インド映画の平和力

ジャーナリストさこう ますみの NEVER-ENDING JOURNEY

「日本版ウォーターゲート事件」――山本太郎参議院議員が追及した、安倍首相と反社会的勢力にまつわる疑惑の真相

2018年07月20日 | お知らせ
 本日発売の『週刊金曜日』7月20日号に4ページの記事を書いています。

☆特集・ありえない!安倍3選
緊急インタビュー 山岡俊介+寺澤有
安倍晋三議員自宅放火未遂事件を追う
反社会的勢力使った選挙妨害工作の真相と3通の「念書」


 政治家の汚職などさまざまな不正疑惑が取り沙汰されることは多々あっても、その追及がうやむやに終わってしまうケースが多いのは、疑惑を裏づけるのにじゅうぶんな証拠を入手することが、きわめて困難だからである。ジャーナリストを業とする者ならだれでも、身にしみて感じていることだ。

 今回インタビューした山岡俊介氏寺澤有氏はしかし、長く取れば15年以上にもおよぶ取材によって、そのきわめて困難な課題をクリアした。
 山岡氏も寺澤氏も、巨悪の摘出において百戦錬磨の優秀なジャーナリストだ。彼らが入手した決定的な証拠とは何か。

 数日前、7月17日の参議院内閣委員会。自由党の山本太郎議員が、暴力団など反社会的勢力との関係をもったことがあるかどうかを安倍首相に糾した。その衝撃と波紋は、ネット社会でもリアル社会でも確実に広がっている。

 山本議員が根拠にしたのは、首相が衆議院議員だった2000年当時、膝元の山口県下関市で起きた放火未遂事件だ。その犯人から証言と証拠を入手した2人のジャーナリストによってはじめて、事件の全貌と真相が明らかになった。
 山本議員に対し、自分はあくまで被害者だと主張していた安倍首相の印象は、彼らの告発によって180度変わるはずだ。寺澤氏は事件を「日本版ウォーターゲート」と呼んできたが、内閣委員会の首相答弁のおかげで、その印象もまた一気に強まった。

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