Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

回想の古伊万里 51(印判手大阪造幣局大皿)

2020-03-17 21:06:47 | 古伊万里
 最初にお断りしますが、古伊万里のシリーズで紹介していますが、今回の品は伊万里ではありません

このところ株が大暴落しており、コロナウィルス・ショックによる「金融危機」が叫ばれていますが
株なんぞ持っていないワタシには無関係と思っていたら、年金の運用に大きな影響がでそうだとか。
サラリーマンの老後の生活の糧を減らさないで欲しいものです。

前置きが長くなりましたが、ウチにあるお皿の中で唯一「お金」に関係する絵柄の品を紹介します
「大阪造幣局図八角皿」です。

サイズとしては28.5cmくらいありますので、大皿と言ってよいサイズです
明治期に銅板転写で生産された品ですので、恐らく結構な数作られているはずです
印判手は専門外なので詳しくは判りませんが、恐らくは岐阜県あたりで焼かれた品だと思われます。
印判手の世界ではわりと有名な品で、昔は結構なお値段がしていたように思います


裏面はいたってあっさりしていますね。

さて、ここでひとつ疑問があります。
この図柄は本当に明治時代の大阪造幣局なんでしょうか?
ちなみに↓の画像は勝手に借りてきた古い大阪造幣局の写真です。


本当のところどうなのか不明ですが、このお皿は昔から「大阪造幣局の図」として知られたいたことだけは間違いないようです。