とかちシニアネット・何か探し隊 !

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笹寿司のレシピ

2007年12月27日 | 私のレシピ
寿


   私は結構料理を作るのが好きです。今日は私の大好きな「笹寿司」のレシピをご紹介します。
この笹寿司は私の祖母、そして母と三代受け継がれた我が家の料理レシピの一品です。作るときはちょっと多めに作りお友だち、身内にと毎回喜んで食べていただいています。

では笹寿司の作り方です。
メーンの「笹」の葉は8月頃に沢山採ってきて、良く洗い濃い塩水につけてから大体40枚位づつビニール袋に入れて重ねて冷凍保存して年中使います。
1.
うす塩の大体5切れ入りのパックで「キングサーモン」か「銀鮭」でなるべく脂のった美味しそうな切り身を用意します。
うす塩なのでその切り身に足し塩をして、冷蔵庫で1日置きます。
翌日切り身の小骨と皮をとり、今度は冷凍庫に入れます
2.
笹寿司を作る前日にその鮭を出して斜めにそぎ切りにします。(半冷凍くらいの方が包丁が使いやすいです。)一切れで12から15くらいに切ります。薄く切った切り身を器に入れて酢は鮭がやっと浸かるくらい、お砂糖はたっぷりとかなり多めに入れ、塩味はかなり付いているので一寸足すくらい。
酢の味を確かめて1日は冷蔵庫で寝かせます。
3.
ご飯は普通に炊きあわせ酢は、水っぽくならないように・・。
私の場合は「タマノイのすしのこ」の袋入りを使います。米1カップに大匙1杯でとても良い味になります。

4.
すし飯がパラリと温度が下がったら作り出します。
私は先にプラスチックの"生寿司握りグッズ"に5個がいちどに型が同じに出来るので重宝に使っています。角盆に50か60を並べます。

5.
半分に切った笹の葉に、1個分をかるくにぎって載せて上に鮭を載せて出来上がりです。
これを深めの器に笹の葉を敷いて、なるべく形が良く出来るように上に上に重ねてゆきます。
最後に笹の葉で覆って、ちょうど良い大きさのお皿をふせて周りからはみ出さないように押さえつけて、軽めの漬物用の重しを載せます。

6.
1時間位そのままに置けばできあがりです。
笹の葉の香と、酢でしめた鮭の旨みがシャリに絶妙に混ざり、口の中で広がっていきます。祖母の味、そして母の味がこの笹寿司に凝縮された感じの大好きな一品です。


前の年から笹の葉、料理に彩りを添える紅葉の葉など採取し保存をしておかなければなりませんが、でも出来あがって皆さんに喜んで食べて頂けるので手間隙は喜んでかけています。



流行語(エッセー)・油絵展から・夜景 3投稿

2007年12月20日 | エッセー





流行語

平成19年の流行語大賞に、東国原宮崎県知事の言葉「どげんかせんといかん」と、もう一つ高校生ゴルファー石川遼君の愛称「はにかみ王子」が選ばれた。
荒んだ世相の中で、何となく親しみを感じ心の温まるような言葉が選ばれホッとしている。
流行語とは改めて言うまでもなく、時代時代の世相や風潮、また大きな出来事、政治家や有名人の発言などに庶民が共感(逆の場合も)して自然発生的に流行していったものと思われる。
 過去にも数多くの流行語が生まれては消えてゆき、また現在の言葉に溶け込んでいったものも多く、さまざまのようである。そんな中から戦後流行した言葉や事象を思い出しながら、主に戦後からの昭和年代を中心に幾つかご紹介します。なお、私の記憶や古い記録などを参考にしておりますので、必ずしも正確でないところもあると思いますのでご了解ください。

終戦から昭和20年代
「カストリ」「バクダン」 終戦直後物資不足がつづき統制品の酒類は特に不自由であった。そんななかで、工業用アルコール(メチルアルコール)を水で割っただけの粗悪な焼酎がヤミで流通、これを飲んで失明・死亡者が続出した
「アプレゲール」(アプレ) 無軌道、不道徳な戦後の若者世代を指す言葉
「あじゃパー」 昭和24.5年頃ラジオと映画が娯楽の主流だった。その頃喜劇役者のばんじゅん
(伴淳三郎)が盛んに使ってから大流行、(あれまぁ)の感嘆詞
「とんでもハップン」 獅子文六が小説「自由学校」の中で使ってから流行(とんでもない)
「真知子巻き」 昭和28年ラジオドラマ「君の名は」が映画化され、ヒロイン真知子(岸恵子)
のストールの巻き方が女性の間で大流行
「八等身美人」 ミスユニバース3位に入賞した伊東絹子のスタイルが、顔が身長の8分の1だったことから流行語に
昭和30年代
「慎太郎刈り」 芥川賞受賞作「太陽の季節」の作家石原慎太郎(現東京都知事)の当時の髪型
(前髪をたらしたスポーツ刈り)が若者の間に流行「太陽族」
「私は嘘は申しません」 自民党のCMで池田勇人首相が言った言葉
「巨人・大鵬・卵焼き」 子供の好きな3点セット
「わかっちゃいるけど止められない」 植木等が映画の中で歌ったセリフ、「スーダラ節」と一緒
にヒット
「丈夫で長もち」 渥美清がテレビCMで言ったセリフ
昭和40年代
「昭和元禄」 自民党幹事長福田赳夫の造語とも、イザナギ景気に浮かれた太平ムードを指す
「恥ずかしながら」 終戦を知らず、グアム島のジャングルに28年間隠れていた元日本兵、横井
庄一さんが発見され帰国した。その第一声が「恥ずかしながら、生きなが
らえて帰ってきました」で流行語になる
昭和50~60年代
「カラスの勝手」 ドリフターズが童謡「七つの子」の歌詞を変えて歌って流行した
「みんなで渡ればこわくない」 ツービートの漫才「赤信号みんなで渡ればこわくない」から流行
「金属疲労」 振動などによって生じる金属の劣化現象。日航機墜落事故で事故調査委員から金
属疲労を示唆され関心を呼ぶ
「花キン」 週休2日制の浸透から連休の前日金曜日のこと

 会員の皆様もほとんどご存知のものばかりだったと思います、昔を思い出して頂けましたか。戦時中の流行語(標語)に「贅沢は敵だ」「ガソリンの一滴は血の一滴」などがありましたが、原油高騰で苦しむ現在の庶民感情にも通じるような気がします。時代は巡るものでしょうか。


     




油絵展から
11月{十勝彩りの風 油絵展}を盛況に開催された”Aさん”「おめでとう御座います。」優れた多数の作品の中から3点を紹介させていただきました。十勝の彩りを味わってください。
テーマは 安らぎ・・・・・・癒し・・・・・あしたへ
(下の絵、2枚はクリックしますと大きくなりますのでご鑑賞ください。)







街の夜景
帯広の冬を彩るイルミネーションを眺めつつ・・。レストランで楽しく 食事中の人たちが見えます。中心街を散策した写真をご覧ください。
(下の2枚、クリックしますと大きく表示されます。)




温泉

2007年12月06日 | 我がまちの自慢





十勝は、温泉が豊富です。 数多くある温泉には、それぞれの「特色」があり、身体も心もポカポカに暖めてくれます。



芽登温泉


十勝北部にあり、帯広市からは、国道241号線を北上します。足寄の手前で「本別留辺蕊線」に左折しますと温泉の看板が見えてきます。林道をしばらく行くと「芽登温泉」です。



「芽登温泉の露天風呂」 森に囲まれ、川に隣接し、自然の中、せせらぎを聞きながらの入浴は絶品です。 お湯の色は無色透明で、匂いは殆ど感じられませんでした

 硫黄単純泉 効能 「糖尿病」「神経痛」


↓ 無色透明のお湯  及び 展示してある温泉分析書



↓ 本別留辺蘂線の標識 及び  林道の中の温泉の看板



↓ 道中で発見 ミツバチの巣箱・・・はちみつ収穫の時期なのでしょう
 



訪れたのは、春でしたので、十勝は、農作業の真っ盛り・・・(農業王国)。  黒土の畑には、真っ赤なトラクターが、大活躍です。大きな空の下、黒と赤とのコントラストが目に鮮やかです。 何をこれから植えるのでしょうか。とにかく広い台地!










森林浴と癒し効果で、素敵な露天風呂です。  入浴後の釜飯は、山菜豊富で、美味でした。(感)

 



晩成温泉



十勝南部にあり、帯広市からは、国道236号線を南下して、途中「道道生花大樹線」を東に向かいますと、太平洋が見え、「晩成温泉」です。




大樹町「晩成温泉」  目の前に、雄大な太平洋を眺めながら入浴出来るのは贅沢!  鉄色の透き通ったお湯は塩味がしました。 
 ナトリウム塩化物泉 ヨード大量含有 効能 「殺菌作用」「高血圧」「リハビリ」


ヨードとは・・・? ヨウ化物イオンが酸化して出来る。 うがい薬などの医薬品に使用され、殺菌効果が高い。 ヨードを多く含む大昔の藻類や植物プランクトンが地中深くで変質し、温泉に高濃度のヨードが溶け混んだ.



↓ 鉄色で透明のお湯  及び 温泉分析書



↓入り口の看板・・海の見える晩成温泉  及び浴室の前には海を眺められる縁台も用意してあります 




↓道中の「動物注意」の看板  及び 海の近く「看板」が案内に一役



↓ 道中で見つけた ナウマン象化石の発掘地点 (昭和44年、農道工事現場で偶然発見された)





訪れたのは、11月、十勝は既に初冬の季節です。壮大な平地に大きな役目を果たす「から松の防風林」が美しい紅葉で、道中を楽しませてくれます。感動!














その日も入浴の人で一杯でした。 「皮膚病」に良いとのこで、怪我をしたから・・と、温泉治療に来たという方も。 温泉に浸かり、太平洋を眺め、存分に癒してもらい、大満足でした。(感)




十勝川温泉   →英語版HPを作成中・・と、地元誌に掲載されていました。 完成が待ち望まれます。


十勝中部にあり 帯広市の郊外、車で約20分程度、音更町「十勝川温泉」です。




「十勝川温泉の露天風呂」 「モール温泉」また、「美人の湯」で知られているこの温泉は 「北海道遺産」にも登録されている全国でも珍しい泉質です。


北海道遺産モール温泉 効能 「運動障害」「神経痛」「リュウマチ」「皮膚病」「胃腸病」 

  モール温泉とは?・・・十勝川河川は、太古の時代に葦などが多く生息し、その植物が完全に炭化いないで残った「亞炭」「泥炭」のほかに花崗斑岩が広く分布しています。そこから湧き出る温泉が植物性の有機物を多く含むのです。
その温泉は、人体皮膚浸透度がとても高くまろやかで天然保湿成分が多く、「美人の湯」と言われる所以になっています。


↓ モール温泉のお湯 及び温泉分析書



↓ 道路標識 及び足湯で癒し



↓ 亜炭層 及び「モール温泉地ビール」







 十勝に冬の訪れとともに、美しい姿の白鳥も飛来していました。遠くシベリヤの地から飛来してきたのでしょうか。見る私達に、その美しさは何とも言えない感動を与えてくれました。












入浴後は肌がすべすべしていました。これが「モールの湯」の為す術なのでしょう。柔らかいお湯の感触が何とも良いものでした。 道中見た白鳥にも感激させられ、二重の癒し効果、満足感たっぷりでした。(感)