先の記事で書いた『カーマ・スートラ 愛の教科書』にまつわる「発見」について。
最近読んでいた仕事の資料から、映画のプロットを思いおこしたとき、ふと、どこかで聞いたような話だなと思った。それが何かは、すぐ特定できた。
インドの女性作家ワージダ・タバッスム(Wajida Tabassum; 1935-2011)の、『お古』というウルドゥ語の短編小説である。ベンガル文学の研究者による『コッラニ』 . . . 本文を読む
東京外国語大学が不定期に開催している「TUFS Cinema」には、かねがね注目してきたが、7月のプログラムがまたすごい。
ウルドゥ語文学者として広範に愛されるサアダット・ハサン・マントー(Saadat Hasan Manto)を描く『マントー』(印=仏、2018)の日本初上映である。
しかも監督のナンディタ・ダースが来日して、解題や講演も行なうという豪華版だ。『マントー』の本国版予告編はこ . . . 本文を読む
私は、レビューなりインタビューなり、記事を書いた映画作品についてはとくに、掲載誌が発売された時点で自分の仕事は終わりとするのではなく、他の取材予定とバッティングしないかぎり、旗艦的な位置づけになる劇場初日の動員状況をチェックするほか、一般観客のレビューやリアクションを、多くのチャンネルを通じてフォローしつづける。
自分が推す作品のどこに感動したのか、どこがわかりにくかったのか、誤解されている部 . . . 本文を読む