さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

佐世保のとんねる横丁と旧海軍佐世保鎮守府凱旋記念館

2024年08月08日 | 九州シリーズ


佐世保のとんねる横丁にやってきました。ここは戦時中の防空壕をそのまま利用して
商店街になっているのです。一番はじっこまで来て横から見るとわかりますね。
山に穴を掘って、その入り口が店になっているわけだ。


一軒だけ改装中のところがあったので、撮影できました。奥のほうは深そうです。
佐世保は軍港都市だから空襲の標的になったのでしょう。しかしこんなところに
隠れて爆弾が落ちたら全員蒸し焼きだぞw


普通に見たら、ここがすぐ洞窟になっているのはわかりません。ジイサンのシャツを
並べて「おしゃれ専科 紳士服ハトヤ」っていいなあ。


昭和の懐かしい雰囲気です。


猫もリラックス。横のベンチではジイサンが煙草を吸っていました。


長いアーケード商店街は、シャッターが閉まってない賑やかなところです。


おおお、俺の好きなスイカがずらり! すんごく食べたいが、ビジネスホテルじゃw


少し歩くと「旧海軍佐世保鎮守府凱旋記念館」があります。第一次大戦時、日本は
連合国側に参戦したので、地中海でドイツの潜水艦からの護衛をするという任務に
つきました。そのときの拠点になったのがここなのです。日本艦隊の活動には、
英国王から勲章をもらったんだってさ。それが第二次大戦ではドイツと組んで
英国と戦うんだからなあ。。。


入ってみると、内部は大きな講堂になっていました。手前の軍艦の模型は、当時
活躍した「ゆきかぜ」だって。

さて、ここにはグランドピアノがあって、中学生になったかくらいの少女が弾いて
いました。モーツァルトをすごく上手に演奏しています。練習しているようです。
うまいなあ~~、と感心していたら、お母様が手前にいて、「妥協しない!!」と
大声で叱責!( ゚Д゚)… ((+_+)) 出た~星一徹www あんな優雅な音楽を素晴らしく
弾きこなしているのに、その子供を怒鳴る?俺ならホメちぎるなあ。。。


佐世保の町は、明治になって海軍の軍港都市建設計画で急速に発展したとか。
詳しくはお読みください^^;


右上の写真は、米軍の空襲で焼け野原になった佐世保。見事に更地だ。そして
右下は、ほぼ全滅した日本海軍の残り僅かな艦艇が集められたところ。巨大な
軍艦や空母、駆逐艦はすべて破壊され、小さいのだけが残っていたとか。

鳴り響く少女のモーツァルトを聞きながら、こんなパネルを読んでいました。



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