批評家・観客とも大絶賛のアシュウィン・クマール監督最新作『No Fathers in Kashmir〈カシミールに父はいない〉』で触れた、「CBFC がインドの観客に見せたくなかったもの」が YouTube から削除されている。
監督も CBFC への抗議をこめて、いわば「確信犯」としてアップしたはずだが、いまのところツイートでは関連の言及はされていないようで、削除にいたった詳細は不明。
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『Little Terrorist〈小さな“テロリスト”〉』のアシュウィン・クマール監督による最新作『No Fathers in Kashmir〈カシミールに父はいない〉』(2019)が、本国で4月5日に公開された。
カシミールを描いた劇映画としてはきわめてまれとはいえ、監督のこれまでの実績を知る立場からは当然と思うが、現地の批評家から、のきなみ絶賛されている。
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『女神は二度微笑む』を通じてメインテーマ『エクラ・チョロ・レ〈もしも君の呼ぶ声を聞いて〉』の出自と内容を知り、タゴールやM・ガンディが一気に身近になったところで、英国からの独立運動の端緒、1857年に起きたインド大反乱が舞台の史劇大作を紹介したい。
インド共和国記念日の前日、1月25日に現地公開予定の『Manikarnika: The Queen of Jhansi〈ジャーンシーの王妃マニカ . . . 本文を読む
9月のカナダ・トロント国際映画祭でプレミアされた米国映画『A Private War〈私の戦争〉』を、映画評論家・町山智浩氏が、10月30日放送のTBSラジオ『たまむすび』で紹介している。同作は、米国で11月2日から限定公開、同16日より通常公開予定だ。
英紙『Sunday Times』特派員として世界の戦争・紛争を取材してきた、著名な米国人女性ジャーナリスト、メリー・コルビンを描く伝記映画 . . . 本文を読む
2001年7月25日、17年前の今日、プーラン・デヴィ(Phoolan Devi)さんが暗殺された。北インド、ウッタル・プラデシュ州にある有力地方政党、サマジュワディ党(社会党)所属の国会議員として2期目を務めている最中だった。享年37歳(初立候補時の公式記録による誕生日は1963年8月10日)。
一報をつかんだ時点で、すぐ遺族に弔電を打った。事件の捜査にまつわる情報収集をしながら、彼女の顧問 . . . 本文を読む