ラージクマール・ヒラニ監督の最新作『Sanju〈サンジュ〉』の本国公開まであと2日。
この「伝記映画」の現実の主役、俳優サンジャイ・ダットのライフワークといってもよい、Munna Bhai(ムンナ・バーイー)シリーズの第1作『Munna Bhai M.B.B.S〈医学生ムンナ・バーイー〉』について、前回は触れた。
同じく紹介したインド映画配信サービスサイト「EROS NOW」では、第2作『L . . . 本文を読む
『きっと、うまくいく』『PK』のラージクマール・ヒラニ監督の最新作『Sanju〈サンジュ〉』公開が迫るにつれて、監督のツイッターでは興味深い情報が続々と流されている。なかでも22日は、デビュー作で一気に監督の才知に魅せられた世界中のファンにとって、平常心ではいられない感激モノのクリップが披露されている。
先にも書いたように『Sanju』は俳優サンジャイ・ダットの「伝記映画」だ。サンジャイは、 . . . 本文を読む
NETFLIX(正確には日本版)がインド映画を積極的に導入しようとする姿勢はありがたいのだが、困るのはラインナップの契約終了日がわからないことだ。ときおりマイリスト(好きな作品や見たい作品のブックマークページ)を開いて、あるはずだと思っている作品が見当たらずに愕然とすることがある。
つい最近も、ヒンディ語映画『ブラック・フライデー』(2007)が消えていた。『ブラック・フライデー』は、ラージク . . . 本文を読む
本国では6月29日公開予定、『きっと、うまくいく』『PK』で知られるラージクマール・ヒラニ監督の次回作『Sanju』。予告編や関連報道を追いながら、期待はふくらむ一方だ。『PK』で、主人公 PK の窮地を救う楽団長バイロン・シンを演じたサンジャイ・ダットの、「ジェットコースターのような」半生をモチーフにしたドラマである。
それにしても、『PK』のサンジャイは、それまで見慣れてきた彼よりも相当に . . . 本文を読む
本日発売の『週刊金曜日』6月1日号に、2本の記事を書いています。
☆きんようぶんか インタビュー
高学歴専門職の苦境を諷刺コメディで描く
「イタリア映画史を書きかえた」と絶賛される『いつだってやめられる』3部作の、シドニー・シビリア監督へのインタビュー。
3部作のうち、2作目の『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』は5月26日から公開中。前後して1作目の『いつだってやめられる . . . 本文を読む