Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

ヴィクトリアトリバネアゲハ

2019-10-20 22:19:42 | 
 最近の子供たちは虫(昆虫)を捕まえない子が多いとか
そういった点ももあってか、蝶を中心とする昆虫の同好会の高齢化が進んでいるようです。
ま~、好きな人にとってはたまらなく美しい蝶でも、虫の嫌いな人にとっては気持ち悪いものなのは確かです。

今回紹介する「ヴィクトリアトリバネアゲハ」は、ソロモン諸島だけに生息している大型の蝶で
翅を広げると15cmほど(メスは20cm)になります。日本の蝶ではあまり見かけない翅の形をしていますが
世界最大の蝶で、ワシントン条約で最も厳しく保護されている「アレキサンドラトリバネアゲハ」も、これと似た翅形をしています。


ウチにある標本は一般的な亜種ですが、より美しい「ルビアヌス」や「レジナエ」という亜種も存在しています
裏面は表に比べると全体に黄色い色をしています。ちなみにこの蝶のメスが最初に採集されたのは1854年で
マック・ギルブレイなる人物が猟銃で撃ち落したというエピソードが残っています。


ちなみに、角度を変えて見ると、金緑色の幻光が見られます


さて、↓の画像は「アオメガネトリバネアゲハ」ですが、この蝶とヴィクトリアトリバネアゲハが交雑したと推測される
極めて珍しい蝶がいます。


それが↓の画像の「アロッティトリバネアゲハ」で、世界に標本が10頭そこらしか存在せず
しかも、メスの標本は世界に3頭しか存在しないとされ、そのうちの1頭は仙台にある「カメイ美術館」に展示されています。


ついでながら、蝶は自然界では簡単に異種間の交雑は起きないようです。

回想の古伊万里 20(藍九谷折紙手五寸皿)

2019-10-18 20:24:12 | 古伊万里
寛文あたりの江戸前期の品には大胆なデザインの品が多く見かけられますが
今回の品も恐らくは寛文期と思われる大胆な意匠の小皿です。
紅葉の季節が近づいてきましたので、この季節らしい品ということで探し出してきました


見込み中央部に折紙を配した大胆なデザインの品で、折紙の中はこの時代らしい墨弾きの技法で
稲束、紅葉、そして何かは判らない文様が描かれています。


実は今から10数年前、初めて東京の骨董祭(骨董ジャンボリー)に行った折、これと同じ品を扱っている業者さんがいたのですが
何分にも持ち合わせがなく購入できませんでした。しかし、その一年ほど後、京都の業者さんがオークションに
出品しているのを発見、なんとか落札したのがこの品です。


裏文様も寛文あたりの特徴を持っていますね。

思えばこの品を入手したあたりから、藍九谷の大胆で自由なデザインにハマり始めたのかもしれません。



第八回中町モーターショー(国産車編)

2019-10-15 20:30:06 | 旧車
前回に続いて「中町モーターショー」に参加した車のうち、国産旧車を紹介します。

まずは同じエンジン(2T-G)を積む車を三台紹介します
ちなみに2T-G型エンジンは1970年に初代のセリカ1600GTに搭載され、その後、搭載車種を増やした
当時のトヨタを代表する1600ccの高性能エンジンでした。

1972年~74年に生産された「カローラレビン(TE27)」


同じ型の兄弟車種の「スプリンター・トレノ」


1970年~77年に生産された初代のカリーナ(A1#型)のセダン1600GT、かなりの希少車です
当時、千葉真一が「足のいいやつ」というCMをしていましたね


続いては3年連続で遠路徳島から参戦して下さった演歌Zさんの見事にカストマイズされた32Z
ちなみにこのタイプのZは1989年~2000年まで生産されました


このイベントにはかかせない32Z軍団ですが、今回は台風の影響で参加台数が少ないのが残念です

隣にはセリカXX2800GTが鎮座しております


長期間モデルチェンジせずに22年間も作り続けられたことから、「走るシーラカンス」と呼ばれた「三菱デボネア」



最後に、一番手前に展示してあった三代目セリカ(A60型)クーペの1600GT
エンジンはAE86でお馴染みの4A-Gを搭載しています。


この車のオーナーさんと会話することができ、このタイプの車が全国に50台そこらしかなく
特にプラスチック部品が枯渇していること、さらにはラジエターは三菱車から移植したこと
以前に旧車ミーティングに参加した際に、オイル系のガスケットが壊れ、えらい目にあったこと等
旧車を乗り続ける上での苦労話を聞くことができました。

苦労は多いようですが、車に対する愛情の深さを感じられるお話でした。

第八回中町モーターショー(外車編)

2019-10-13 19:44:30 | 旧車
台風で大変な被害の出ている地域もあるようですが、酒田では27mほどの強風が吹いたものの雨もそれ程ではなく安心した次第です

さて、今日は一年一度の楽しみ、「中町モーターショー」の日でありました
台風の影響で開催が危ぶまれたんですが、午前中の早い時間から風も収まってきたことから無事に開催されました
とはいえ、台風の悪天候の関係で参加した車はいつもの1/3ほどですので、少々寂しいイベントとなりました。

中心商店街のアーケードになっている場所を中心に展示されています


今回の目玉車は地元オーナーの貴重な「ランボルギーニ・ミウラP400SV」
今では希少車としてコンディションによっては2億円!の値段が付くとか。



ミウラの隣に展示してあった「ポルシェ356」


ポルシェ911(930型)


子供に大人気だった「メッサーシュミットKR200」
エンジン音も含め、屋根のついたバイクといった感じでした



「ロータス・エリーゼ」はシルバーと赤の二台が参加


エリーゼの元祖ともいうべき、「ロータス・エラン」
1960年代の軽量スポーツカーですが、ボディパネルはFRP製です


こちらは「アルファロメオ1300GTジュニア」


お馴染みの「カブト虫」こと「フォルクスワーゲン・ビートル」


地元のイベントでは有名な「MG」と「ロータス・エスプリ」







フィッシングメール(Amazon)

2019-10-11 23:35:46 | 日記
Amazonを語るフィッシングメールは珍しくないんですが、今日来たヤツは三井ダイレクトを語っていました
下がそのメールです



なかなか良くできたフィッシング・メールですが、ワタシは三井住友銀行には口座はありませんので
何の問題もなく偽メールであることが判りましたが、実際に口座のある人は気になるかも知れません。

このメール、よく読むと稚拙な部分があります。
冒頭の「本人使用じゃない場合」という部分がそれで、ビジネスというか普通に企業から送信されるメールで
「じゃない」という表現はありえません。ま~普通なら、「本人使用ではない場合」といった表現になるでしょうか。

ワタシも他の企業の担当さんとメールでのやりとりは多いですが、気をつけないとイカンようです。