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天気のいい日曜の昼。玉川上水の取水口から福生のカニ坂公園まで、いつもの多摩川ぞいをゆっくり散歩。でもいつになくにぎやかだ。土手の散歩コースを何人ものランナーが走っている。ゼッケン番号の上に「福生健康マラソン」と小さく書いてある。何キロ走るのかは知らないけれど…、と調べたら「スポーツエントリー」というサイトに情報を見つけた。
今回が38回目となる、福生市陸上競技協主催の公式ミニマラソンだ。小学生は3キロで、高校生以上が10キロ、男子40代、50代、60歳以上の5キロコースも用意されている。ノラがいつもたむろしている土手の近くの福生市営競技場がスタートとゴール地点。びっしょり汗かいているランナーは10キロコースのエントリーだろうか。
5キロくらいなら、ゆっくりでいいなら走れるかなあ、でも膝痛めてるし、そういえば高校生の時、多摩動物園の脇の坂道を走らされたなあ、と折り返し点の標識の前でしばらく観戦した。おーい、がんばれよぉ、オレなんか65歳だぞ、と息もたえだえの若いランナーに声かけながら追い越すおっさん。数メートル先の土手道を見つめながら、短いピッチでこつこつ走る女性ランナー。
誰もがまずは「折り返し点」を目指してひたむきに走る。人生はマラソン。あ、マラソンが人生にたとえられるのだっけ。声には出さなかったけれど、土手に平行する下の道からしばらく応援した。
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