『Little Terrorist〈小さな“テロリスト”〉』のアシュウィン・クマール監督による最新作『No Fathers in Kashmir〈カシミールに父はいない〉』(2019)が、本国で4月5日に公開された。
カシミールを描いた劇映画としてはきわめてまれとはいえ、監督のこれまでの実績を知る立場からは当然と思うが、現地の批評家から、のきなみ絶賛されている。
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アガサ・クリスティ自身が「最高傑作」と認じたというミステリ『ねじれた家』の同名映画化作品(2017、英)が、4月19日から公開される。先ごろ、宣伝担当者からサンプル DVD を拝借して見た。
名探偵の登場しないノン・シリーズである。
前後して、原作もハヤカワ・ミステリ文庫の田村隆一訳で読みかえした。その解説にある、改稿すべきかどうかで版元側とモメたという部分、それはしかし、こんにちの視点で . . . 本文を読む
発売中の『週刊金曜日』4月5日号に、見開き2ページの記事を書いています。
公開中のドイツ映画『希望の灯り』の、トーマス・ステューバー監督インタビューです(P.46-47)。
☆きんようぶんか インタビュー
「自分を取りまく社会から弾きだされている」感覚が、右派ポピュリズムを伸張させる
『希望の灯り』
トーマス・ステューバー監督に聞く
(リード)
今年で30周年を迎える「ベルリンの壁」崩壊時 . . . 本文を読む