以前に触れた、『ダンガル きっと、つよくなる』『シークレット・スーパースター』のザイラー・ワシーム、映画界でのスワンソング『The Sky Is Pink』〈空はピンク色、2019〉。
9月のトロント国際映画祭でワールドプレミアされ、その後に本国公開されて好評を得たばかりで、はやばやと Einthusan でリリースされた。
スワンソングと書いたが、厳密には、もう1作ひかえていたはずだっ . . . 本文を読む
間近に迫った安倍首相のインド訪問に向けて、蓮光寺にあるスバース・チャンドラ・ボース(SCB)の「遺骨」の DNA 型鑑定につき、日印双方において、関係各方面が公式・非公式のはたらきかけをしているという情報がいろいろと入ってくる。
そのひとつ、新興ニュース局「India Ahead News」の討論番組(2019年12月3日付で公開)によると、首相訪印に先んじた第1回日印外務・防衛閣僚会合(1 . . . 本文を読む
スバース・チャンドラ・ボース(以下 SCB)の「死」をめぐって、インドでいま最も関心や議論の焦点になっていることは、大づかみにいうと2つである。
ひとつは、調査報道団体 Mission Netaji(ミッション・ネタジー)が、かねがね主張してきたことでもあるが、東京都杉並区の蓮光寺にある「遺骨」の DNA 型鑑定だ。
74年も経っているうえ、いったん荼毘に付された、つまり高温で焼かれただけ . . . 本文を読む
これまで何度か触れてきたベンガル語映画『Gumnaami』〈グムナミ・ババ、2019〉が、Einthusan でリリースされた。
もちろん英語字幕つきで、だれでも、いますぐ見ることができる。
チャンドラ・ボースは1945年8月18日、台湾で飛行機事故死したとされるが、それが事実かどうかについて、インド政府による調査委員会が、過去に3回組織されてきた。
シャー・ナワズ委員会(1956年=設 . . . 本文を読む
たまたまだが、日本の観客にとっては、とても良いタイミング。
『盲目のメロディ』劇場公開からほどなくして、主演アーユシュマーン・クラーナーの最近ヒット作『Article 15』〈インド憲法15条、2019〉が、本ブログでおなじみ Einthusan でリリースされた。
もちろん英語字幕つきで、だれでもいますぐ見ることができる。
アーユシュマーンが、『Article 15』本国公開前にネッ . . . 本文を読む