とかちシニアネット・何か探し隊 !

北海道・十勝地方の旬の情報、TSN会員の旅行紀行などなど、リアルタイムで発信しております。

動画投稿

2007年01月26日 | 動画投稿
TSNの会員の方々が投稿されました動画です。










 視聴者から募った映像をインターネット上に流しています動画投稿サイトYouTube(ユーチューブ)英語サイトなんですが日本でもブレイク中のサイトです。検索欄には日本語を入れても対応してくれるので私も結構お気に入りのサイトです。検索欄に『帯広』と書いて検索してみましたらこんなのが出ました。私たちに身近な『十勝毎日新聞社』主催の花火大会がメジャーサイトに載るとはネット社会もグローバルな時代だとつくづく実感しました。

 日本でも最近は動画投稿サイトが沢山ありますが、今日ご紹介するのはフジテレビ系列の会社、動画サイト『ワッチミー!TV』というサイト。
個人が投稿した動画をフラッシュ形式で無料公開するサイトで、人気の動画投稿サイト「YouTube」に似たサイトですね。
難しいのかと思いきやそれが意外や意外、超簡単に投稿できます。ここのブログに写真を載せるよりはるかに簡単かもしれません。では投稿する時の手順です。まずはデジカメで動画を撮りましょう。あとは撮った動画をパソコンに名前を付けて保存してください。

←保存しましたら『ワッチミー!TV』のサイトを開きます。左の画像をクリック図のところから新規登録を行ってください。あとは流れに沿って登録したらすぐにでも投稿OK!です。
デジカメの動画ツールを使っておおいに楽しみましょう。

 


帯広測候所に見学に行ってきました

2007年01月19日 | 暮らしの情報・見学
 


「帯広測候所」ってどんなところ?今回「何か探し隊」は測候所の見学会に参加して来ました
入り口で気象庁マスコットキャラクター
『はれるん』 くんがお出迎えです
気象庁マスコットキャラクター"はれるん"くんのキャラクターは全国公募で決まったマスコットキャラクターだそうです。帯広測候所の方が"はれるん"くんの着ぐるみを着て大勢の見学者さんに愛嬌たっぷりでお出迎えです



←冬型の気圧配置の雲の動きを見る実験

北海道の西方向からのドライアイスの雲の動く様子が分かります

西~北の冷たい風が吹き 日本海で出来た雪雲が北海道に入ってきますが
日高山脈や大雪山系に遮られ 十勝には雲は少なく 十勝晴れが多いメカニズムが分かりました


気象測器→

百葉箱 積雪計 温度計 湿度計 雨量計 感雨器 風速計 日照計
昔から使われている器械からコンピューター使う機器までたくさんの気象測器が使われています

アメダスで観測したデータは自動的に電話回線を使って全国のデータが集められて、テレビ等気温や雨量のデータが使われています

測候所の指令所です
←測候所の心臓部です

365日24時間休みなく観測を行っており管理しています
(夜も2人交替で 機器管理をしているとのことです)

世界中で観測されたデータを集め 分析して天気予想図を作り、それを基にして
天気予報を作り、テレビ局や 新聞社に送られます




竜巻被害等記録→

昨年の陸別の突風 佐呂間町の竜巻の被害記録です


←昨年の佐呂間の竜巻を伴った積乱雲の移動の様子

赤い印は 襟裳 様似沖をを10:50 十勝の中心部を11:40 サロマに13:50に移動しているのが分かります


植物季節観測用・標本木→
測候所敷地内にある エゾヤマザクラ

このサクラの木で観測しており このサクラの花が5~6輪開いた状態で帯広のサクラ開花日となります

お天気の予報、地震情報等の情報をいち早く伝達してくださる気象庁。普段は地味で縁の下の力持ち的なお仕事を垣間見せて頂きまして大変勉強になりました。測候所の職員の皆様ほんとうにありがとうございました。



ばんえい競馬

2007年01月12日 | 十勝地方の旬な情報

   昨年秋廃止の瀬戸際にありました北海道・帯広市の ばんえい競馬が、ソフトバンク関連企業の支援によって、帯広市単独での存続が決まり 地元関係者、多くのばんえい競馬ファンもひとまずこの吉報にホットしたところです。
廃止云々が取沙汰されてから、にわかに報道関係、そして地元でも関心がもたれ、全国的に注目の的と成りました。そこで我が「何でも探し隊」の一員として競馬場へ足を運びカメラに収めて来ました。馬にまつわる話題を織り交ぜて取材して来ました。

此処に登場する馬は総て馬体重が1tを越え筋骨隆々逞しい馬の風格ある姿です。
パドックで出走馬のお披露目 ↓ (ここで次のレースの出走馬の迫力が披露されます)

  我々過去の生活に馬は人間社会と切っても切れない関わりがあったのです。特に北海道では開拓に、農耕に寄与し、戦時中は軍馬として徴用され我々の身辺に大きく貢献してきたのであります。又十勝あっても未墾の大地の開拓、農作業の力仕事には無くてはならない存在で、今の農業王国十勝の礎を築いた原動力であったのです。
その後十勝農業は機械化への道を進みトラクターなどの機械力にその役目を奪われ、馬の数も昭和30年頃63,000頭程居たのをピークに減り始め今では4,000頭位に減ってしまいました。

バドックでのお披露目が終わり騎手に導かれて、スタート地点の ↓ゲートへ10頭の出走場はむかいます。

  十勝において本格的馬産の奨励、育種改良・増殖が始まったのは、明治43年国立の十勝種場牧場(現 家畜改良センター十勝牧場)が音更町駒場に設立されてからです。
昭和20年後半に十勝農協連(当時畜連)がフランスよりブルトン種牡馬を輸入しその後各町村も競って馬体の品種改良に力を注いだのでした。今ばんえい競馬に供されている大型の馬はその頃からの血を引き継いだ、ブルトン種ペルシュロン種が主流です。

スタートに備えて馬に橇を装着しゲートインする様子です~↓(この後スタータの旗の下 一斉にスタートします)
  馬の血統には色々な系統があります。今ばんえい競馬で活躍している系統は 戦後フランスより品種改良用として輸入されたブルトン種と、明治から大正時代にかけ日本に輸入されたペルシュロン種がほとんどです。全世界での主な大型馬としてもフランス原産のブルトン種とペルシュロン種の2系統と、アメリカのベルジャン種が有ります。その他に競走馬としてはサラブレット系とアラブ系があり、国内でもこの他色々な系統を引いた血統馬が存在します。 木曽馬、 対州馬、トカラ馬、御崎馬、与那国馬、宮古馬、北海道では どさんこ 等の系統があります。
スタート後↓・・・・ 先ず1メートル程の高さの第一障害へ向かいます。此処は難無く越えられる障害です。
  馬の毛色には大きく分けて、黒系、赤系、栗色系、の3種類です。黒の毛色の馬を「黒毛」とは言いませんアオ(あお)馬、といい白い毛色の馬を、芦毛(あしげ)馬といい、赤い毛色の馬を、鹿毛(かげ)馬といいますし栗毛色の馬は栗毛(くりげ)馬と呼んでおります。また品種、系統によっても毛色が変わってきます。
ここがレースの正念場 高さ2メートル近い大障害で観衆も手に汗握る場面です。人馬一体となっての障害越えは騎手のタズナさばきが見ものです。↓

  また馬にまつわる諺や(表現)、馬偏の着いた漢字も沢山ありますネ。馬に関わる言葉の表現としては 馬車馬のように働く、 しり馬に乗る、 勝ち馬に乗る、 まえがきをする(これは馬が食べ物を欲しがるしぐさ)、  たづな(手綱)をしめる(ばん馬でも騎手がたずなもって馬を操縦しています)、  やじうま等々普段何気なく使う言葉は枚挙に暇がありません。また漢字の中に馬偏のついた漢字が、これまた沢山あります。騳、駅、駁、駻、駚、験、騂、駃、駬、馲、駄、これらの文字は一体なんと読むのか?その意味は?となるとなかなか難しいものです。ここで 〔クイズ〕です馬偏に馬と書いてなんと読むかお分かりでしょうか?〔 クイズ〕もちろん私も知りませんでした。答えはページの最後にあります。
  このように馬偏にいろいろな意味や音を示す文字を組み合わせて300以上の馬に関わる文字が生まれたそうです。これ等を考えると過去において如何に人間社会と馬との結びつきが深かったを思い知らされる感じがします。

↓各馬の能力によって積荷の重さが違います、写真に出てくるレースでは600㎏の荷物を積んで居りました、レース毎に(馬の能力によって)積荷の重さが変わります。重賞レース(農林大臣杯等)では積荷は1,000㎏ちかい荷物を積んでの走行です。また入賞賞金も最近の経営難から以前の半分位に減っている様で、財政難がこんな処にも響いているようです。

戦い済んで200mのコースの中を大小2つの障害を走破してゴールにたどり付きました。 橇と、つんだ荷物はトロッコで又もとのスタート地点に運ばれて行きます。↓


冬の早朝トレーニング

  毎朝まだ暗闇に包まれた4時頃より早朝トレーニングの「ずり引き」と言われる調教が始まります。およそ1時間600kgの荷物を積んで砂利の上の調教↓ 馬の汗とはく息が白い湯気となって立ち込めていました。厳寒時期には汗が流れ落ちて、立ち止まると落ちた汗が地面で氷状にもなるそうです。



スナップ写真
  馬に関わる出来事や経緯を訪ねて見ると、昔の生活に馬は切っても切れない関はりがありました。「古きを訪ねて新しきを知る」、といわれますが馬の文化にも色々な歴史が有ったのです。あるとき重宝されていながら、時代が変わった途端ポィ捨てでは、なんとも馬さんが哀れで成りません。 この上は馬の存在感がアッピール出来る、ばんえい競馬の迫力や面白さと馬の勇壮な姿を後世に引き継ように一層の努力をこれから長く続けて欲しいと思います。
〔 クイズ〕の答え  騳と書いてトク、ドクと読み、馬が並んで走る音を表すそうです。(馬の資料館々内の資料より)


お伊勢さん参り

2007年01月05日 | 会員の旅行






 「お伊勢さん」「神宮さん」と親しみを込めて呼ばれます三重県伊勢の神宮は、女神である天照大御神を祭る『皇大神宮(内宮)』と、衣食住および広く産業の守り神として崇敬される『豊受大神宮(外宮)』からなります。2000年の昔、天照大御神様の「御杖代(みつえしろ)」となった倭姫(やまとひめ)の長い旅路のはてに伊勢の地が選ばれたと伝えられているそうです。昨年暮れにお伊勢さん参りに行ってきました。輝かしい2007年も皆様にとって健康で素晴らしい年でありますようご祈願、申し上げます。


広場
五十鈴川が流れる宇治橋を渡ると素敵な景観が目の前に広がってきました。何年か前に訪れた時には喜多流能楽の舞が披露されてました。

内宮参道を住って一の鳥居をくぐるとまもなく右手に流れる五十鈴川べりに、幅10メートルほどの石畳が広がっています。御手洗場(みたらし)です。神前にむかう者が御塩や清水で身を清め邪気をはらうのは、私達の遠い先祖からのしきたりでした。そんな潔斉の場として御手洗には今日も清流が流れていました。
五鈴川
内宮へ参道
神々しい森の繁みからは木漏れ日がこぼれ、清々しい気持を感じながら神楽殿の前を通り抜け内宮正殿へむかいました。

石畳の階段を上ると天照大御神様がいらっしゃる御正殿です。有り難い気持、一杯で参拝する事が出来ました。
御正宮
祈年祭
神宮では年間通して1600回位の祭典が夜昼に行なわれています。祈年祭は5大祭典の一つだそうです。今年も豊作で平和な年であることをお祈りするお祭りで皇室から勅使様が参向して奉仕される奉幣の儀です。天皇陛下のお姉様もご奉仕してました。

昨年9月に参拝の時に能楽の舞を観る事が出来ました。雅楽の世界が広まり、素晴らしい光景でした。
能楽の舞

 神宮には20年に一度の式年遷宮があります。御正殿をはじめとするすべての社殿を新しく建て直し、神々に移っていただく、いわば神々のお引越しです。神宮の御正殿の隣には同じ広さの宮地がもう一つ用意されており、そこに同じ姿の新しい御正殿が立て替えられます。今日まで千三百年間に渡って受け継がれ、次のご遷宮は来る平成25年に行なわれる予定で現在そのご準備が進められています。



日本の伝統や文化が受け継がれ、守られて、今日があると思います。感謝感謝合掌