・ら・わ】
・ヤマ
すし屋で使う熊笹、笹山で採れる所から。切ったものはセキショともいう。


・ヤマ
山を登りつめて上に何もないというところから、無し・数字のゼロ。そこから派生して「捨てる」ことを「ヤマです」とか「ヤマにしました」などと使います。


・ヤマ
多くの飲食業でネタ切れを意味します。「大トロは次出たら山ね」という感じで使います。


・山/川
山は売り切れ品、川はオススメ品のこと。「兄貴もずいぶん年とっちまったし、逃がすか?いや、川にしちまってもいいんじゃねえか?」なんて聞こえてきても110番してはいけない。



【数の符牒】
1 ピン
2 リャン
3 ゲタ
4 ダリ
5 メノジ
6 ロンジ
7 セイナン
8 バンド
9 キワ
10 ピンマル
11 ピンピン(ナラビ)
12 チョンブリ
13 ソクキリ
14 ソクダリ
15 ソクメ(アノ)
16 ソクロン
17 ソクセイ
18 ソクバン
19 ソクキワ
20 リャン(ノ)
**5 ガレン

これらは会計の時に使われるのが殆どである。これらの組み合わせで、板前がレジ係に会計額を知らせる。
「6300円」なら「ロンゲタ」、「9800円」なら「キワバン」。
「2200円」「3300円」「4400円」など並んだ数字がある時は、「リャンナラビ」「ゲタナラビ」「ダリナラビ」という。
「13000円」や「1300円」は、ともに「ソクゲタ」。
レジ係りがどちらか分からない時は、板前に「大きくですか?小さくですか?」と聞く。「大きく」と板前が答えれば、「13000円」。


参考にさせていただいたHP
http://www.sushiya.net/page014.html
http://members.jcom.home.ne.jp/kuni-hama/gyoukaiyougo.htm
http://fleshwords.at.infoseek.co.jp/dt/dt046.htm
http://q.hatena.ne.jp/1173078506
http://www18.ocn.ne.jp/~ichiraku/yougo.htm
http://www2.mnx.jp/k.kondo/kokobana/sushi.htm
http://blog.livedoor.jp/miuna_una/archives/124793.html
http://toriatama5.blog36.fc2.com/blog-entry-649.html
http://homepage3.nifty.com/maryy/japanese/sushi-jargons.htm

「広告業界用語」あれこれ

2008年04月26日 | Weblog
広告業界用語‥あれこれしてみました。


【あ】
・行灯看板(あんどんかんばん)
・小型の看板などに多いタイプで、中に電灯を組み込む事で夜間でもしっかり広告アピールが可能となっている。飲食店などが店先に出している立て看板等に特に多く見られる。


・アーチ看板
入り口等に設置される「アーチ型」の看板。その素材は幅広く「ベニヤ」「鉄骨」「トタン」「木枠」などがある。


・入り広
「入り広告」のこと。新聞・雑誌に掲載される他社の広告をこう呼ぶことがある。「出し広」とは新聞社、雑誌社が他の媒体に掲載する自らの広告のこと。


・閲読率/readership
特定新聞の購読者の中で、その日付の新聞を読んだ人の割合を新聞閲読率という。この閲読者が新聞広告注目率、精読率調査の対象者となる。


・駅貼り広告/駅掛け広告
交通広告の一種で、駅構内の固定枠の中に貼りつけられたポスターを指す。駅掛け広告とも言われる。最近では固定枠にとらわれない掲出方法もとられるようになっている。


・屋外広告/outdoor advertising
屋外に掲出される広告の総称。ネオンサイン、看板広告、柱類広告、アドバルーンなどがある。


・御見舞い広告
震災・事故などの被災地・者に対して行われる御見舞いの広告のこと。


・折り込み広告/insert
新聞に挟み込まれて配布される広告物で、新聞折り込み(広告)とも呼ばれる。新盤売店を単位として配布されるので配布対象地域の選択が自由にでき、挟み込む新聞の部数、特性に応じた対象者(読者層)を選択できるといった特徴がある。


・オリエン/orientation
広告主から提案すべき課題の説明を受ける事。
用例:オリエンを待ってたら間に合わない。



【か】
・外側(がいそく)看板
バスや路面電車の外側に設けられた枠に掲載される広告のこと。地元の商店などその交通機関の通行範囲を商圏とする企業が利用することが多い。


・買い切り
特定の媒体の枠や企画を一社の代理店で全て買う事。
用例:この「漫才特番」は買い切るか。


・階段編成
野球中継時の延長などの理由により放送時間終了時間が定まらないときになどに、あらかじめいくつかの場合を想定した編成のことをいう。


・回読率
新聞や雑誌の1部あたりの閲読人数。1部の新聞、あるいは1部の雑誌が何人に読まれているかという数値のこと。


・香りつき広告
香水などの香りをかぐことのできる広告。香りを密封しておいて封を開ける、覆いを取るなどの方法、インクの中に香りを閉じ込めこすったりつぶしたりすることにより香りを出す方法などがある。雑誌広告が中心だが、新聞広告でも実用化されている。


・鍵付き広告/keyed advertising
広告の反応を見るための仕掛けが組み込まれた広告のこと。資料請求、懸賞、モニター募集などを行う際に、どのビークルからの反応かがわかるよにあらかじめ記号(鍵)をつけてある。媒体価値の評価などに用いられる。


・かぶり
新聞の記事下広告のうちで、広告の上にさらに別の広告が積み重なることを指す。一方、記事の真下にある場合を記事直下という。


・紙媒体
新聞・雑誌広告を指す。
用例:今回のキャンペーンは紙媒体中心だってさ。


・クライアント/Client
広告主の事を指す。
用例:クライアントは神様だからねぇ…。


・クリ/Creative
コピーやデザインを行なうセクション。
用例:あれ、ペンギン電気って、クリは誰が担当だっけ。


・懸垂幕(けんすいまく)
いわゆる「たれまく」。建築現場での施工主の広告や、学校などでの表彰通知などで建物の上から吊されているものです。縦長のものがこの「たれまく」と呼ばれるタイプで、横長になると「横断幕」と呼ばれています。



【さ】
・ザッピング/zapping
テレビ視聴者が番組の途中でCMになるとチャンネルを替える行為。リモコン装置の導入に伴い出現してきた現象。これに類似した行為としては、頻繁にチャンネルを替えるフリッピング(flipping)や、VTRの再生時にCMを早送りするジッピング(zipping)などがある。


・サブリミナル効果/sabliminal effect
サブリミナルとは識閾下刺激という意味で、意識されなかったり刺激を感じないような、人間が知覚可能な最低レベルの刺激強度以下の強さで提示される刺激のことであり、そうした刺激を用いた広告のことをサブリミナル広告とよぶ。1957年にヴィカリーが、ニュージャージー州フォートリーの映画館で映画「ピクニック」の上映中に1/3000秒の速さにより、「ポップコーンを食べよう」「コークを飲もう」というメッセージを5秒間隔で挿入したところ。ポップコーンの売上高が57.7%、コークの売上高が18.1%増大したという実験結果を報告したことから話題となった。ただしこの実験自体の信憑性が問われており、またさまざまな追試が行われているものの、サブリミナル刺激の効果ははっきりしていない。


・サムネイル/thumbnail skethc
簡単なアイデアスケッチのこと。ラフスケッチ(rough skech)ともいう。


・3Bの法則
効果的な広告表現をつくり出すといわれる経験的法則で、美人(Beauty)、赤ちゃん(Baby)、動物(Beast)を使うといいというもの。


・三行広告
案内広告のこと。3行で利用されることが多いため、こう呼ばれる。


・シズル広告/sizzle advertising
シズルとは、肉を焼いたときのジュージューという音のこと。転じて魅力的な音を立てて商品の魅力を高めようとする広告をさす。例としてはボトルの栓を開ける音や炭酸飲料の噴き出す音、飲料を注ぐ音などが挙げられる。


・車体広告/車体利用広告
鉄道車両やバスなどを広告媒体として利用し車体に施す広告のことで、交通広告の1つ。掲出の可否や大きさなどは屋外広告物法および各自治体の屋外広告物条例の規制を受けることになる。ラッピング広告とも呼ばれる。また、広告を施したバスをラッピングバスと呼ぶこともある。


・車内広告
電車やバスなどの交通機関内部に掲出される広告の総称。車内吊り(中吊り)ポスター、窓上広告、車内テレビなどがある。かつてはパッケージグッズや雑誌の広告が多かったが、最近では自動車など耐久消費財の広告も見られるようになった。


・仕切り
用例:これは、業者の仕切が悪いんだよ/この件は一体誰が仕切っているんだ/これに関しては、私が仕切らせていただきます


・スポンサーシップ
取材協力という形で記事・番組に関わり、広告色を少なくしたもの。
用例:DCJのスポンサーシップをスポンサーシップとは言わない。


・捨て看板
電柱や壁といったものなどに臨時に立てかける簡易看板。


・全ページ広告
新聞や雑誌の1ページを全部使った広告のことで、新聞の場合は全15段の大きさである。広告注目率も高くなる。


・袖看板/side signboard
建物から道路面に突き出した看板のことで、縦長のもの(着物の袖のように)を一般にさす。横長のものは「突き出し看板」といって区別するのが普通である。


・訴求
用例:この広告の訴求点は何なのか?/訴求効果はどうなるのか?



【た】
・ターゲット
訴求対象、広告を見て欲しい人・商品を買って欲しい人の事。
用例:この雑誌の読者はターゲットじゃないよ。


・タイアップ
媒体社の制作協力で作られた広告のこと。
用例:純広だと原稿制作費が出ないから、タイアップで行こうよ。


・電博(でんぱく)
電通と博報堂の事で、憧れと諦めを交えて使う言葉。
用例:勝てるわけねぇだろう、電博相手じゃ。


・提供クレジット/credit
テレビ、ラジオの番組で、番組を提供しているスポンサー(広告主)名を番組の前後に入れることをいう。これはセールス対象のCMタイムには組み入れられないとされている。


・提供チェンジ
長時間番組で、スポンサーの競合を避けるため、番組を2つ以上に便宜的に分け、それぞれの時間では提供スポンサーを交替することをいう。「ここまでは、・・・の提供でお送りしました。ここからは、・・・・・・の提供でお送りします」といったアナウンスが挿入される。


・トーンアンドマナー/Tone and Manner
感覚的なもので「調子」と「態度」らしいが、個人の嗜好を語るときに使う枕詞。
用例:それってさ、トーンアンドマナーをクライアントに確認しないとね。


・ドア横
掲出場所が文字どおりドアの横なので乗客も集まりやすい、また距離も近いので注目率が高いとされる。サイズはB3.提出期間は1か月が一般的である。JR東日本の場合は新B額面と呼び、掲出期間は2つあり、7日間と10日間である。


・導入看板(どうにゅうかんばん)
見込み客の誘導を目的とした誘導看板。ロードサイドに設置される事が多く、「○○まで後○km」といった表記が多い。



【な】
・なるはや
用例:なるはやでお願いします。


・波
波媒体、電波媒体、つまりテレビ・ラジオ媒体の事。
用例:この得意、波しか頭に無いもんな。


・中吊り広告
交通広告の1つ。車内広告の代表的なものであり、電車内中央の天井から吊り下げられている。代表的な例として週刊誌の広告などがある。


・No.1広告
メーカやブランドが当該のジャンルやカテゴリーで販売数量や売上などがトップの場合、No.1であることを自ら宣言することをいう


・ネオンサイン/neon sign
ネオン管を使用した看板のこと。


・野立看板
鉄道や道路の沿線に設置されている看板のこと。


・ノベルティ/novelty
謝礼、粗品という意味を込めて、カレンダー、ティッシュペーパー、使い捨てライター、手帳、タオルなどに社名や商品名を書き入れて配る景品や見本をいう。プレミアムとは区別される。ノベルティを媒体とした広告をスペシャリティ広告(特殊広告)という。



【は】
・バジェット/Budget
予算の事で「概算予算」の意味で使われる事が多い。
用例:大キャンペーンは良いけど、バジェットあんの?


・パブ/Publicity
広報活動によって媒体に商品告知をしてもらう事。
用例:予算無いから、パブでカバーできないかな。


・パラ/Parallel
平行という意味から同時に2つ以上の物事を進める事。保険を掛ける時に用いる。
用例:A社とB社に声掛けといて、パラで進めようよ。


・媒体効果(ばいたいこうか)
マーケティング用語。広告を打った媒体からどの程度の広告効果が回収できたか、また費用対効果の検証の結果、導き出される広告の実質的効果を指す。


・ビークル/vehicle
英語で「伝達手段」を意味するが、媒体タイプの中で、具体的な個々の媒体名を指していう。例えば、新聞という媒体タイプの中で、「日本経済新聞」はビークルにあたる。実務では、ビークルと呼ばずに「媒体」で済ますことも多い。


・皮下注射モデル/hypodermic effect model
マス・コミュニケーションの効果が、皮下注射のように即時的に表れること。1930年~40年代米国で広まった。ラジオが伝える大量の画一的な情報が大衆の頭にインプットされ、大衆が操作されるという考え。「魔法の弾丸理論」ともいう。


・ピクトグラム/pictgram
絵文字、絵ことばの総称。


・ビジュアル・アイデンティティ/visual idntity
CI活動において、視覚に訴える企業コミュニケーション要素(ロゴタイプ、トレードマーク、デザイン体系)を統一して、一目でその企業だとわかる形に表したもの。


・ビルボード/billboard
屋外広告用の看板。掲示板に広告が塗装されたものやポスターが張られたもので比較的大型のものをいう。


・ヒアリング
広告主・商品の評判を調べる事。
用例:波乗りブランドのヒアリングはどうだった? イメージ悪い?


・平面媒体
新聞・雑誌の他に、屋外広告や駅張りポスターも含む場合もある。
用例:俺さ、平面媒体なら得意なんだけど。


・5I(ファイブ・アイ)の法則
効果的な広告表現に必要な5要素。Idea(アイデア)、Impact(インパクト)、Interest(興味)、Information(情報)、Impulsion(衝動)の頭文字を取ったもの。


・プレゼン/Presentation
広告主に提案説明を行なう事。
用例:来週、プレゼンがあるけど、今回はお前がやれよ。


・プレパブ/Present Publicity(和製英語)
視聴読者などに商品を提供する事で商品告知を行なう事。
用例:パブばっかりでさ、プレパブじゃないとは入れないよ、今。


・フィランソロピー/philanthropy
企業の社会貢献活動の総称。慈善事業への寄付というだけでなく、企業市民の立場から文化や環境へも積極的に貢献する活動も含まれる。


・ブーメラン効果/boomerang effect
広告分野では、S.フィッシュバックが偶然に発見したコミュニケーション効果を指す。あるコミュニケーションを受容した人が、そのコミュニケーションの送り手が意図した方向と反対の方向の変化を起こす現象をいう。送り手が攻撃的と受け取られるメッセージを送ると、送り手に対する受け手の怒りや憤りを呼び起こし、逆の効果をもたらすという意味。広告の表現が、脅迫的であるような場合に起こりうる。



【ま】
・マーケ/Marketing
市場調査や各種データの収集分析・企画書の前段を作るセクション。
用例:商品開発の提案はマーケ中心で進めよう。で、得意の業界内のポジショニングは理解してる?


・マスコミ四媒体/mass communication media
新聞・雑誌、ラジオ・テレビの4つのマスコミ媒体のことを指し、この4媒体に露出される広告を「マス広告」という。


・メセナ/m'ec'enat(仏)
企業による文化・芸術の支援活動。社会貢献の一環として、企業収益の一部を文化・芸術のために支出する。日本では1990年に「企業メセナ協議会」が設立された。



【や・ら・わ】
・休み明けでいいから‥
本来は、月曜日に“来週でいいから”という時に用いるのが筋。 でも、業界では“金曜日の夕方”に得意先からTELが入り言われる場合が ほとんど。これは、よーく考えると“土・日でやれ=休んでんじゃねえぞ” という事なのである。
用例:「グラフィック案はラフでいいから、急いで出してよ」 「今日が金曜日ですから、来週の後半でいいっすよね?」 「ダメ!休み明けでいいから。本当にラフで構わないから」


・ラッピング広告
電車、バス、タクシー、飛行機などの車体全体を広告媒体として利用する、着脱可能なシールでラッピング(つつみこむ)した車体広告。強い印象を残す広告になっている。


・レップ/Representative
代理人の事でメディアレップなど、媒体の広告販売代行会社。
用例:cciやDACとかがレップになる


・露出
出すのは広告。
用例:このブランドをどの位露出したいのかなぁ。



【アルファベット】
・ABC部数
(社)日本ABC協会が認証した会員社の新聞、雑誌の販売部数。。ABC協会は加盟社の発行する新聞、雑誌の報告撫す数を確認(=公査)し、それを基に認証する。公的な販売部数として認められる。2004年10月現在の公査参加媒体紙誌としては新聞76紙、雑誌132誌、専門紙誌22紙誌、フリーペーパー192紙ある。新聞社はほぼ参加しているが、雑誌は発行部数が変動しやすいこともあって参加が少ない。


・GRP/Gross Rating Points
テレビ広告の掲出指標。総視聴率の事。
TVスポットの取引では、特定期間の視聴率を合計したもの(平均視聴率5%のTVスポット200本で1000GRP となる)。1つのまとまったTVスポットキャンペーンで再認知名率60%を獲得するためには、最低3000GRPが必要とされている。
用例:この予算じゃ、1500GRPも無理だよ。


・Z字
商品の店頭陳列、広告チラシのレイアウト‥手法の一つ。


参考にさせていただいたHP
http://www.advertrial.com/old/Marketing/adword.html
http://www.koukokutenshoku.com/dictionary/dictionary.php
http://shomon.net/gyokai/gyokou.htm
http://www.lares.dti.ne.jp/~wind/dic/ayasii.html
http://www.daisen-ad.co.jp/glossary/#ka

「タクシー業界用語」あれこれ

2008年04月24日 | Weblog
タクシー業界用語‥あれこれしてみました。


【あ】
・相番(あいばん)  
基本的にタクシーは1台を2人の乗務員で交互に使用します。この相手のことを相番と呼びます。


・青タン  
23時から5時までの深夜割増の時間帯のこと。深夜割増メーターは青色に由来する言葉。主に関東圏で使われる。赤タンという表現はない。


・赤恥(あかはじ)
緊急時でもないのに防犯灯が作動している。
(社名表示灯が赤く点滅してスーパーサインにSOSが表示している)のを指摘された場合に用いる。気づかずに道路を走行していて警官が発見した場合青切符(1点)を切られる。


・赤信号
警察による交通取締。


・赤ランプ
無線配車係りの人が「タクシーが足りない場合」に使います。
用例:JR〇〇駅タクシー乗り場、赤ランプです。 など


・あぶれ
仕事にありつけないこと。無線で配車されたが、お客の都合で要らなくなった、あるいはお客がいなくなった。駅や空港で並んで待っていたのに、タイムアウトになった。


・洗い屋(あらいや)
車庫に帰った時、洗車してくれる人。勿論有料です。明日はわが身。交通違反で免許停止となった仲間を救済するために頼んでいるのです。


・行灯(あんどん)  
タクシーの屋根の上に着いているタクシー会社を示す広告灯。空走時は点灯、実車時は消灯が多い。これが点滅していると社内が危険な状態を示すSOSのサインになる。地方のタクシーには個性的な行灯が多く見られる。また遠くから認識しやすいようにデザイン的にも独特の工夫が凝らされている。
日本のタクシーの行灯は、ほとんどが武内工業所で作られたものです。


・いらっしゃい  
チップのこと。


・入れ食い  
そのものずばりお客で溢れかえっている状態。大雨、鉄道事故、イベントなどが多い。ベテラン乗務員は天候、時刻、イベントなどで流す場所を臨機応変に対応します。


・上  
高速道路のこと。
現代では一般用語化している。


・駅待ち/駅付け  
駅前からの仕事のこと。主に地理に不慣れな新人の頃の営業形態。「駅出し」タクシーという表現もある。


・駅出し  
特定の駅前からの営業に限定した営業方法をいう。タクシーの新人はあまり地理には詳しくないので主に駅出しから地理を学んでいくことが多い。お客を降ろすとまた駅前に戻ってくるのであまり営業効率は良くない。


・遠距離割引(えんきょりわりびき)
東京と大阪では中型車の場合、乗車料金が9,000円以上は、超えた分の10%が割引となります。(最近は規制緩和により、5,000円以上という会社もあります。)
昼間は、あまりお目にかかりませんが、深夜・早朝割引の時間帯には少なからず、お目にかかります。


・エントツ  
メーター機を作動させないでお客を運ぶ違法行為をいう。昔のメーター機は空車という表示板を倒すと実車になってメーター機が作動したことから空車状態を旗が立っていることに見立ててエントツと呼んだことからの転用。


・お化け  
一見すると怪しい言葉だが、長距離利用客のこと。ビックリするほど嬉しいという気持ちがこもっている。
用例:いやー、帰ろうかと思って最後に乗せたお客がお化けでさー



【か】
・駕篭抜け(かごぬけ)
タクシー料金を払わずに逃げること。マンションなどの前まで行き「部屋から金を取ってくるので待っていて」と、言って裏口から逃げるなどの手口がある。
このような事を防ぐために、免許証や手回り品を一時的に預かるという方法をとるようにしています。
ベテランドライバーは「薩摩の守」ともいう。(平忠度(タイラノタダノリ)が薩摩守(サツマノカミ)であった所から、只(タダ)乗りにかけた言い回し。無賃乗車をする人のこと)


・回送  
給油、食事、休憩、修理、帰庫等のため空車で走行することをいう。必ず「回送」という回送版をフロントガラスの見える位置に置くことになっている。


・神様  
お客のことを指す言葉。


・神風タクシー  
昭和三十年代の運転が乱暴なタクシーの俗称。事故死の危険が伴うので神風特攻隊から転用してこう呼ばれた。現代では死語になっている。


・紙屑(かみくず)
本来、中~高額が期待されるチケットなのに 百円台や千円台の要するに少額のチケットの事。
用例:今日は紙屑ばかりだぁ… 屑拾いの1日だった…


・亀  
タクシーが停車中に窓から顔を出して話をすること。


・観光タクシー
時間制の料金で、観光スポットをタクシーで巡るサービスです。観光タクシーを実施している所では、たくさんのおすすめコースや、地元の観光地・スポットに精通したベテランドライバーさんを用意していることが多く、利用人数に応じて小型車からマイクロバス、またタクシー会社によっては車椅子のまま乗れる車を準備していることもあります。


・感度不良(かんどふりょう)
「甲州街道上り 明大前付近 無線感度不良」のような無線連絡が入ったら、そこでネズミ捕りが行われているという隠語です。スピ-ドを落としましょう。
電波法でタクシー無線は輸送情報の伝達以外に使用することは違反になります。○×総合通信局が常にモニターして監視(監聴?)してるので、いろいろ暗号を考えて使います。野球のサインのように時々変えるので部外者には分かりません。


・偽装迎車  
迎車札を立て長距離客を探す違法行為をいう。


・空転(くうてん)
メーター作動後に営業が成立しなかった場合のこと。営業所や無線センターに連絡し、営業不成立の申し立てをして了解された場合は、メーター集計金額から営業不成立だった金額を引いて納金し、自腹を回避できる。


・黒塗り(くろぬり )
黒塗りの車両は普通ハイヤーが使用しています。最近、タクシーでも黒塗りで内装も立派な車両を使用して差別化をはかる会社が出てきました。勿論、運賃は普通のタクシーと同じです。運転手にとってはほこりや汚れが目立つので手入れが大変ですが、これで客付きが良くなれば有難いことです。


・迎車(げいしゃ)
無線で予約が入った場合等、お客さんを迎えに行く時に表示します。回送と同様に、手を挙げても乗車できません。


・現着(げんちゃく)
現場到着の略で、お迎え先到着と言う意味である。お客様のところに到着したときに、無線で配車室にその旨報告する事。


・桁落ち  
近距離客のことをいう。


・経路料金  
出発地、経由地、目的地のタクシー料金の総称。あまり一般的な言葉ではないが、「どこからどこまでで幾らかかります?」という問合せは以外に多い。


・降車強要/下車強要  
タクシー乗務員が強制的にお客を降ろすことをいう。危険物の持込の判明など危険回避以外では法律的には禁止されている行為。


・構内  
駅構内のこと。もしくは駅構内に入れる構内権のこと。→JRマーク


・交差(こうさ)
営業車の事故、基地局に連絡の際に使用します。


・工事中(こうじちゅう)
警察の交通取り締まり中のこと。タクシードライバー、無線配車担当者が使用。実際の道路工事は[本工事]飲酒取締りは[マル酔工事]


・小型車両(こがたしゃりょう)
タクシー運賃を定める車種区分の一つ。小型自動車のうち、自動車の長さが4.6m以下で乗車定員が5名以下のもの。
このように、車両の長さ、乗車定員によって区分されているが、運輸局によっては多少の違いがある場合がある。原価計算上は中型と殆どコスト差が無いのに、運賃は安く定められているのは政策的な理由による。
地方では小型が主力車両となっているところが多いが、東京など大都市では運転手が乗務するのを嫌うので年々数が減っている。駅などで小型乗り場があるところでは、利用者は小型車を選好しているが、小型専用乗り場を作れる駅は少ない。


・個人タクシー
社長兼運転手として、個人の運営するタクシーのこと。運転手にも夢を与えようという趣旨で作られた制度。
10年間の運転手経験、5年間交通違反の処分を受けていないこと、3年間無事故無違反等厳しい資格審査がある。更に事業主としての法令知識についての学科試験に合格しなければなりません。道路運送法では、個人タクシーについてなんら特別規定はなく、すべて通達によって運営されている制度で、日本の法制上珍しい存在です。
2000年度現在で、全国に47000台の個人タクシーがいますが、規制緩和で今後はだんだん増えて行くことが予想されます。
個人タクシーは、大きく分けて3つの組合がある。
全個連(かたつむりの行灯、または一部ではハトの行灯)・日個連(ちょうちんの行灯)・その他組合に加入していない団体。



【さ】
・最後尾(さいこうび)
乗り場やタクシープールで、ながーい行列のしんがりにいること。
ハザードや左ウィンカーを点けて、ここが最後尾だよというという合図をするのがしきたり。


・三桁(さんけた)
料金が千円以下の短距離の仕事


・自動ドア  
一般的に「自動ドア」と呼ばれていますが、実際は手動式で乗務員がてこの原理でドアの開閉を行っています。その他にバキューム式があります。
製造はトーシンテック株式会社が一手に行っています。


・爾後(じご)  
初乗り料金に加算されていく料金のこと。爾後回(じごかい)ともいう。最近は加算ともいう。


・しゃぶる/ちゃぶる  
長距離客を勧誘すること。しゃぶり屋、ちゃぶり屋などともいう。


・白タク  
無許可のタクシーのこと。自家用車のナンバープレートが白色に起因した俗称。
一般的にタクシーより安いが、自家用ナンバーでタクシー営業を行うことは、法律で禁じられており、警察官の取り締まりの対象。バブルのころは繁忙時間帯はタクシーが見つからないことが多くタクシーより高い白タクもあった。


・乗禁地区  
流し営業禁止地区のこと。羽田空港と銀座がこれにあたる。歓楽街の一部では時間帯によって流し営業が禁止になるところもある。つまり、乗り場営業のみということ。




【た】
・タリフ  
タクシーの運賃表または運賃。関税(Tariff)からの転用。


・タクセン タクシーセンターの略称 (元はタクシー近代化センター)
タクシーの苦情受付、タクシー乗務員の資格試験、登録章の発行、タクシー乗り場や休憩所の管理、タクシーの忘れ物情報の取りまとめなどを行う。昭和45年のタクシー業務適正化臨時措置法の制定を受けて設置された機関。


・タクシーベイ
空港、駅等タクシー乗り場のこと。何台か待機するスペースが必要となりますが、場合によっては、待機場所が離れているものもあります。


・大日本帝国  
大和自動車、日本交通、帝都自動車、国際自動車の4社の総称。大手4社という言い方もある。


・焚き屋(たきや)
夜の飲み屋街の路地からタクシーを目当てに出て来る客を車から降りて『どちらまで?』と問い掛け例えば一万円以下だと断る行為。法的にも違反行為である。いわゆる乗車拒否です。


・提灯  
「日個連」の通称。「日個連」を示す「提灯」の行灯からの転用。他に「東個協」を示す「でんでん虫」という言葉もある。


・着地(ちゃくち)
お客様が降車された場所


・チャンガラ
会社の中で一番古い車やポンコツ車の事です。


・中型車両
タクシー運賃を定める車種区分の一つ。小型自動車のうち、自動車の長さが4.6m以上で乗車定員が6名以下のもの。


・賃送(ちんそう)
メーターを入れて走行中を意味する。


・つめこみ  
昔の競馬場、競輪場への輸送は相乗りが多く一人いくらという形になっていたので人数を載せれば売上があがるので、定員いっぱい載せることをいう。現代のタクシーでは死語。


・でんでん虫  
「東京個人タクシー協同組合(東個協)」の通称。「東京個人タクシー協同組合」を示すかたつむりの行灯からの転用。他に日個連を示す「提灯」という言葉もある。


・伝票  
タクシーチケットのこと。長距離のお客が多いので良い仕事のことをいう場合もある。


・天麩羅(てんぷら)
東京のタクシーは4人まで乗車できるが、その4人お客が乗って千円以内の場所に行くこと。効率が悪いと思う乗務員が多いが意外といいという乗務員もいる。
用例:今日は天ぷらが続いちゃったよ。


・止め待ち(車庫待ち)  
車庫や顧客が多い場所などでタクシーを止めて待つこと。もともとタクシーは駅前や繁華街の一等地に車庫を持っていて、お客はそこに行って乗ることが多かったことによる。
最近は都市圏のドーナッツ化にともない顧客からの注文が発生しやすい場所で待機する場合もある。また、地方の一部では顧客を降ろした場所が駐車禁止でない場合は、そのままその場所で止まって待つという営業形態もある。これはガソリン代(LPG)節約と無駄な距離を走らないという意味がある。


・とんぼ
メーター機を作動させないでお客を運ぶ違法行為をいう。


・どようなみ
暴走族のこと



【な】
・流し  
大都市圏では空走中(お客の乗っていないタクシー)を手を上げて止めることから、それを期待して道路を走りながら顧客を探す営業形態。
他に駅待ち、止め待ち、電話注文などがある。



・流れ弾  
長距離客が狙える確率の高いタクシー乗り場(待機場所)などで近距離のお客にあたったことをいう。
用例:流れ弾にあたって、さっぱりだったよ


・流れない  
タクシー乗り場でお客が少なくなかなか自分の順番が来ないことをいう。
用例:今日は流れないね 今日は流れが悪いね


・2車3/2車3人制(にしゃさん)  
2台のタクシーを3人の乗務員で交代に利用するシフト勤務のこと。会社によっては1車2人制もある。最近は1人1車という新しい勤務形態もある。


・20(にじゅう)
暴力団のお客様…ヤクザ=893=8+9+3=20…です。


・ネギ
お客さんよりの苦情のこと。京都の九条地域で作られている有名な九条ネギにかけていう言葉。



【は】
・ハイヤー
(賃貸・賃借の意)客の求めに応じ、営業所から派遣する運転手つきの乗用車。
ハイヤーは流し営業を禁止されています。
タクシーは不特定多数の人をお客としますが、ハイヤーは特定少数のお客が対象です。昔は、大都市の流し車両以外は全部ハイヤーと言っていました。今は大都市のハイヤー以外は、みなタクシーです。いつのまにか、こうなったのですが、地方のタクシー会社に○○ハイヤーという名前が多いのはこのためです。


・はなばん 鼻番/端番  
タクシー乗り場、待機場所などの先頭の車を指す言葉。鼻番=はなばんと呼ぶ。
「はなから」という言葉からの転用。他に韓国語の1を「はな」と発音することからという由来もある。


・パンダさん
交通取締などで、その場所でやってることを無線で知らせるときに使う。


・初乗り運賃(最低運賃)  
タクシーの最初に表示される料金。初乗り距離は原則として同一地域同一距離となっていて、2km 1.7km 1.5km などがある。
初乗り500円のワンコインタクシーや初乗り区間を1kmに設定し半額にしたタクシーもある。


・姫(ひめ)
女性客の事。近距離が多いので、一部ドライバーにはあまり好かれない。


・ぶっこみ  
歩合給の支給ラインを超えるために売上に自腹を切ることをいう。ノルマのある営業員の個人買いと同じ。


・ベタ
一般道路のことをいう。地べたからの転用。
最近は一般のドライバーにも使われる。


・へたる  
疲れる=へたるから転じて駅待ちなどでタクシーを止めて休憩を兼ねてお客を待つことをいう。


・ベロタクシー(自転車タクシー)  
環境先進国ドイツの首都ベルリンで「CO2を排出しない交通手段」として支持され、10年前から走行しています。ドイツ連邦大統領の協賛とベルリン市の協力のもと、現在80台以上が市民と観光客の足として活躍中。ヨーロッパを中心に12カ国22の都市で走行し、国内では京都と大阪、東京で実際に走行しており、長野、奈良でも走る予定。車体はリサイクル可能なポリエチレン製です。


・ボッチ
迎車ボタンのこと。



【ま】
・まんしゅう  
1万円以上の仕事のことを「まんしゅう」という。主に夜間の長距離が多い。


・待ちメーター
無線配車で指定場所に現着後、または待ち合わせ時間に成った場合、待ちのボタンを押してから5分後から作動するメーター。
実車メーターでの時間メーターの倍のカウントがされるが待ちメーター作動中に400m位移動すると警告音が鳴り、更に移動すると0に成ってしまうので警告音が鳴ったら実車メーター(通常の時間メーター)に切り替える。


・満車  
駐車場の満車ではなく、駅前などのタクシー待機場所に車が溢れた状態のこと。
交通渋滞などの原因にもなる。地方によってはナンバープレートの偶数、奇数によって制限を設けているところもある。


・真抜き(まぬき)
駅の乗り場でお客を乗せる順番が来てないのにお客が乗ってきて発車してしまうこと。基本的に違法。意味は真ん中にいて発車して順番待ちのタクシーを抜いていってしまう事からつけられている。


・水揚げ  
売上のこと。漁獲高からの転用。


・メリット
乗務員の緊急、非常事態の暗号の事。交通事故や一人で解決出来ないトラブルなどに使う。他の車両にヘルプを求める事。


・目隠し(めかくし)
葬祭の共車に行く際、スーパーサインの文字色が赤い為表示部に黒い板金をあてて表示を隠したり広告などをはずす事。


・喪/服喪期間  
行政処分を受け、増車など事業計画の変更ができない期間のこと。タクシー業界専門誌などによく使用される言葉。



【や・ら・わ】
・四社(よんしゃ)
タクシー業界の大手4社のこと。大和自動車・日本交通・帝都自動車・国際自動車の4社。それぞれの頭文字を繋げて『大日本帝国』と言うこともあります。


・四コロ(よんころ)
営業収入が4万円台である事。
また同様に「三コロ(一日の営業収入が3万円台)」「二コロ(一日の営業収入が2万円台)」ともいう。


・列車代行(れっしゃだいこう)
事故や災害等で列車が不通になった場合旅客をタクシーにて輸送する。日中は代行バス等あるので主に早朝、深夜に実施される。


・ろく  
チップのこと。主に関西圏で使われる言葉。余禄⇒禄⇒ろく。


・ロング  
長距離の仕事のこと。時間当たりの効率が良いので1日に1回でもあると乗務員の売上に大きく貢献する。


・ワカメ
酔っ払っている客のこと。ゆらゆらと動いていることから


・ワンコインタクシー  
初乗り料金が500円ないし500円台のタクシーの総称。東京、大阪などの大都市圏で普及中。


・ワンメーター  
初乗り運賃をいう。転じて率の良くない仕事のことをいう。
「今日はワンメーターばっかりだったよ」などと仲間同士でぼやく時に使う。



【アルファベット】
・A型  
タクシー会社の給与形態の一つ。一般的な給与体系に近いが歩合給の要素も含んでいる。


・B型  
タクシー会社の給与形態の一つ。基本的に歩合給に近い。


・AB型  
タクシー会社の給与体系の一つでB型の変形。賞与分を留保する形態。


・iタクシー(あいたくしー )
携帯電話のi-modeを使ってタクシーを呼ぶシステムが実用の段階になっきました。このシステム下にあるタクシー車両をこう呼びます。


・JRマーク(ジェーアールマーク)  
JRの駅構内のタクシー乗り場に入るためのマークのこと。構内権ともいう。
私鉄などは私鉄系列のタクシーとその他のタクシーと乗り場が別々のところもある。



参考にさせていただいたHP
http://www.jp-car.com/taxijiten/
http://plaza.rakuten.co.jp/kkenta/3000
http://www.weblio.jp/category/occupation/taxis
http://www.taxisite.com/dic/
ウィキペディア(Wikipedia)

「鉄道業界用語」あれこれ

2008年04月18日 | Weblog
鉄道業界用語・電報略号‥あれこれしてみました。
一部、鉄道マニア用語も‥。


【あ】
アコモ/アコモデーション(車両内部の接客設備‥座席、内装壁材、便所洗面所など‥略してアコモともいう)

逸走[いっそう](列車や鉄道車両が停止すべき位置を越えてしまうこと。オーバーランともいう)

犬釘/犬くぎ[いぬくぎ](レールをまくらぎに固定するために用いるくぎ。鉄道ができた初期のころのものは,くぎの頭の部分が犬の頭に似ていたので,このようによばれるようになった)

ウヤ(「運転休みの略 運休」を意味する電略)

ウキ(「運転禁止」を意味する電略 現在は滅多に使われない)

ウシ(「運転所」を意味する電略 例:田端運転所→ハタウシ)

ウホ(運輸状況報告 うんゆ―ほうこく)

ウテシ(「運転士」の電略 現場での使用は少ない)

ウンチ(運転司令長 うんてんしれいちょう)

上屋(うわや、プラットホーム上の屋根)

駅舎[えきしゃ](きっぷうりば,改札口,待合室などのある駅の建物で,正式には駅本屋という)

オサ(「大阪駅」を意味する電略)

オジヤ(ごちゃごちゃ。窓口で、釣り銭のコインが金種別に分類されておらず混ざってしまっている様子。普通はコイントレイで整理すべきもの)

オレカ(オレンジカード)

架線(仮線・河川などと区別するため、「がせん」と発音)

大手私鉄(東武鉄道;西武鉄道;京成電鉄;京王電鉄;小田急電鉄;東京急行電鉄;京浜急行電鉄;相模鉄道;名古屋鉄道;近畿日本鉄道;南海電気鉄道;京阪電気鉄道;阪急電鉄;阪神電気鉄道;西日本鉄道の私鉄15社をいう)



【か】
かぶりつき(電車の運転手後ろの窓から前を注視すること 鉄道ファン用語)

カツテン(「復活運転」を意味する電略 一度「ウヤ」になった列車が運行順序の枠に復活すること)

カマ(蒸気機関車)

カモレ(「貨物列車」を意味する電略)

カレチ(客扱専務車掌・旅客列車長 旅客列車の車掌のこと 腕章等には「乗客専務」と標記 「旅客列車長」の電略 現在は使用されていない)

カラミ(回送列車 ⇔ミイリ)

カント(カーブにおける左右線路の傾き)

カンテラ(検査灯兼合図灯。検査掛などが車両の細かい部分を検査するのに使う小型の懐中電灯と、車両入換作業時に作業員が進行・停止を青・赤で表示する灯具の兼用品)

軌条[きじょう] (レール‥線路の鉄材部分)

軌陸車[きりくしゃ](軌道と道路の両方を走る車両である。一般的に、鉄道保線用などに使用される。基本的にはトラックなどをベースに、軌道走行用の装備を付けたものである)

キセル(乗車・下車地付近の切符だけを買い、途中区間の運賃をごまかす代表的な不正乗車法。語源は、喫煙具の「きせる」の両端部分が金属製のため、「両端だけ金」という意味を掛けたもの)

休車(車両が運用から外れ、予備車としても使用されない状態になること。またその車両)

客レ(客車列車)

キュウロク(9600形蒸気機関車の愛称)

キシ(「機関士」の電略 現場での使用は少ない)

キク(「機関区」を意味する電略 例:新鶴見機関区→ツソキク )

9372M(大垣救済夜行臨時列車)

クルマ(車両のこと)

ゲタ電(旧型の通勤形電車のこと。下駄ばきで気軽に乗ることができるという意味でよばれるようになった)

下駄が脱げる(脱線するという意味。「ハダシ」とも)

合造車[ごうぞうしゃ](業界 普通客室とグリーン客室、普通客室と荷物室など、1両の中に複数の種類の営業設備を持つ車両)



【さ】
サツマノカミ(無賃乗車 語源は、平安時代後期の武将平忠度(たいらのただのり=タダ乗り)の官職「薩摩守(さつまのかみ)」から。現在はあまり使わない)

サボ(車両側面に表示する、行き先や列車名などを書いた札。サイドボードの略)

シク(「新宿駅」を意味する電略)

指差喚呼[しさかんこ](信号;標識;計器類;交通状況などを指で指し示しながら声を出して確認すること。ただ見て頭の中で確認するばあいに比べて誤り率が少ないので,運転士をはじめ鉄道関係者の間で広く用いられている。指差称呼ともいう)

18(青春18切符)

自在腰掛[じざいこしかけ] (リクライニングシート)

信号場[しんごうじょう] (旅客や貨物を扱わず、列車の行き違い、待避のためだけに作られた施設。通常は駅に行き違い施設を設置していることが多い)

スイッチバック(同じ路線の中でありながら進行方向が変わる配線になっている場所)

スジ(「ダイヤグラム」を意味する電略)

スジ屋(列車課員はダイヤ編成を担当する事からスジ屋と呼ばれる)

スジを立てる(列車を速める)

スジを寝かす(列車を遅くする)

スジを殺す(列車の運行を中止する)

セイリ(「運転間隔整理」を意味する電略)

セチ(「承知」を意味する電略)

全検[ぜんけん](全般検査‥8年毎あるいは一定走行距離ごとに行う、車両全体を分解して検査修繕し再塗装も行う最も大掛かりな検査‥の略)



【た】
タブレット閉塞[たぶれっとへいそく] (単線の信号方式の一種で、タブレットと呼ばれる金属板をキャリアと呼ばれる輪っか状の物に入れ、それを持つ列車だけを当該区間に入れる信号方式)

第三軌条[だいさんきじょう] (レールのすぐ横にある、電気の流れている場所。役割は架線と同じ。東京メトロ銀座・丸ノ内線、大阪市交の大半の路線などで採用されているが、高電圧が採用できないため最近はあまり使われていない)

惰行(列車に動力も与えずブレーキもかけず、惰性だけで走行すること。自動車でいえばアクセルペダルから足を離し、ブレーキペダルを踏まずクラッチペダルを踏んだときの状態に相当する。⇔力行)

タシカニ(鉄道駅における発車確認)

タンコロ(単行機関車列車。単機とも。客車・貨車を引かず機関車単独で回送するもの)

ターンテーブル(機関車転車台)

タンキ (「単機=単行機関車列車」‥機関車が何も牽引せずに単独で運行されること 電略)

ツツ(「津駅」を意味する電略)

デゴイチ(D51型蒸気機関車の愛称)

テンダーをつける(SLに動力源である石炭と水を載せた炭水車:テンダーをつけることから、食事を摂るの意)

テン(「運転」を意味する電略 他の用語と組み合わせて使われる。「土休日テン」といえば土曜日と休日だけに運転される列車のこと。⇔ウヤ)

テンバアイ(「テン場合」と漢字混じりで使用し、運転する場合という条件を表す 電略)

鉄ちゃん[てっちゃん](鉄道が好きな人を指す。某有名鉄道ファンの造語)

鉄子[てつこ](女性鉄道ファン。語源は「鉄道ダイヤ情報」の、女性鉄道ファン専用投稿コーナーから)

鉄道弘済会[てつどうこうさいかい](JR:旧国鉄関係者の救済を目的として1932(昭和7)年に設立された財団法人で,国鉄の駅構内売店の営業などを行っていた。1987(昭和62)年のJR誕生とともに,鉄道弘済会も各JRにごとに分割され,「東海キヨスク株式会社」「西日本キヨスク株式会社」というような民間会社組織となった)

鉄道唱歌[てつどうしょうか](鉄道路線の沿線風景や歴史などを歌った唱歌。1900(明治33)年の5月から11月にかけて1~5集が発行された。大和田建樹《おおわだたけき》の作詞,多梅稚《おおのうめわか》他による作曲で,第1集は東海道,第2集は山陽と九州,第3集は東北,第4集は北陸,第5集は関西であった。第1集の「汽笛一声新橋を…」で始まる東海道編は有名である)

電略/電報略号(鉄道電報にて使用されていた鉄道用語、及び駅名の略号。大正時代にはすでに多数の電報略号が使用されており、古くからあるものだが、電報に代わってFAX及び電子メールによる一斉同報配信が使用されている現在でも、日常的に使用されている略号が多数ある)

トケ(「取り消し」を意味する電略)

トカホセ(「東海道本線」を意味する電略)

トミトウ(東京南鉄道管理局管轄の「東京駅」を意味する電略・カナコード)

撮り鉄/音鉄(写真を撮っている鉄道マニア/音を録っている鉄道マニア)

とりこ(虜から。踏切上で動けなくなった自動車)

トンネルドン(トンネル微気圧波。新幹線などがトンネルに進入したとき、反対側出口で発生する振動音)



【な】
ナコカキ(名古屋鉄道管理局管轄の「大垣駅」を意味する電略・カナコード)

ニホ(「日本橋駅:東京メトロの銀座線」を意味する電略)

ニレチ(荷物列車の車掌のこと 「荷物列車長」の電略 現在は使用されていない)

ヌキ/スジヌキ(当該列車を運行順序の枠組みから外す=抜くこと。鉄道事故などで特定の列車が抑止され(一つの駅に留め置かれ)、運行再開の見込みが立たない場合に、現在運行している列車の運行順序の枠組みから一時的に外しておくこと 電略)

ノリホ(乗車人員報告簿:のり人数のほうこく 乗車人数などを報告する)

ノッチ〔notch〕(刻みという意味。主幹制御器のハンドルを操作するときの刻み,すなわち段階のこと。ノッチを入れるとは「切」の位置から「力行」の位置へハンドルを操作すること)



【は】
ハコ(客車または列車)

ハザ(普通座席車)

ハチロク(8620形蒸気機関車の愛称)

ハフ(普通車の緩急車‥車掌業務用の設備を持つ車両)

バラスト(線路の下に敷いてある砂利)

ハザシ(普通車座席指定席 一・二・三等のイ・ロ・ハとざせきしてい) 同種にロザシ(グリーン車座席指定席)

ハネ(B寝台車 三等のハに“寝る”)同種にロネ(A寝台車)

バラス(砂利 本来は「バラスト」)

ハ(「発」を意味する電略)

ヒロ(「広島駅」を意味する電略)

便長{びんちょう}(郵便車の責任者。鉄道職員ではなく郵政職員)

ヘッドマーク(列車の先頭に付けられる、愛称名などを書いた表示。列車に直接外側から取り付けるものと、表示面に表示するものとがある)

本屋(駅長室を持つ建物)

方向幕[ほうこうまく](列車の行先、列車名などを幕を回すようにして表示する装置。サボとも)

補機[ほき](補助機関車。急勾配区間などで補助的に連結する機関車)

ボックスシート(向かい合わせに配置された固定クロスシートの通称)

ポニー(C56形蒸気機関車の愛称)



【ま】
マルカン(新幹線)

マルヨ(車両が翌朝まで所属車両基地以外の車両基地や駅に停まるか、夜行列車として運行すること。すなわちその日のうちに所属基地に戻らないことをさす)

マルス[MARS](国鉄が開発したコンピュータを使用した座席予約・券発売システムで,英語表記の Magnetic electronic Automatic seat-Reservation System からマルスと呼ばれている。1964(昭和39)年から本格的に使用が開始された)

前棒/後棒(いずれも駕籠を担いでいた人に由来。「前棒」は先頭車両に乗務する運転士、「後棒」は最後尾車両に乗務する車掌を言う)

ミイリ(営業運転中の列車 ⇔カラミ)

耳ツン(トンネル進入時に気圧低下で耳が痛くなる現象)

ムーミン(EF55型電気機関車の愛称。かつてはズバリ「カバ」と呼ばれた)



【や・ら・わ】
ユソレ(「輸送指令」を意味する電略)

横軽[よこかる](信越本線横川~軽井沢間。 1997年10月1日に廃止されるまで、66.7パーミルのJR最急勾配で人気があった)

嫁さん(貨物列車の最後尾に連結されていた車掌車のこと。車掌車を表す文字が「ヨ」であることに由来)

ヨロ(「よろしく」を意味する電略)

ラチ(改札口)

ラチ外[らちがい](駅において改札口から出た側)

ラチ内[らちない](駅において改札口を通って入った内側)

力行[りっこう](列車に動力を加え、加速させること。自動車でいえばアクセルペダルを踏んだ状態に相当する。⇔惰行)

レチ(車掌のこと 「列車長」を意味する電略)

レチチ(旅客列車の車掌長のこと 「旅客列車長チーフ」の電略 現在は使用されていない)

レラ(連絡)

レク(「車掌区」を意味する電略)

ロネ(A寝台車)同種にハネ(B寝台車)

ロザ(グリーン車)

ロングシート(進行方向と平行に配置された座席)

割り出し(分岐器が開通していない方向から車両を進入させること。ばねで動作するスプリングポイント以外では故障の原因となる)



参考にさせていただいたHP
http://www.geocities.jp/muyo_master/rword.html
http://www.isok.jp/rail/term.htm
http://plaza.rakuten.co.jp/thanarail/diary/200802260000/
http://nrc21.hp.infoseek.co.jp/train/qanda035.html
http://hassya.net/carte/index2.php
ウィキペディア(Wikipedia)