この度、店主曰く・・・「一風変わった蕎麦屋」の「三和土(さんわど)」さんをお訪ねしました。
脱サラ ~ 蕎麦店主 の経緯等など、お話を交えながら・・・幅広い趣味、作品等も鑑賞させて頂きました。
お店の看板「三和土」とは本来は「タタキ」と読み、意味は昔の農家の土間等
所在地~ 帯広市南町南7線
地図です
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モダンな店構え | 可愛いお出迎え |
店のオーナー様に、質問をさせて頂きました。
Q1.脱サラして「お蕎麦屋」を始めた理由は?
業界の構造的不況のおり、老後への不安の状況から、明るい将来は自らの手で切り開くしかない・・と、常々思っていた。長年趣味としてやっていたそば打ちを「業」とすることを決意。真摯に正直にやれば素人でもやっていける・・と。
Q2・ 店舗に対する 「こだわり」
自ら設計した店舗。 それと 永年の趣味の「モダンジャズ」とオーディオの装置。
アンプ・・・マッキントッシュ社製(真空管を使っている超プレミアもの) | スピーカー・・・アルテックA7・同じくプレミア物 |
Q3. 店名「三和土」の命名の由来。
「三和土」とは・・本来はタタキと読み、農家の土間等に使われた。
火山灰とにがりと清石灰を水で混ぜ、篭手で敲いて固めた床のこと。
(特に三州三河現在の愛知県碧南市のものが有名。)当店も足寄産の火山灰を主に使い固めたもの。
地元の火山灰を使い、固めて作った[土間」です
Q4. こだわりについて
「能書きはいらぬ 旨けりゃいい」
Q5. 今 思うこと。 そして これからへ・・
夢中で働いてきた、第一線で多くの建物をの施工管理をし、完成させてきた、その建物のいくつかが解体され新しい物へと変わっていく、輪廻転生。自分もその運命の道を辿るのか、しかし今の充実感は何だ、 日一日を大切に感謝をし、しかも向上心と好奇心を忘れず、素晴らしい出会いに期待して精進するつもりです。
★ 蕎麦打ち実演
1. 「水まわし」 2. 「くくり」 3. 「のばし」 4.「切り」と手際は抜群職人技を動画でご覧ください。
早速、「天蕎麦」完食 ! 目の前で蕎麦を打って頂きそのお蕎麦を頂く、こんな贅沢はさいさいあるものではありません。目と食感と両方大満足の至福のひと時でした。
今回の取材にあたり、快諾して下さった事、数々の趣味の作品を見せて下さった事、4枚もの便箋にビッシリと経緯等書いて用意して待っていてくださった事、ありがとうございました。 そして、なによりも、美味しい「お蕎麦」をご馳走様でした
丁寧に書かれた4枚の便箋。そこには「蕎麦」にたいしての深い「思い」がずしりと、書き込まれていました。