Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

フィッシングメール(Amazon)

2019-10-11 23:35:46 | 日記
Amazonを語るフィッシングメールは珍しくないんですが、今日来たヤツは三井ダイレクトを語っていました
下がそのメールです



なかなか良くできたフィッシング・メールですが、ワタシは三井住友銀行には口座はありませんので
何の問題もなく偽メールであることが判りましたが、実際に口座のある人は気になるかも知れません。

このメール、よく読むと稚拙な部分があります。
冒頭の「本人使用じゃない場合」という部分がそれで、ビジネスというか普通に企業から送信されるメールで
「じゃない」という表現はありえません。ま~普通なら、「本人使用ではない場合」といった表現になるでしょうか。

ワタシも他の企業の担当さんとメールでのやりとりは多いですが、気をつけないとイカンようです。

回想の古伊万里 19 花と花唐草文七寸皿

2019-10-11 20:38:19 | 古伊万里
蛸唐草や花唐草はかつては極めて人気の高い文様でしたが、現在はそれ程でもありません
(蛸唐草の人気の凋落はご存知の通りですが)

ウチには蛸唐草は少ないんですが、花唐草と何がしかの文様を組み合せた品はいくつかあります
以前に紹介した「軍配に花唐草文」の品などは珍品の部類かも知れませんが、今回の品もあまり見かけない品かも知れません。
今回紹介する品は、「花と花唐草文七寸皿」です


器面を左右に分割し、左半分にはあまり見かけない花や葉の文様、右半分にはまだ盛期の繊細さを残した花唐草文が描かれています
面白いのは画面の分割の方法で、優美な曲線で左右の文様を分割しています。中期の品であれば雷割りのデザインはわりと見かけるんですが
このように曲線で分割した品は類品が少ないように思います。


さらに左側の文様も、中期であれば葉唐草あたりが定番かと思いますが、これもあまり見かけない花のような(?)文様になっています


裏の唐草も比較的に丁寧ですが、土は藍柿右衛門のような白く上質なものではなく、時代的には元禄~享保あたりといった印象です

この品は購入してから三年ほどですので、ウチではわりと新しく入手した部類の品ですが、この品は里文出版から平成五年に発刊された
「伊万里百趣」に掲載されていたこともあり、存在自体は20年以上前から知っていました。


この書籍を購入した頃は、まさか自分が同手を入手するとは考えもしませんでしたが(当時は花唐草はとても高かった)
待てば海路の日和ありといった感じでありましょうか。
ちなみに、「伊万里百趣」の所載品は直径19.0cmで六寸半サイズですが、ウチの品は直径が21.5cmとひと回り大きく
もしかすると五寸サイズも存在するのでは?、というのは考えすぎでしょうか。