歯医者復活

毎年、あたたかくなってくると歯がうずく。あれ？　と思ったら案の定、左下の奥歯のはぐきがはれている。仕事が忙しくなって疲れがぬけないのか、春だ春だと歯もうかれてくるのだろうか。

今日は別の歯の虫歯治療だったけれど、その歯は、ウイーンと削られているとき以外はまだ痛みがない。だから反対側が痛いんだってば、ってことをていねいに伝えると、とりあえず痛み止めで様子みましょう。まあもともとあまり良くなかったので、これまでよくもったということですけどねぇ、と反論された。

ともかく治療がおわり、処方箋をもって調剤薬局に。昔、薬局とよばれていた店舗は、今はドラッグストアとなり、日用雑貨や食品まで売っているけれど、調剤薬局も不思議な店がまえだ。梅干しやせんべい、靴下などがつるしてあり、でも本気で売ろうとしているとも思えない。薬を処方されるまでの待ち時間に、なんとなく売れるのだろうか。大きなお世話だけれど。

「お薬手帳」を持参しなかったから、あとで貼っておいてください、と渡された領収書を見る。痛み止めと抗生物質の２種類の薬のぶんで、調剤技術料、薬学管理料、薬剤料、それに医療材料料とあり、それぞれが点数表示されている。その点数かける10が合計金額で、そのうちの３割が「患者負担料」だ。「保険がきく」のは助かるけれど、歯の治療、検診、いつまで続くのだろか。春、始まったばかりなのにぃ。