函館本線を北に向かい、駒ケ岳を通れば噴火湾に出ます。うっすらと見えるは
羊蹄山か。
噴火湾はご覧の通り巨大な内湾ですから、波が穏やか。向かいに見えるは対岸の
ようですが、実はぐるりとつながっています。
羊蹄山は1,898mを誇る高さで、富士山のようにきれいな円錐形なので、蝦夷富士
とも呼ばれています。
振り返ると駒ケ岳はだいぶ離れてきた。こちらは1,131 m。噴火湾をぐるりと回ると
このふたつの美しい山の姿を拝むことができます。
長万部が近づいてくると駒ケ岳もうっすらになってしまう。函館よサヨウナラw
長万部はこの2つの山とほぼ等距離。どちらも見えるが、どちらもうっすら^^;
今宵は長万部の温泉旅館に泊まります。古い旅館だけに広いぞ。
風呂に行くと、銭湯スタイルの番台がある。男女両方の脱衣所が見渡せるのだ♪
入ってきて、あの窓口で料金を払うシステムだったのよ。「あそこに座りたい」と
思わない男があろうか。
東京・下町のうちの近所に、むかし銭湯がありました。小学生のとき、同じ学校の
銭湯の家の息子が家の手伝いで番台に座りました。あるとき、同級生の女の子の家から
「娘が銭湯に行ってクラスメイトに裸を見られたくないから、先生、言って下さい」と
苦情(?)が入りました。
その先生、父母面談の際にそれを父親に伝えたら、そのお父さんは「うちの家業で、
息子にも継がせるんだ!」烈火のごとく怒ったそうです。古き良き(?)時代でした
なあ^^;
いつも思うんだけど、温泉の効能で私の困った性質は治らないのかなw
髪の毛を乾かそうとしたら、10円!部屋から持ってこなかったよww
ちなみに私が通う小樽の「湯の花」は880円と高級なので、ドライヤーはタダです。
多くの人が使います。波平さんみたいに「外に出る前に乾いてるでしょ」という
髪型の人も、いやさほぼ全体が輝いている人でさえ、頭皮を乾かしている人がいます。
函館の「谷地頭温泉」は、460円と安いのでドライヤーは20円です。まずほとんどの
人は使いません。有料となると、20円でもみんな使わずに濡れた頭で出て行くのだ。
あるとき、10円入れただけで稼働しました。これはイイ!と次のときもそいつを
選んで10円入れたけど、20円入れないと動きませんでした。。 またあるときは、
コインを入れるところに10円玉が1コ置き去りになっていました。ふっふっふ♪
これは誰もいない朝に撮影したものです。到着した日は夕方に入りましたが、
地元の常連さんたちが次々にやってきてお互いに挨拶をしています。近所のおじいさん
たちは毎日入りに来ているそうです^^ まるで宿泊客の俺が異分子だよ(^益^;
でやー! 古き良き温泉宿の「これでもか!」の夕食。見た瞬間に完食は無理だろうと
観念する。それでも少食の俺が頑張ったよ!普段の5倍くらい食べたぞ。これで
1泊2食付きで9000円。今や小樽や札幌はインバウンド客が溢れかえったおかげで
狭いビジネスホテルが素泊まりでこの倍はするぞ。
長万部名物のカニ飯。宿のおばちゃんは「ご飯も要りますか?」と聞く。ウウム、
2日に分けても十分すぎるほどの量だったなー。「こりゃ食べきれないぞ」と
思いつつ、ビールと酒は飲んでしまったのですが、それはしかたない、、、
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