牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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伊勢神宮の御神酒は白鷹だけではなかった!? ほかに「白黒醴」もあるようです。

2019-10-24 12:45:10 | 附属酒類経済研究所
                          

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昨日はちょいと営業モードも入れ、伊勢神宮御料酒「白鷹」の大嘗祭の記念酒をご紹介しましたが、 ちょっと調べてみると、伊勢神宮の祭典に供えられる御神酒は、白鷹だけではないようですね。



「なぬ!全国唯一の、と謳っているのに」と仰る方もいそうですが、純然たる事実のようです。


それでは、他の御神酒はというと、、、、、、、


「白黒醴清」です。


銘柄名ではありませんよ。


白酒(しろき)、黒酒(くろき)、醴酒(れいしゅ)、清酒(せいしゅ)の総称で、この四種類が伊勢神宮の祭典に御神酒として供えられているようです。
「しろくろれいせい」と読むらしい)


で、この「白黒醴清」ですが、

白=白酒:糀と蒸した米と水で作った醪 もろみ を醸造した濁酒(どぶろく)

黒=黒酒:白酒に植物 の枝を灰にして加え、灰色に着色したもの

醴=醴酒:一夜酒ともいわれ、蒸し米に米糀を加えて一晩寝かせた甘酒のようなもの


で、「清」は清酒(日本酒)で、これが「白鷹」ということなんですね。

なんでも大規模な祭礼の由貴大御饌(ゆきのおおみけ)では四種類すべての御神酒が、そしてその他の諸祭には醴酒と清酒、日々の大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)には清酒のみが供えられるそうです。



(wikiより)


現在、清酒(白鷹)以外の白酒、黒酒、醴酒は伊勢神宮で醸されているそうですが、清酒は酒税法の改正?の関係で伊勢神宮では造れなくなったことから醸造先を選ぶことになり、 升本総本店一手捌の「黒松白鷹」「墨松白鷹」で名を馳せていた白鷹が異議なく選ばれたそうです。


いやいや、白鷹が御料酒蔵になった背景に酒税法があったとは、、、、法律ってスゴイ。




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