チェングォと町を歩いていると、ご覧の通り、「美食街」という通りがありました。
ちょっと期待できますね。
ウルムチでの最初の食事と同じように、屋台での焼き物が主流でした。
なんとなく品揃えの良さそうな店を選ぶ。ここはどうも一番人気のようです。
肉、魚、野菜が山ほど並んでいるところで焼いてもらう食材を選び、奥の
テーブルに腰かけます。風向きによっては煙がモウモウと襲ってくるのだw
先日訪れたカナス湖で捕れた魚があったので注文しました。こちらの民族は
どこに行っても同じような中東系のスパイス味ですw 身は柔らかい。
飲み物はビールではなく、こちら特産の蜂蜜と柚子のような柑橘系の香りが
ついた飲み物。イスラム教徒は建前上、酒を飲みません。ちょっと寂しい(^益^;
ここで働いていた12歳くらいのお嬢さんが、「おしん」みたいでとてもかわいい。
注文を聞いて料理を運んでいます。目が合うと恥ずかしそうにニッコリ(^益^)
おぢちゃんも、つられて目が合う度にニッコリ(*´`*)…
食べていると、何やら店の人たちが口げんかを始めました。
隣の店のお嬢さん(20歳くらい)が、こちらの店の人たちをにらみつけながら
金切り声で文句を言っています。
こちらのおばさんも負けじと言い返しています。雰囲気はとても険悪(゜゜)
そうしているうちに、警察官がふたりやってきて、隣のお嬢さんを厳しい顔で
説得し始めました。どうもあちらのほうが分が悪いようです。するとお嬢さんは
一生懸命怒鳴り続け、ついには泣き声になってしまいました。
警察に押しとどめられては引くしかありません。お嬢さんは隣の店に引き上げ、
それでも憤懣やるかたなく、目に涙を浮かべながらずっと睨んでいました。。。
何があったんだか、こちらの幼いお穣ちゃんも心配そうに立っておりましたw
カナス湖の魚、羊の串焼き、そして名物のぶっかけうどん(?)となりました。
小さな田舎町ですから素晴らしい御馳走とはいきませんが、ばっちいドラえもんと
ホテルの円卓で食べるよりは、ずっと旅行に出た気分になれるお食事でした~。
しかし、まだこちら特産の砂漠ワインを飲んでないんだよ!いつになったら
飲めるんでしょーかっ!どこに行っても地酒を順番に飲み続けるポリシーの私。
ウルムチに飛んで来てから数日が経過しているのに、まだ全然飲んでないー!
ウイグルのお姫様に美酒を注いでもらうという日がくるのだろうか…。
すごい火力で焼くんでしょネ
炭火かな
焼きたてはや~らかくて
スパイス味なんだ