須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

アジサイを増やす取り組み

2021-06-20 15:21:33 | 花・植物

2021年6月20日 <父>

団地でアジサイを増やす取り組みをはじめて7年目になります。

最初は、植栽サポーター向けの講習会でしたが、翌年から公募し、

団地の居住者向けの講習会になりました。今回が6回目です。

毎回、募集に苦労しますが、今回は11組20名が参加しました。

 

今日の午前中に実施した、団地のアジサイをさし木で増やすイベントを

ご紹介します。

コロナ対策のため昨年に続き、集会室前の広場で説明と実習を行います。

テキストで説明後、サポーターの指導でさし木用のアジサイを

採取してバケツに入れます。

 

 

グループごとにアジサイを採取し、集会室前に集まりました。

さし木用に加工していきます(最後のテキスト参照)。

 

 

最初から参加しているベテラン姉妹。テキパキと作業していました。

 

 

さし木用に加工したアジサイを入れた9つのバケツ。

「水あげ」の時間に団地内のミニ観察会を行いました。

 

 

アジサイの小径。4年前には雑草だけだった場所が

両側に、さし木から育ったアジサイで埋められています。

昨年移植したアジサイにも花がついていました。

環境がいいのですね。育てた親子もビックリしていました。

 

 

ごみ置場の後ろにアジサイを移植。成長してゴミ出しの際にも

アジサイの花が見えるようになりました。

伐採したシラカシが、再び芽を出して大きくなってきました。

 

 

団地に向いていないプンゲンストウヒ。すぐ傍からエゴノキが出てきました。

実がたくさんなっています。ヤマガラの大好物です。

 

 

「水あげ」タイムが終了。アジサイ苗圃に一組ずつ、

一列に植えて行きます。採取したアジサイの種類が分かるように

花付の枝もさしています。

今回から、鉢にさし木して一か月育てる方法から、直接、

苗圃に植え付ける方法に変更しました。

夏の直射日光は避けるため、苗圃上部には遮光ネットをかけています。

9組の作業終了後に手前にすだれも設置しました。

 

 

今回、栽培方法変更したたため、テキストも作り直しました。

無事育って、この方法が定着することを願っています。

2021年6月20日 東京都稲城市にて


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
7年間も継続 (rokunana)
2021-06-21 08:11:58
7年間も継続するのはスゴイです。
コロナ対策で外での講習会ですか。雨でなければこの方がいいですね。
今回から直接植え付ける方法に変えたとのこと。
これまでのやり方を変えるのは勇気がいります。
イラスト分かりやすいです。葉を3分の1にカットするのがポイントですね。
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コロナ禍でいろいろと工夫 (須玉の父)
2021-06-21 22:10:55
rokunanaさん
年1回の講習会ですが、毎回、少しずつ工夫して開催しています。
昨年から、コロナ対策のため外で実習することになりましたが、
開放的でいいですね。
雨でなければ、今後もこの方法に決まりです。
直接、さし穂をアジサイ苗圃にさし木するのは、今回初めてです。
イラストも鉢植えから苗圃に変えたため、作り直しました。
暫くは、苗圃のさし木アジサイを見るのが日課になりそうです。、
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