さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

「莫高窟」を飲む

2012年11月21日 |  新疆ウイグル



新疆ウイグル自治区では使えなかったクレジットカードとバンキングカードでしたが、
ここ敦煌の銀行に入ってATMを試してみると、「ダラララララ…」とお札を数える
音が聞こえてくるではないで~すか^^ というわけで、無事現金を手にすることが
できました(´;д;`)ノ

財布が空になりつつあって、少し心細かったからなぁ~。しかし一回で引き出せる
金額が北京の空港では3000元、街中では2000元、ここでは1000元(約12000円)
ときたもんだ。日本では一回で50万円引き出せるのに…。しかたなく何度か繰り返し
て財布を現金で一杯にする。

こうとなったら夕食にはドーンといいレストランに入って、最高級のワインを飲んで
やろうじゃないかっ!なあ~~(^益^)b

昨夜の「敦煌」はうまくなかった。なのでこの写真のように立派なつくりの(美食城!)
レストランを見つけても、入口で素晴らしい笑顔でドアを開けてくれたお嬢さんの
魅力にも負けることなく、まずは座らずに「ワインリストを先に見せてね」と慎重を
期す!

ワインの銘柄にこだわっている様子を察知すると、メニューだけでなく、この店の
品揃えをテーブルに並べてくれる。一番高いのでも ― ウウム… ―

「これじゃあなあ…」と言いかけると、女主人、「お好きなワインを持ち込んでも
構わないんですよ」と嬉しい申し出。それなら品揃えの充実した酒屋に行かねーとっ!



~というわけで、まずはすぐ近くにあった大きな「超市(スーパーマーケットだ)」に
乗り込む。



あるあるあ~~る~~~♪ 中国西部の砂漠地帯が、大きなワインの産地だなんて
ほとんど知られていないよねェ~。



迷わずこの店の最高級品の棚をチェック!木箱に入っていたりして悪くなさそう。



しかしチェングォが「すぐ近くに専門店があるぞ」と教えてくれ、超市は「おさえ」で
とりあえずそちらにも行ってみる。



店のおばさんは棚に並んでいる「お手ごろ品」を勧めてくる。しかしそんなんじゃ
ないんだ。「この店の最高級品を出してみんさい!」と景気のいいことを言ってみる。

すると奥から、この画像のように「酒ですか?この箱は~?」というようなやつを
持ってきた。その名も「莫高窟」!

さっき見てきたばかりですし、勢いでこれに決定!

というわけで、このワインを手に先程のレストランに戻る。「日本では酒を持ち込む
とたいそうな金をとられるぞ」とチェングォに教えてやりました。中国はやさしい♪



サイド・ディッシュにこの地域の名産である馬肉を注文しました。メニューの写真
では数枚ピラピラと、お皿に平らに並んでいたのに、出てくるとテンコ盛り!

「日本では逆はあっても、こんなに思わず大量に出てくることはねーぞ」と
チェングォに言うと、彼も圧倒されていて笑っておりました^^;

さて、肝心の「莫高窟」のお味ですが…。




      ((((((゜曲゜)))))))




        _| ̄|〇




        加油~ 中国よ…






ま、ぢんせいこんなもんよ。。。

はじめに飲んだ「楼蘭」の最高級品、これだけは素晴らしかったぞ!
また飲みたい。是非飲みたい。しかしどうやって手に入れるんだ???



左の淡水魚の揚げ物、これが旨かったぞー。



2 コメント

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テンコ盛り^^ (あんみつ)
2012-11-28 18:50:58
うわ~豪快な、盛り方ですねw うんうん、日本じゃ、ありえないですよね(笑)

それにしても、『箱入りのワイン』ってだけでも、なんだか、おいしそうですが・・・^^; 
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ひひぃ~~ん! (さきち・)
2012-11-29 00:50:03
お馬のお肉は2切れでよかった…^^;

立派な箱入りのワイン、なんだかとっても高級品そうでしょ?
包装にだまされたゼ(^益^;
外で買って小脇に抱えてレストランに戻ったときは
わくわくしてたんだけどなぁ~~^^;
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