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さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

名古屋で飲むなら大甚本店だ

2018年12月08日 | 関西シリーズ



伊良湖岬からまたバスに乗って三河田原駅に戻る。見渡す限りの畑なり。



渥美線に乗ると、また一番前に座れてしまった^^ 運転手と車両の前後に行ったり
来たりの車掌さんの視線にも負けずに写真を撮る。毎日乗っている人からすれば「何が
面白いのだろう」と思うでしょうが~。俺だって渋谷や浅草で写真を撮っている人を
見ればそう思うんだよ。許してくれたまへ。



こんな大きな木の横を通過すれば、「おおっ!」と思うでしょ(^益^)b



線路に草がはえているのもいい。よね?



お~、電車がすれ違わないから、ホームが片側だけ。こっちから行くと左側が開いて、
あっちから来ると反対側のドアが開く~♪



豊橋からは値段の異様に高い新幹線は論外ですが、高いJRよりも安い近鉄線に乗って
名古屋に到着ですー。



あ~何度も通過したところだなー。毎回宿泊するところが違うしなー。



ホテルから歩いてすぐの大甚本店へ。つか、ここに近いホテルにしたのだ。酒を飲んで
地下鉄に乗りたくないし。あと2軒目にも近いんだよ^^

伊良湖岬なんて行っていたもんだから出遅れて、店に着いたのはもう5時過ぎ。まだまだ
明るいのだが、この店は4時から開いているもんだからもうぎっしり満員!みなさん
なかなかに酔ってらっしゃって店内は喧噪状態。もちろんどこも相席なのだが、大きな
テーブルのなかでひとつだけ席が空いており、そこの狭い隙間に入り込むことができました。
こういうときにひとりは便利だ。目の前のサラリーマンの席には、すでにビール瓶が何本も
並んでいる。



店の真ん中には小皿料理の並んだテーブルがあり、みなさん選んで取ってゆく。カウンター
にもずらりと並んでいて、いくつも取る場合にはお盆を貸してくれるのです。

上はうなぎの山椒焼き。下はサトイモですなあ^^



この焼き牡蠣はちょっと特別料理で、お店の人に頼んで持ってきてもらいました。
食べて空になった皿を返そうとしたら、また目の前に戻された。お会計のときに、空いた
皿やら空瓶、お銚子の数で計算するのです。なので数名で飲み食いをした日には、
テーブルの上がすごいことになる。



名古屋は八丁味噌だがね。どて煮を食べると、ようやくここに来た気分。



このお銚子と盃、買えるものなら買って帰りたいのだが。。。


渥美半島先端 伊良湖岬

2018年12月07日 | 関西シリーズ



バスで伊良湖岬の港、道の駅に到着。ここからは歩いて岬の先端に向かいます。



灯台へ向かう遊歩道には、粕谷磯丸という人の像がある。こちらはここの出身で、江戸時代の
漁夫歌人だそうです。貧しい漁師の家に育ち、30を過ぎるまで読み書きができなかったとか。
父を亡くし、母も病気だったので、その全快を祈って伊良湖神社に日参していたが、そこで
参詣する人たちの和歌に魅せられて歌の道に進んだそうです。磯丸は旅が好きで、85歳の
人生を終えるまであちこち旅行したそうです。貧乏だったのにすごい!



波が高い場所なので、サーフィンをやる人たちが集まるところらしい。



写真を撮ってアップにしてみると、けっこう年配の人たちが多い。そういうものなのかー。



波の音と風の音がすごいぞ。



ダイナミックな景色。



おお、ついに灯台までやってきた。もう毎度ですが、尖がってないよー。地図で見ると
刃物の切っ先か鳥のくちばしみたいな場所なんだけどね^^;



対岸は三重県の鳥羽か?



灯台を超えてぐるりと半島の先を回るコースもあったけれど、ここからは山を越えて
戻ることにしました。



海が青いなー。



思ったより早く戻ってきました。そして道の駅でソフトクリームを食べたのでした。


渥美半島の先端へ

2018年12月06日 | 関西シリーズ



昨夜渡った橋を越えて駅の南側へ。豊橋鉄道渥美線に乗って、渥美半島の先端へ向かいます。



路面電車に乗ってお城を見ようかとも思ったけれど、やはりローカル線に乗って半島の先端
のほうが魅力的。



おお、3両とは豪勢。途中に大学のキャンパスがあったりするんです。切符の窓口には
ローカル線にありがちなかわいいお嬢さん。終点までの切符というと、バスに乗って
岬まで行くなら、連続の割引切符があると親切に教えてくれました。



この日の行程は、豊橋から渥美線で終点の田原まで行き、そこからはバスで伊良湖岬へ。
地図で見て「はじっこ」というのは制覇せねばならぬ。



さあて出発。電車は空いていて一番前に座れました。カメラを構えてちょっと子供みたい
だけれど、許しておくんなせい。



おお、すぐに森。単線は味わいのある景色です。



電車は郊外をひた走り、無人駅につくたびに車掌さんが前に来たり後ろに行ったり。
大変だとは思うけれど、ワンマンじゃないだけたいしたもんです。運転手のワンマンだと、
バスの運転手以上に忙しいですからねー。



だんだん広い畑が多くなってきました。この路線は景色がとても良いですぞ。



ここの運転手さん、あこがれの職業だよねー。



田原湾にかかる大きな橋。風車もたくさん並んでいます。



わりとひんぱんに電車が行きかいます。



終点の三河田原駅に到着。少し街を探検したい気にもなりましたが、本数の少ない岬行きの
バスがすぐに出るので、この町は通過です。



ここから1時間余り。広々とした畑、ときおりある集落などを通過。老人ホームなんかも
ありました。バスがわざわざ迂回してそこも通過するんです。誰も乗り降りしません
でしたけれど。



キャベツや大根かしら。とにかく広い。これだけの広さを管理する農家って大変そう。



というわけで、先端の岬に到着しました。ここは港になっていて、紀伊半島の伊勢志摩
方面へのフェリーが出ています。道の駅もありました。昼食の時間になりましたが、
ホテルの朝食をたっぷり食べたし、まずは歩いて岬の灯台まで行かねば。戻りのバスは
1時間後と2時間後。どちらにするかは行ってみてから考えることにしよう。


豊橋の夜を彷徨う

2018年12月04日 | 関西シリーズ



豊橋に到着。あとは夜の町に繰り出すだけ。



だいたい駅から線路沿いに横に入っていくと、夜の町があったりするのだ。しかし
この日は日曜。閑散としてるぜ。。。



あちこちやっている店はあるのだが、何か違和感がぬぐえない。なぜだ?



おかしい。ここは吉祥寺や下北沢じゃないのに、こんな若者向けの店ばかりだ。
すきまに暗くなっている(閉店している?)場末の居酒屋があって、開いている店を
のぞくと若者ばかりがちらほら。

そぉ~か、こりゃあ昔のおんぼろ飲み屋街が朽ち果て、空き家になっているところに
若者向けの店を人工的に誘致して、改装した店ばかりが並んでいるんだな?恐るべき
町おこし!これで若者がワンサカやってくるのか?かつてなく増殖しているジジー
たちはどこへ行けばいいのか?「共存」ってアイデアはないのかなー。



場末の飲み屋街があったはずの駅の北側はあきらめ、橋を渡って南側へ行くことにした。
橋の下には、こんな朽ちた昔は魅力的であっただろう店の跡がある。



何やら侘しいのう。しかし駅の南側に出れば賑やかな繁華街があるはずだ。



東海道線をまたいで行きます。



大きな街だと、逆にどこに入っていいか選択が難しくなるってもの。それなりに数は
たくさんあるのだが。。。



こういうときは、少し路地裏に入るといい。



今宵は「豆の木」に入ってみようか。



なかなかの「当たり」でした。常連さんがひとりふたりと入れ替わるくらいに空いて
いる。ご主人のじーさんと、30代くらいの娘さん(?)のツーオペ。適当に静かで、
たまに声が交わされるくらいの落ち着いたやりとり。気を遣わなくていい。



それくらいリラックスすると、酒が進む^^; ビールのあとは普段は酒にするのだが、
この日のつまみは「イカ明太子」のみの気分だった。そういうときは焼酎がいい。
もちろん芋。すぐにグラスが空いてしまい、「すみません~、おかわり」と言って
注いでもらう。旅先なのでボトルは頼まない。なので「また一杯」となる。ご主人は
「あんた、酒好きだね・・・」とつぶやく。「好きですよ。弱いけどね^^;」と
返す。つまみ一品で飲んでばっかりいるからそう思われるんだよね。


二川宿 商家駒屋

2018年12月03日 | 関西シリーズ



二川宿本陣資料館を見物し、さらに宿場町を進みます。



「和風スナック秋田」にもそそられるが、今はそういう時間ではない。



商家駒屋にやってきました。こちらは観光スポットになっています。



むかしの井戸ねー。



何やら人の気配。



着物が展示されていました。その奥にはカフェがあったりします。



手前の観光スポットより、あちらのほうが気になる。こちらのスポットのスタッフが
昔の味噌蔵だと教えてくれました。すでに使われなくなってから長い時が経ち、内部の
味噌の巨大な桶(?)は、多くの塩分を含んでいるので廃棄物として処理できない状態だ
と説明してくれました。



街道から離れて裏道を通り、ブラブラと駅に戻りました~。宿場なんだから茶屋が
あって、ちと酒でも出すところがあってもいいのになあ~^^;