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さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

レストラン ルースキー

2018年10月19日 | ロシア



アムール川を見つめているアムールスキー伯爵。先日はアムール川の遊覧船から
そのお姿を見ました。



アップにすると、さすが探検家、望遠鏡を持っております。



とにかく、ずっと30度の天気でした。すっかり日焼けするし。



雄大な眺めです。これが全部氷結して上を歩ける真冬に来ることはあるかなー。



シベリア鉄道に乗る夜までは、まだだいぶ時間があります。ダラダラと酒を飲んで
過ごせる場所はないかと考え、むかしのガイドブックによると、この古い建物の上に
「サッポロ」という日本レストランがあるという情報を見たので行ってみた。

なくなってました。。。 なんか若者でにぎやかなアメリカ~ンな肉中心のレストラン
がありましたが、まったく合わないので他を探すことにした。

評判だというイタリアレストランも、なくなったのか見つからない。そんなんばっか!

裏道に入ってゆくと、黒の正装をした90いってそうなヲバーサンが立っていました。
お?とすれ違うときによく見ると、そのすごく立派な真っ黒な上着の全面にたくさんの
勲章が!ソ連時代に偉い人だったの?ほへー、とそちらを向いて、丁寧にお辞儀を
しました。するとまるい瞳は薄いブルー。まるでお人形さんのようでした。あの
ヲバーサン、いつも正装してあそこに立っているのかしら。。。

さて閑静な住宅街に、ルースキーというレストランがあります。あまり人が通らない
エリアだけど、どんなもんでしょ?「レストランはロシア」って・・・



入り口は、こちら? とにかく、ロシアのレストランは見つからない。やっと見つけても、
「ここでいいんだよね?」というような入り口です。



立派じゃないですかー。しかし例によって、13時台ってランチタイムなのに、俺以外に
客はいない。これって夜もありがちでした。みなさん外食しないのねー。それに居酒屋
のようなカジュアルに人が集まって飲むところもないし。まあ共産主義の国だったからかー。



喉が渇いたし、例によってビールをまず飲んで、食事にはワインだ。そしたら、注文を
受けた民族衣装の素敵なお嬢さんが、左の小さなグラスも持ってきて、「これは私からの
プレセントよ♪」とかわいい笑顔。俺の好感度は、ロシアでも通用するんだな。。。

ホテルでWifiが使えないもんだから、持ってきたPCでメールをチェックする。レストラン
でそんなことするなんて、なんか忙しいジャパニーズ・ビジネスマンみたいじゃないか
なあー。「いまどこなの?!あけみ」とか、「最近店に来ないわね ヒロコ」みたいの
ばっかりだったりして(^益^;



日本語表記もあったんですよ。なんかコレよさそうでしょ?それと「この豚肉ソテー
かなー」と注文したら、「それは400gあるわよ」とお嬢さん。たしかに巨大な感じ。
「それは多すぎるようですね。ではこちらの200gのほうのお肉にして下さい」と
訂正したんです
。魚と肉を頼んだつもりだったのにー。



そしたら何の誤解か、魚はこないで、このお肉だけが来ました。。。
いまから魚を料理してもらうのもなんだし、ま、メインだけでいいか~。



というわけで、時間もたっぷり余ってるし、デザートはアイスクリームに何やら地元産の
なんかが乗ったやつを頼みました。シャレオツですなあ。


赤軍博物館3

2018年10月18日 | ロシア



赤軍博物館、館内の展示もすごい量でしたが、外にも展示されていました。



軍隊で使われたトラック。パワフル!



こっ、これわ? 戦っている軍人さんたちに、焼き芋を配給する車両じゃないよね?
プレートに説明書きがありましたが、ロシア語なのでティンプンキャンプン。



魚雷ですな。たしか広島で、人間が入るやつを見ました。「お国のために」とかいって
行かせる連中、終身刑でいいと思うんですけど。



うひゃー。こんなのがガラガラ来たら、たまりませんなー。日本の自衛隊(陸軍)も
持ってるんだよね。この時代、マジで使うことがあるとでも思っているのでしょうか。
それとも米国から途方もない値段で買わされているだけなのでしょうか。



大砲がこっち向いたらたまりませんなー。



これはちょっとかわいいタイプ。



これは裸のタイプということか。逃げ足は遅そうだし、やだねェ。



赤軍博物館、なかなか見ごたえがありました。団体客のコースに入っていないので、
広いのにだーれもいないのがいいですよ^^;

この日は、歴史博物館、考古学博物館、赤軍博物館と見物のはしご。ここまでもういくつ
見たことか。帰ってきて、若い女性にロシア旅行の画像を見せてやりましたが、感想は
「こんなのばっかり、ずっと見ていたの?」と明らかに「つまんねー」という顔を
されました。たしかにシベリア旅行なんて珍しいところに行ったのに、このブログも
閲覧数が減っています。(^益^;


赤軍博物館2

2018年10月17日 | ロシア



なんて書いてあるか、気になるよね。
ネットの翻訳機能で意味が分かりました。アルファベットがロシア語独特なもんだから、
まずアルファベット一覧を見て、綴りの形をよく見て1文字ずつコピペ。
そしてロシア語→日本語の翻訳をGO!
左が「祖国の母が呼んでいる!」で、右が「祖国の母!」と書いてあります。
か~ちゃん出してきて、これは男が書いてますね。子供がいる女(すなわちかーちゃん)
は、多くが「人が死ぬくらいなら戦争なんてやめな」と思っていたりしますもの。
だから私は「バカなことするんじゃないよ!」とか落書きをしたくなります^^;
もしくは「老いぼれジジーの言うことなんて聞くんじゃないよ!」でもいい。(^益^)b



軍隊の博物館だから、こんなんばっか^^;



望遠鏡。頭を出すと、大事な頭蓋骨を撃ち抜かれたりしますからね。



勲章は戦争につきものですねェ。こんなのをくれるやつは、弾が飛んでくるところには
行きません。「よくやった」とかいってこれをくれるときに、「お前も行ったらどう
だ?」と言ってやったら面白いでしょうね。



なんかかわいいタンクですね。ひっきりなしに給油しないと、すぐに止まりそう。



おうおう、ヤダネー。



おやおや、日本軍の遺品がありました。「必勝」かー。



軍服の小太りした笑顔。どこかの将軍様を思い出させますねw



ぐはー、日の丸があるのがヤダネー。



マニアックな人は、こういうのを見て目がキラキラするのかしら。



おお、最後のエリアになると、近代兵器になっています。



しえええ。



すごい数の勲章が展示されていました。置いてあった軍服にもたくさん実物がついて
いたし、軍隊の写真で偉そうな軍人にも「重いだろ」というくらいついていました。
こんなん、自分、同朋、敵方、人間の命と引換えですぜ。悲しいよねえ。


赤軍博物館1

2018年10月16日 | ロシア



この立派な建物は、赤軍博物館。ソ連時代の戦争の歴史が展示してあるらしい。
しかし、入り口はどこだ?



なんかさー、もちっと立派な看板を設置するなりせんと、これじゃわからんよー。
箱はかなり大きな建物なのに、これで正面玄関なの?いいんですか?と開けてみる。



あ、「来た」とばかりに、ヒマそうなおばちゃんたちが3人ほど。



戦争の悲惨さを描いた大作ですね。下には本物の大砲の弾が置いてある。



すごい砲弾。



橇に乗せて運んだのですね。この広いシベリアでなあ。。。



うわー。ジブリの映画に出てきそう。鉄の非人間的殺人兵器だなあ。



下のロシア語はなんて書いてあるの?「チャック開いてますよ?」って落書きしたい。



軍服って、女性が「素敵♪」ってなったりするらしいなあ。あなたはどうですか?



ソ連軍は「巨人」なのですかー。



おうおう、ご苦労様です。



これ系ねー。俺が一番嫌いな世界。



軍隊の博物館ですから、武器はいろいろた~くさん展示されていました。



参謀司令官室ってか?これくらい大きな机だと仕事もしやすいだろうけど、広ければ
広いほど、上に置きっぱなしの物が増えて雑然としてしまいます。ちなみに、いまの
私の部屋には机が2つになっており、どちらもぎっしり物があって片付いてませんー。


ハバロフスク考古学博物館

2018年10月15日 | ロシア



この日はハバロフスク最後の日。ウラジオストク行きのシベリア鉄道は夜の20時発。
なのでチェックアウトを済ませてからホテルに荷物を預け、一日街をぶらりの予定。

ちなみにロシアのホテルは、荷物を預けるクロークがいい加減。俺の泊まるホテルは
一流じゃないんだけど、それにしても、荷物を頼むと「はいよ」と受け取って預かり証は
ないし、ここなんぞは外国人向けの大きなホテルなのに、フロントに荷物を預けたいと
言ったらあっちこっち行かされて、最後にゃ「落とし物預かり部屋」に置かれたぞ。



大きなホテルなので、朝食会場は大きな1階のレストラン。中国人や韓国人の団体客は
必ず朝早いので、ごった返すその時間帯は避けて、ゆっくり行くのが鉄則。なのに、その
団体は遅い時間でもまだワラワラと残っていておしゃべりをしていました。それにしても、
中・韓の方々は、お食事をした後のテーブルがひどく汚いです。なので空いているのに、
座るテーブルを選ばなくてはなりません。きれいに食べましょねー!



俺の食べる量はこんなもん。あー、一服したい^^;



夕方に駅まで乗るバスの乗り場をチェック。懐かしいトロリーバスです。上にパンタグラフ
がついているでしょう?これ、ハンドル切ってあらぬ方向に行ったらどうなるんでしょ?
髪の毛ひっぱられたみたいに止まっちゃうのかな。



この日は最後なので、ホテル近辺の博物館などを残しておきました。すぐ近くに考古学
博物館があるはずなのですが、なかなか見つからない。これですよ。木の後ろに隠れて
いて、すぐ前を通っているのに見落としてしまいました。



看板があるわけじゃなく、階段を降りてゆくと、ここが入り口。わからないよねー!
ドアを開けると、ヒマそうなおばちゃんが切符を売っていました。そして中に入ろうと
すると、ロシア語で「ここじゃない」と言っている様子。おばちゃんは外に出て、俺を
裏手に導きました。



建物の横にある細い通路を通って階段を降りてゆくと、裏にこんな入り口がありました。
最初から看板でも立てて、ここに行くようにしたほうがいいんじゃないか?



入り口で切符切りのおばちゃんが、しきりに「ロシア語はダメなのか?」と言っている
ようで、「駄目よー」というと、とても残念な様子。

中に入ると、右上に足が見えている先生が、左の若者たちに熱心に講義をしていました。
これを聞かないとわからんぞー、と言っていたのですね。まーいーよ。。。



なーんか小学生向けの展示物のようでした。中は迷路のようになっている。



ちょっとー、こういうので終わりですかー。300円返してほしい気分だ。



人類の歴史ってか。とくにシベリアで発掘されたものの展示とかじゃないんですねー。



人類はアフリカからスタートしたやつらの子孫だそうですね。それがユーラシア大陸を
東に進み、アラスカを経由して南米まで行ったと。すごい山奥だとか、寒くて凍りつく
土地、砂漠なんかもなんのその。好奇心に導かれて旅をするというのは、人類が引き
継いできたDNAなんだよねェ。



ね、〇×君^^; こんなところに展示されちゃって♪