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インド映画の平和力

ジャーナリストさこう ますみの NEVER-ENDING JOURNEY

『安倍晋三秘書が放火未遂犯とかわした疑惑の「確認書」』の著者、寺澤有氏のツイッターアカウントはなぜ停止されたのか ☆追記あり(8月1日)

2019年07月31日 | ジャーナリズム
 「日本版ウォーターゲート事件」こと、安倍首相にまつわる重大疑惑に関する証拠を提示した、『安倍晋三秘書が放火未遂犯とかわした疑惑の「確認書」』第2版がリリースされて3週間余り。

 著者である寺澤有氏のツイートが、2日前の29日を最後に更新されていないのをいぶかしんでいたところ、同氏と親しい人びとによる告知がいくつかあった。
 たとえば、畠山理仁氏田中龍作氏のそれらだ。

 安倍首相重大疑惑を、国会議員としてただひとり追及した(注1)山本太郎参議院議員(当時、注2)のれいわ新選組が、21日の参議院選挙で大健闘したばかりのこの時期。

注1 20年近くにわたって追ってきた先導者であるジャーナリスト・山岡俊介氏から何度も聴いているし、さまざまな講演などでも同氏が述べてきたように、この疑惑は少なくとも1年以上前から国会議員全員に周知されている。つまり、山本太郎議員を除く国会議員は「知らないから取りあげない」わけではないのである。

注2 参議院インターネット審議中継で見ることができる。1:22:20 あたりから。

 アカウントが停止される直前には、『ハーバー・ビジネス・オンライン』に寺澤氏のインタビュー記事がアップされ、それが「Yahoo! ニュース」にも転載されていた。

 私は仕事柄、映画の宣伝関係者と日常的に情報交換などをする。それらを通じてはっきり認識しているのは、「Yahoo! ニュース 個人」に上がる記事は、一般に、広報宣伝に携わる関係者が重視しているということである。
 率直なところ、「Yahoo! ニュース 個人」の寄稿者は、私が関心のある分野だけに限っても、仕事のクオリティが玉石混交もいいところなので、ほとんど読まない。だが、寄稿者の質はどうあれ、日本における最大のポータルサイトとしての広告宣伝効果だけは侮れないということだけはわかる。
 そういう場に寺澤氏のインタビューがアップされたと思ってからまもなく、記事掲載と同じ日に、彼のアカウントが停止になったのだ。


☆追記(8月1日)☆
おそらくいまごろ、寺澤氏の同業者である友人・知人には知れわたっていると思いますが、アカウント停止の理由につき、昨日、同氏から資料とともに詳細な経過説明のメールをいただきました。

それによりますと、警察による冤罪事件の被害者に対して、事実関係を踏まえない誹謗中傷ツイートを行なった者がいました。
その誹謗中傷を、寺澤氏がツイートで批判しました。数年前のことです。

そのなかの表現が今回、“ルール違反”とされたそうです。
しかしその表現に限っていえば、そして、そのような遡及を適用するというのなら、同じ理由でアカウントを停止されるべきユーザーは、私が知る限りでも相当います。

私は、本記事に書いた推測が、本質的な意味では間違っていないという印象を受けています。

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