「宮廷女官チャングムの誓い」はNHK-BS2で04年10月~05年10月にかけて放送された韓国時代劇ドラマ。全54話。原題「大長今」(「偉大なる長今」の意)として韓国の放送局MBCによって03年9月~04年3月まで放送され、連日50%を越える視聴率を獲得した。
【ストーリー】
李氏朝鮮第10代国王・燕山君の生母・尹氏殺害に関与したとして誅殺された武官・徐天壽の娘・徐長今(ソ・ジャングム)が母・明伊(ミョンイ)の夢(水剌間(スラッカン)の最高尚宮(チェゴサングン)になること)を叶えるため宮女となるが、宮廷料理人から著名な宮廷医女に成長する物語である。
「悲しんではだめ、泣いてもだめ、簡単に諦めてもいけません」との母の教えを一生にわたって守り抜き、親友である李連生(イ・ヨンセン)との友情を育み、数々の陰謀に翻弄されつつも強く生き抜こうとするチャングムの姿を描きながら、華麗な李氏朝鮮文化や韓国宮廷料理の数々が紹介されている。
史実としては『朝鮮王朝実録』の『中宗実録』に「大長今」という称号を得て重用され、王の主治医となった医女がいたことが書かれている。と解釈されている。
<主な出演者>
・ソ・ジャングム(チャングム)(徐長今):イ・ヨンエ(李英愛)
水剌間女官、内医院医女、水剌間最高尚宮を経て、大長今(正三品堂上相当)となる。
・ミン・ジョンホ(閔政浩):チ・ジニ(池珍煕)
漢城府判官 従五品、内禁衛従事官 従五品、司憲府監察 正六品或いは持平 正五品、内禁衛従事官 従五品、そして承政院同副承旨 兼 内医院副提調 正三品堂上に昇格。
・カン・ドック(姜九):イム・ヒョンシク(林玄植)
宮廷に仕える料理人で腕は確かだが、おちょこちょいな性格。
・トックの妻:クム・ボラ(琴寶羅)
トックの妻で、チャングムの育ての親。口は悪いが、根は優しい、心温かい人。
・ハン・ペギョン(韓白榮):ヤン・ミギョン(梁美京)
水剌間女官、水剌間尚宮 正五品を経て、水剌間最高尚宮 正五品に昇格。
ミョンイの親友。チャングムを親友の娘だとは知らずに師事する。その教えはチャングムの人生に非常に大きな影響をもたらす。
・チョン・マルグム(丁末今):ヨ・ウンゲ(呂運計)
水剌間最高尚宮 正五品
・ミン・グィヨル(閔基烈):キム・ソイ(金素怡)
水剌間女官、水剌間尚宮 正五品を経て、水剌間最高尚宮 正五品に昇格。
・ノ・チャンイ(盧昌伊):チェ・ジャヘ(崔慈惠)
水剌間女官から水剌間尚宮 正五品になる。
・パク・ヨンシン(朴容信):パク・ジョンス
王宮提調尚宮(女官長) 正五品
・チェ・ソングム(崔成今):キョン・ミリ(甄美里)
水剌間女官、水剌間尚宮 正五品、水剌間最高尚宮 正五品を経て、王宮提調尚宮(女官長)正五品となる。
・ チェ・グミョン(崔今英):ホン・リナ(洪利奈)
水剌間女官、水剌間尚宮 正五品を経て、水剌間最高尚宮 正五品となる。
・オ・ギョモ(呉兼護):チョ・ギョンファン(趙卿煥)
右議政 兼 内医院都提調 正一品
・パク・ミョンホン(朴明洪):イム・ムンス(林文壽)
左賛成 従一品、右議政 正一品、そして左議政 正一品となる。
・イ・ヨンセン(李連生):パク・ウネ(朴恩惠)
水剌間女官、特別尚宮 正五品、淑媛 従四品を経て、昭媛 正四品に昇格。
チャングムの親友。
・チャン(張)長官:シン・グク(申國)
内侍院尚醞 正三品堂上から内侍院尚膳 従二品に昇格。
・チャンドク(長徳):キム・ヨジン(金麗珍・金汝真)
医女
・チョン・ウンベク(鄭雲白):メン・サンフン(孟相勳)
内医院主簿(医務官) 従六品から内医院判官 従五品に昇格。
・シン・イクピル(申益弼):パク・ウンス(朴恩讐・朴垠樹)
内医院判官(医務官) 従五品から内医院僉正(医局長) 従四品に昇格。
・パク・ヨリ(ヨルイ)(朴烈伊):イ・セウン(李世恩)
内医院医女
・シンビ(信非):ハン・ジミン(韓志敏)
内医院医女
・中宗(チュンジョン):イム・ホ(林湖・任豪)
李氏朝鮮・第11代国王。
・中殿:パク・ジョンスク(朴貞淑)
皇后。文定王后。中宗の正室。
・大妃:オム・ユジン(嚴有珍)
皇太后。慈順大妃。中宗の母。
情報元:
ココのHP
情報元:ウィキペディア(Wikipedia)