さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

世界18カ国で活躍した花子さん 6

2015年05月22日 | 関東甲信越



ロダンの彫刻の続きです。



「ロダン体操」で見たポーズですね^^; オーマイガッ!



これがロダンのもっとも有名な「ウ○コをする人」ではなく、「考える人」です。



これまた有名な、ダンテの「神曲」に出てくる「地獄の門」です。
キリスト教がホントなら、わたしはいずれここを通るでしょう。。。



こちらはロダンのモデルとなった、花子さん。

本名は「太田ひさ」さんで、明治から大正時代にかけて活躍した、愛知県出身の
女優さんです。舞子や芸者をしておりましたが、旅芸人一座に入ってヨーロッパ
各地を回ります。その数なんと18カ国。

「かたき討ち」や「腹切」といった侍ものが受けたようで、看板女優となって
「花子一座」を旗揚げするまでになりました。モスクワの演技学校で指導をした
こともあったとか。

劇中の切腹の場面で(女がやったのか?)、激しい死の表情を見せた演技が評判に
なり、ロダンの目にとまって彫刻のモデルとなったのです。

死の表情を続けさせられて、すっかり疲れたこともあったとか。そりゃあねェ~w



外に出ると、桜が咲いていました。