とかちシニアネット・何か探し隊 !

北海道・十勝地方の旬の情報、TSN会員の旅行紀行などなど、リアルタイムで発信しております。

紅葉の阿寒方面ドライブ

2007年10月26日 | 会員の旅行




10月19・20・21日、東京からのお客様を出迎え、紅葉ピークの道東定番ルートをドライブしてみました。


帯広空港は道東の玄関口、とは言え、北海道ツアーでは、どちらかというと発着地にならない感があります。
しかしながら、飛行機の上から望む十勝平野は、見た人の誰もが感動する整然とした幾何学模様の広大な農地が広がり、遠回りでも立ち寄る価値のある風景が広がっています。
収穫の終わった作物を刈り取った後に植えつけられた秋撒き小麦の緑色、肥沃な農地の土の色、収穫途中の農作物の黄色くなった枝々の色、美しい絨毯のような景色を眺めているうちに赤い大型トラクターの動く姿が、降り立つ大地にはっきりと見えてきます。
今は晩秋、十勝平野にも紅葉の季節がやってきています。

花畑牧場(某芸能人の家)中札内美術村(某有名菓子店運営)は、とかち帯広空港から少し南に走ったところにあるので、立ち寄ってみました。

幸福駅は、いまだ名高く、誰もが幸福になることを願ってここに立ち寄ります。ここは廃線になった旧広尾線の駅で、「愛の国(愛国)から幸福へ」の歌のヒットで有名になったのは、もう数十年も前のことです。
今は公園になってアスファルトの駐車場も完備され、この日は観光バスが数台停まっていました。


十勝川沿いの植物性モール温泉の十勝川温泉は、北海道遺産として指定され、道東観光の宿泊拠点として活用されています。

十勝川温泉から車を進め、池田への道の右側に千代田堰堤が見えてきます。以前(10年以上も前の話です)に来た時にはしゃけの遡上する姿が見えたものですが、今日は、その姿を捉えることができませんでした。とは言っても、堰堤の元には、たくさんのしゃけの背びれや尾びれが見え隠れし、時々しゃけが「ここにいるよ!」と顔を出し、大きな口をあけて存在をアピールしているかのように見えました。対岸では、クレーンを使った漁をしていて、つるした網でしゃけをいっぱい引き上げていました。



池田ワイン城は、昭和30年代に「町に新しい産業を」と自治体が試行錯誤を重ね、今日のぶどう酒と「池田=ワイン」を完成させました。

足寄町は、日本でも5本の指に入るほど広大な土地を持っています。
2メートル以上に育つラワンブキ、木質ペレット(伐採時に発生する林地残材や木工場で発生する樹皮や端材、おが屑などをエネルギーとして再利用ために、円柱形に固めた燃料)の生産をしています。美しい神秘の湖オンネトーはこの町にあります。今回のドライブの大きな目的にこのオンネトーを訪ねることにありましたので、想い描いていた景色と同じだったか少し気がかりでした。(私の感想は、過去に1度訪ねたときの原始の古木が朽ち果てた中にあったひっそりと佇む湖から、湖岸が整備されていて少し、イメージが違っていました。)しかしながら、紅葉の艶やかさはすばらしく、とても喜んでいただけましたし、私自身も美しい!と感じました。



阿寒湖畔もすっかり晩秋となり、木々が最後の美しさを放って湖に映え、紅葉は終盤を迎えていました。

アイヌコタンでのイヨマンテの火祭りは、アイヌ舞踊・音楽の新しいジャンルを感じさせるほどパワフルでかつ、大自然の神々を敬う変わらぬ精神を感じ取ることができました。



阿寒を後に摩周湖へと足を伸ばし、第1展望台・第3展望台からの眺めを堪能。感想としましては、第3展望台の眺めが最高でした。前面に摩周岳・湖にポツンと浮かぶ中島、湖岸には人の近づけない断崖の摩周湖の姿と、湖面を背にすれば、硫黄山や屈斜路湖が一望でき感動します。

その後、紅葉の最後の美しさを放つ道を、硫黄山・川湯温泉・屈斜路湖畔と眺めながら、釧路を経由して帯広への帰路につきました。




 | 摩周湖2 | 摩周湖3 | 摩周湖4 | 千代田堰堤のクレーン | あしょろ銀河ホール |


|  摩周湖  |  川湯温泉の足湯  |  硫黄山  |



お客様の感想
どこに行っても美しい風景が続き、これだけ鮮やかな紅葉!を見たのは初めてとの事、「すごい、すごい」と感動しっぱなしでした。
道路もきれい(確かに、関東地方の国道で信号待ちをしていたらやたらゴミが目立ったものです)で自然だけではなく、環境美化が行き届いているとのことです。
私たちの住む北海道の大自然が、疲れた心と体を充分癒してくれたようでした。
接待した側としては、喜んでいただけて本当によかったと思いました。


編集者感想
とかく、住み続けるとその土地のよさが見えなくなります。
初めて北海道に来たとき感じたあの感動を自分は忘れかけていたかもしれません。
改めて、住んでいる土地を愛し、私たちは、この美しい大地を、子・孫の代に受け継がせるための努力と意識を強く持っていきたいものです。



大雪山 黒岳登山

2007年10月18日 | とかちシニアネット・サークル








9月の連休に、シニアネットのメンバー7名で、大雪山国立公園の一角・・黒岳に登山しました。



「行程」
層雲峡→ロープウエイ→(5合目)→リフト→(7合目)→黒岳→黒岳石室→桂月岳→黒岳石室→黒岳→リフト→ロープウエイ→層雲峡





リフトから、黒岳頂上を眺む



当日、6時出発・・ロープイエイ、リフトを乗り継ぎ、7合目到着。黒岳頂上目指します。AM9:10~

まず、目に入ったのは、紅葉の始まった山々です。
周りの紅葉に、目も輝きます。



道中眺める紅葉が素晴らしいです




大雪国立公園

↑ クリックしますと、「大雪山国立公園 HP」 を、見れます。




                  





道中の景色です。

↓ 黒岳5合目にあるロープウエイ発着所  標高1,300M





↓ 黒岳頂上 標高 1,984M  及び頂上に設置している眺望する山々を描いている看板




↓  頂上から、黒岳石室へ向かいます   




↓  さらに、桂月岳へ向かいます。 及び 道中の景観



この後は、同じルートを、引き帰し、無事下山しました。  PM3:20



             




道中で、見つけた可愛い高山植物
登山者の疲れを癒してくれる・・・大役も、果たしています。

↓ 「オヤマリンドウ」 及び 「ミヤマアキノキリンソウ」



↓ 「ウラシマツツジ」 及び 「ヤマハハコ」



↓ 「シラタマノキ」 及び 「オオヒョウタンボク」



↓  「オニアザミ」 及び  「オヤマリンドウ」



↓  「チングルマ」





              



「大雪山 黒岳」の紅葉を 動画で映しました。





       



大雪山の一角「黒岳」を登山し、道中の山々の紅葉や、可愛い高山植物に癒され、2重の感動を与えて頂きました。
自然の美しさを大切に思うと同時に、人として、自然を崇拝し、共生していける姿を作っていかなくてはならない・・と。
  

十勝「千年の森」

2007年10月11日 | 十勝地方の旬な情報





「千年の森」の豊かさは訪れる人たちに問いかける場所
北海道清水町字羽帯南10線
十勝平野と日高山脈の境目に位置し、
その中に自然の美しさを表現する
「7つの庭」を計画しています。自然なままで美しい風景を作る,
環境の事を考えた農業や動植物の環境づくりを実践してます。

「千年後の人類に残す千年の森」 大自然の中に広がる日高山脈と空の美しさ・・
広い森があり何処が入り口かわからない・
看板も大きく出ていません後993年あります
何世代後になるでしょう。
案内図を頼りに進んでいくと遊歩道が付いて自然と
のふれあい花と懐かしい梢に誘われて静かな空間・

ファーム内には・約200頭のヤギを飼育して
います。観光客に一番の人気者、人なつこく
なれたヤギはメーメ- 人気者に・・

合掌造り茶屋「ほうの木」北海道で唯一の2004年移築復元の
芽葺き屋根は富山県の再利用蕎麦はとても美味しく自家製の
そば粉で作られています

レストラン「カフェ・キサラ」ランラン・ファームで
生産された食材を使って料理を提供しています
ホネオップの塔、登れば見晴らしよく素晴らしい
眺めを見ることができます
カムイのサークル「麦飯石のストーンサークル」は
10個の石が円形状に並びとても美しい未来の庭
彫刻家・板東優氏の作品

秋の空に山なみが湖に移しだされて
美しい季節を覗き見ることができます。
チーズ工房はファームないで育成しているヤギの乳から、
美味しいオリジナルチーズをつくっています。
売り場は工房2階で販売しています。


千年の森の完成は993年後、どのように変わるのでしょう。
北の大地にふさわしいスケールの大きな風景が想像されます。
2008年の夏、十勝らしいガーデンがお目見えするようです。

 十勝 千年の森
↑ クリックしてください、千年の森にリンクします・・