オーロラは長い時間出ていることもあるし、すぐに消えてしまうこともあるという。だからいつも「今でているかもしれない!」と気が気でない。夜に目が覚めては何度も窓から空を見上げていたし、昨日は早朝からの旅と温泉に長く入ったので疲れていた。10時前にはベッドに入ったのに、一晩中断続的に外を見ていたので、起きたら9時40分である。恥ずかしくて朝食を出してくれとは言えなかった。宿の人も、俺が食いっぱぐれてしまったことに気がつかないようであった。しかたなくコーヒーだけ飲む(´;д;`)w
レイキャヴィークへのバスは、12:30だと言う。2時間半をまたブルー・ラグーンで過ごそうかとも思ったが、すぐ近くに火山の様子を見せる施設があるというので、そこへ行くことにした。広い溶岩の原をとぼとぼひとり歩いてゆく。温泉を汲み上げてレイキャヴィークへ運ぶ大きな施設(工場?)がある。このおかげで、首都は環境にやさしい温水暖房を享受しているのである。ものすごい湯気の中に、巨大なパイプがいくつも交錯した建物が並んでいる。ものすごい音をたてている近代的な施設であるが、人の気配はまるっきりない。こんなところを歩いていると、そら恐ろしい気分になる。まるでSFの世界のようだ。
火山の博物館というには小さすぎるが、その施設に入った。受付に女性がひとり。今日はおれ以外に誰が来るのでしょうか。ここは溶岩の大平原の真ん中で、風がひゅうひゅう吹いている。隣の工場には人っ子ひとりいないんだから。こんなところの受付の仕事はいいかもしれないなぁ~(^益^)
さて展示物で目を引くものは、火山の爆発を撮影したフィルムの上映だった。船から見た、岩が飛び散る様子。溶岩が海に流れ込み、海水が煮え立つ様子。そして空高く、もうもうと噴き上げる煙や炎を見た。爆発の音と地響きが再現されており、なかなかの迫力である。しかしまあゆっくり見ても30~40分というところか。
ホテルに帰ると、長逗留の旅行者がトランプなどをやってのんびりと過ごしていた。宿のおばさんは窓際で編み物をしている。さて、いよいよ首都に向かう。
オーロラ命
長く出てたりすぐ消えたりは虹みたい・・
まっくろい溶岩は人を寄せ付けないごっつさだけど、そのぶん景色はなんとも力強い美しさだねっ
ハワイ島の小さな火山資料館で見たビデオも同じようだったノ
火山噴火は自然の力を否応なく畏怖させられるしとても魅惑的だとも思うヨ
_| ̄|〇
ハワイでも火山のビデオ見ましたか~(^益^)あそこは時差ボケに対処するため、日本から来た観光客にうたた寝してもらうためにビデオを見せると聞いたことがあるんだけど、ゆくえさんもそうでした?(^^)w
溶岩の山って読んでww
オーロラを見るには運も必要?
滞在してるあいだに絶対見れるとは限らないんだよね?
ちなみにこのときはオーロラの当たり年で、英国にいたアイスランド人が「一週間もいれば絶対見られるよ♪」と言ってくれたんですけどぉ…。(゜゜)