saarweineのワインなどに関してあれこれ

このブログはドイツはモーゼル河の支流であるザール地域のワインを愛する男がワイン等に関して色々適当に書き込みします。

昨日の記事のワインの裏側のエチケットです。

2010-01-18 00:03:02 | 日記
此方は昨日のバッサーマンヨルダンのベーシックなRieslingの裏側のエチケットです。ワイン法の規程を満たす為必要な事項が印刷されています。内容量やアルコール度数、生産者名や公的検査番号が表示されているのは当然なのですが亜硫酸が含有されている旨が9ヶ国語で記されています。やはり世界各国の市場を意識しているのでしょうか。


伝統的にドイツもフランスと同様に米英日の3ヶ国に主に輸出されているようですがこの3ヶ国でどのくらいドイツワインが受け入れられているのでしょうか。

ニューヨークではリースリング・ルネッサンスが興って久しいそうですしイギリスではドイツの白ワインの事を「Hock」などという愛称が19世紀から親しまれていてかのジャンシスロビンソン女史もジェネリック(=産地名)の代表的な名称としてクラレット・バーガンディーと並んでホックを挙げています。
それに比べて日本では例え多くのワイン教書がドイツをフランスに次ぐ第2の重要産地として取り上げていてもそのRieslingを頂点とする世界最高峰の白ワインの産地であるという認識を一体どれだけのワイン業界関係者が持つ事が出来ているのでしょうか。消費者側も無論そういった認識がある方は数えるほどしかいないと思われるのですが。
コメント (2)
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