8月2日からの夏休み旅行で3泊し、合計3種類の風呂に入った。初日の長野県小諸、中棚温泉の露天風呂が今回の一番。「千曲川旅情・文学の温泉宿」と紹介されていた古い木造旅館の風情に心ひかれ、初めて訪れた夏の小諸。「初恋りんご風呂」には夕方、夜、朝と3回つかり、「まだあげ初めし前髪の林檎のもとに見えしとき…」と、ぼそっとつぶやき少し頬がりんご色に染まった気がした。
源泉掛け流しの弱アルカリ泉の、ちょっと低温の打たせ湯。虫や葉っぱが飛んでくる石組みの露天と木製の「湯まくら」が渡してある熱めの湯船。まくらに頭をもたせて眺めた天井には、巨大な魚の背骨のような梁が屋根をささえている。木肌のぬくもりと透明な湯の温かさにほてった身体がとけていく。
2日目は車山高原のリゾートホテル。とはいってもおつきあいで入った団体指定の宿泊施設だから、格安のペンション程度の料金。温泉ではないのだけれど露天のジャグジー、泡ぶくぶく風呂の刺激がいい。サウナに入って水風呂につかり、身体が冷え切る直前にまたジャグジーに飛び込む。
風呂からあがってもすぐに汗がひき、高原を渡る風にあたっていると肌寒いくらいだ。八ヶ岳連峰をさかなに生ビールをぐいぐい飲み干した。
3日目。本当は帰宅予定だったけれど、もしも空いていたらと立ち寄った清里の「自然休暇村」の都合がついて、おまけの宿泊。10数年、おそらく夏に一度は通っているから、観光施設も美術館も土産売り場やコンビニの場所もわかっている。帰路、久しぶりに北澤美術館に寄り、ガレやドームのアールヌーボーのガラス工芸をじっくりと見てまわった。
高原の木々に抱かれたお風呂の風情、とってもステキですじゃ。
高原の風に吹かれて、温泉上がりのビール、きっと飲めたら最高なんだろうなぁ!
3泊、いいなー。これくらい休めるとリフレッシュできたでしょうね。
でもでも、フランスみたいに1カ月くらい休めたら、家に戻ってきても涼しくなっているはずだから、本当の意味での休暇になるんだろうなー、などとちょっと思ったりする。
おし、それを目標になんとかしのいでいこうぉ♪ これから写真整理してちょっとずつのっけていくよぉ