とかちシニアネット・何か探し隊 !

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晩秋の帯広農業高校を訪ねて

2010年11月23日 | 十勝地方の旬な情報


帯広農業高校は大正9年十勝農学校として開校し今年創立90周年を迎えました。
現在までに約13000名の卒業生を輩出しています。


大きなリスがお出迎え、でも今日は本物には出会えませんでした。


     学問にスポーツに頑張っています。将来の食糧問題も~~~頼もしいです。

<校門から玄関付近では>


校地は11000a(巾900m、長さ1500m)、実習農地5700aを有し農作物の栽培と酪農の研究・実習をしています。
校舎、牧舎,畑地、それらの間の並木道、餌を食む動物たちの姿から四季の移ろいを感じます。
構内に入ると生徒さんは誰もが笑顔で「こんにちは!」と声をかけてくれるのもうれしい情景です。



↑ ソフトテニス部の生徒さんたち。
ちょうど練習の合間でしたので、写真を撮らせてもらいました(^。^)y-.o○


平成12年、創立80周年記念事業の一環として帯農記念館が建設されました。
昭和8年現在地に校舎が移転されたとき植えたカラマツ材を使いログハウス風に建てられています。
ここでは帯農ショップ
あぐりすを5月~11月初旬の金曜日(毎週とは限りません)16:00~16:50開店し、自分たちが実習で作ったものを中心に牛乳、乳製品、卵、肉製品、野菜、花苗、苗木、味噌など売り出しました。
              
→ こんな風景もありました。

白樺並木と並ぶキリン。     屋根の有る立派な土俵。

牛横断中。放牧地から道路を横断し牛舎へ帰る牛たち。

帯広農業高等学校農業経営者育成寮があります。
農業経営者育成寮は、将来の日本農業を担う近代的農業人育成の場です。北海道で5校、日本全国で30校の学校に設置されています。
帯広農業高校でここに入寮する生徒さんは、農業科学科、酪農科学科、食品科学科の1年生です。 これら3学科に入学した生徒さんは、1年生の時、寮生活を行い、集団生活を通して、自主自立の精神と協調性、責任感を養います。


畑では11月初めにもかかわらずパンジーや野菜が露地で育っていました。

パンジー         野菜

↓ 農業高校から公道を挟んで帯広畜産大学正門を臨む。

隣は帯広畜産大学です。農産関係の2つの大きな研究、実習施設が隣り合わせで、若者たちが勉学に励んでいます。この辺りを散策すると校舎や学生さんたちの雰囲気からいっとき学生時代に戻れるかもしれませんよ。



 

お気に入りの道

2010年11月12日 | 十勝地方の旬な情報
 

気持ちよく晴れた日などに、ふらっと車で散歩をすることがあります。よく行くお気に入りの道がいくつかあり、その条件は、①景色がよく、②単調な風景でなく、③交通量が少ないことです。
日高山脈や帯広市街を遠くに望め、信号や一時停止も、対向車も前後にも車がほとんど無く、自分専用のように走れる道を、頭を空っぽにして走るのが好きです。10月下旬の晴れて、やや風が強い日に、愛国大橋を渡り幕別町の豊岡方面を走ってきました。この道は近場で、特に気に入った道路であり、幾度となく散歩をしていました。紅葉はピークは過ぎていましたが、ところどころに鮮やかな赤や黄色を楽しむこともできました。

急な坂を上り、振り返ると幕別町札内の町並みが見えます。この坂の途中の道端にエゾシカが2頭、収穫後の畑で何かを食べていましたが、カメラを向けたら急に逃げ出し、残念ながら写せませんでした。


遠くに幕別のホテルも見えますが、日高山脈は雲に邪魔されうっすらとしか見えていません。冬本番になればここでも大パノラマを楽しめるのですが。

ホルスタイン以外の牛の大群を久しぶりに見ました。日高山脈もうっすらと、帯広の市街地も遠くに望めます。


帯広に戻るときによく通る道です。この時期十勝はビートの収穫時期を迎え、この手前の畑でも収穫作業が行われていました。



丘陵地帯を降り、更別・幕別線を通って帯広に帰りました。短時間で済むので、近くを通ったついでに足を延ばすことも多いお気に入りの散歩路です。