9月10日、カナダ・トロント国際映画祭(TIFF)で最新作『Vasudhaiva Kutumbakam』〈家族と繋がる世界、2023〉がワールドプレミアされたアナンド・パトワルダン監督。
それにちなんだインタビュー動画を見ていたら、ボリウッドの最新作を高評価していた。
Anand Patwardhan Interview- “Fought in court for my films” | S . . . 本文を読む
先週末、アーミル・カーン製作・主演の最新作『Laal Singh Chaddha』〈ラール・シン・チャッダ、2022〉が、Einthusan.tv でリリースされた。本ブログの読者には鑑賞済みの方も多いと思うが、お知らせとともに、覚え書きのようなものを少し。
以前にも書いたが、本作は米国映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994)の翻案だ。
そして、予告編が与える印象を良くも悪くも裏切 . . . 本文を読む
まず補足から。
前回に紹介した『Indian Express』主催のジャーナリズム賞式典での、アーミルインタビューのノーカット動画もリンクしておく。
また、式典全体のノーカット動画もリンクしておく。こちらのほうは、式典当日(2015年11月23日)にライブ配信されたものだ。
冒頭、賞に冠せられているラームナート・ゴエンカ(Ramnath Goenka; 1904-1991)の業績を示す短 . . . 本文を読む
この記事である。
ボリウッド人気俳優、最新作ボイコット騒動 高まるイスラム教徒への圧力(2022年8月11日付)
インドのまともなメディアは、このボイコット運動を取り上げていない。
当たり前である。
本ブログでたびたび触れてきたように、与党・インド人民党(BJP)やその母体である民族奉仕団(RSS)、やはり RSS 傘下の世界ヒンドゥ協会(VHP)といったヒンドゥ右派勢力は、2014 . . . 本文を読む
8月11日からインドおよび主要各国で公開されているアーミル・カーン製作・主演の『Laal Singh Chaddha』〈ラール・シン・チャッダ、2022〉。
英語字幕つき予告編だけでも明らかなとおり、米国映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994)のリメイクだ。タイトルは、アーミル演じるシク教徒の名前である。
『フォレスト・ガンプ/一期一会』は、日本公開当時(1995年)に見ている。原作 . . . 本文を読む