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アサヒビールが工場を閉鎖

2022-02-16 11:52:27 | 附属酒類経済研究所
                          
<href="http://sake-masumoto.co.jp/">

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昨夕からネットや新聞等でも話題になっていますね。





アサヒビール、神奈川・四国・博多工場の操業終了を計画…ビール出荷減り生産拠点再編へ


アサヒグループホールディングス(GHD)は15日、傘下のアサヒビールの神奈川工場(神奈川県南足柄市)と四国工場(愛媛県西条市)の操業を、2023年1月末に終了すると発表した。人口減少やコロナ禍の影響でビール類の出荷が減少しており、生産拠点を再編する。


上記の神奈川、四国工場に加え、2025年末には博多工場も操業を停止(北九州工場を新設するようです)するようですし、傘下のニッカウヰスキーの西宮工場も2024年末に操業終了とのこと。

報ずる記事の中では、社員の配置転換などにも触れられていますが、複数の記事から現状の数字を整理すると、こんな感じになるようです。


神奈川工場:
・社員79人
・412,000m
・1,065万箱

四国工場:
・社員58人
・76,000m2
・473万箱

博多工場:
・社員122人
・120,000m2
・1753万箱

ニッカ西宮工場:
・正社員13人、非正規15人
・4,200m2
・15,790kL(樽詰めハイボール等)


考えてみるとそうなのですが、人数って案外少ないですね(西宮以外は非正規の人数がわかりませんが、同じオーダー?)。
博多を例にとると、社員一人当たり一日400箱くらい製造していることになるし、一人当たりの敷地面積は300坪

改めてビールって装置産業なんですね。

博多工場の場所を地図で見ると、博多駅から2kmちょっとで、しかもJRの駅前という好立地
機械にビールを造らせているより有効な利用法がありそう。

数十人であれば個々人はさておき、地域や会社としては雇用の影響も配置転換等で緩和できそうだし、こうして都会のビール工場がどんどんなくなっていくのでしょうか。。。
(車窓から見えた広島のキリンビール、川口のサッポロビールなどを思い出します。あ、恵比寿もそうだ。)



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