京都には「ひと・まち交流館京都」という恰好よい名前の施設が河原町5条近くの鴨川沿いにあります。京都市が設置した施設です。
その概要を説明したパンフレットによりますと、平成15年6月にオープン以来、これまで100万人を超える利用者があったようです。
「市民活動総合センター」、「福祉ボランティアセンター」、「長寿すこやかセンター」、「景観・まちづくりセンター」の4つのセンターからなる複合施設です。地下1階、地上5階の建物ですが、この3階に「福祉ボランティアセンター」があり、あらゆるボランティア活動団体の拠点となって、ここにパソコン関連の7団体で組織した「パソコンボランティアネットワーク京都」も所属して、この中の1つの団体が今回訪問した「ひと・まちPCサロン」です。
3階の集会室で「クリスマスカード・年賀状の作成」講座を開いていましたので覗いてみました。現在会員数は35名とのことですが、この日は男性6名、女性11名の参加でした。
この会場は一般の集会室なので、会員それぞれがノートパソコンを持参して、プロジェクターの投影は直接壁に行なっての講習です。
さっそく代表の小崎重信さん(下)にお聞きしました。会員の平均年齢は73歳。最高は83歳で、最低は代表の小崎さん61歳とのことです。小崎さんは元千歳で7年間勤務した経験があるということで北海道のことをとても懐かしがっておられました。
「ひと・まちPCサロン」の活動は月4回、毎週金曜日午後1時から3時まで、この集会室で講習会を開催しています。会費は年6千円、主に会のホームページの維持費に充てているとのことです。
この日はシニア情報生活アドバイザーの資格を持つ小林欣子さん(下)が講師となって、会員の皆さんがWordで「年賀状の作成」に挑戦していました。小林さんはPC歴25年とのことです。
ふるさとのTSNでも今頃は「年賀状の作成」の講習が始まっているのではなかろうか、と思いながらこちらの会の活動を拝見させていただきました。
以下その模様を写真で紹介します。
「ひと・まちPCサロン」の皆さま、ご協力ありがとうございました。