2019年9月3日 <父>
団地の中央通路のクスノキに異変があります。
このクスノキは新しい葉で覆われています。通常は春の姿ですが、つい最近の様子なのです。
常緑のクスノキの葉は、晩春に落葉して新しい葉に切り替わりますが、
今、その葉がパラパラと落ちているのです。
清掃員さんが、充電式ブロワで集めています。
そして集められた葉っぱたち。
これで1日分とのこと。
団地内には何本もあるので、その量は相当です。
異常気象から自らを守る術なのでしょうか。
東京では他でも、クスノキの夏の落葉が目立ち、葉に褐色の斑点がたくさん見られます。
病気や害虫被害の可能性も考えられます。昨日、クスノキの葉をよく観察してみたら、6mm程の虫を見つけました。
ネット検索で、この虫はクスベニヒラタカスミカメというカメムシの仲間で、クスノキの害虫と分かりました。
近づきます。触覚と体が茶色で、足は透き通っています。背中にはハートの模様が見えます。
2019年9月2日 東京都稲城市にて オリンパスTG-5
葉の褐色斑点は、クスベニヒラタカスミカメが吸汁した後だったのですね。
2015年に中国南部から関西に侵入したあと、車などについて運ばれ、瞬く間に拡散し東京でも
被害が見られようになったようです。
大木のクスノキが、こんな小さな虫で大きな被害を受けるのは驚きです。
昨年、被害はなかったのですが…。効果的な対策がないので頭が痛いです。
団地の中央通路のクスノキに異変があります。
このクスノキは新しい葉で覆われています。通常は春の姿ですが、つい最近の様子なのです。
常緑のクスノキの葉は、晩春に落葉して新しい葉に切り替わりますが、
今、その葉がパラパラと落ちているのです。
清掃員さんが、充電式ブロワで集めています。
そして集められた葉っぱたち。
これで1日分とのこと。
団地内には何本もあるので、その量は相当です。
異常気象から自らを守る術なのでしょうか。
東京では他でも、クスノキの夏の落葉が目立ち、葉に褐色の斑点がたくさん見られます。
病気や害虫被害の可能性も考えられます。昨日、クスノキの葉をよく観察してみたら、6mm程の虫を見つけました。
ネット検索で、この虫はクスベニヒラタカスミカメというカメムシの仲間で、クスノキの害虫と分かりました。
近づきます。触覚と体が茶色で、足は透き通っています。背中にはハートの模様が見えます。
2019年9月2日 東京都稲城市にて オリンパスTG-5
葉の褐色斑点は、クスベニヒラタカスミカメが吸汁した後だったのですね。
2015年に中国南部から関西に侵入したあと、車などについて運ばれ、瞬く間に拡散し東京でも
被害が見られようになったようです。
大木のクスノキが、こんな小さな虫で大きな被害を受けるのは驚きです。
昨年、被害はなかったのですが…。効果的な対策がないので頭が痛いです。
おはようございます。
クスノキが春に落葉した後、8月に葉を落とすのは異常ですね。
8月に落ちた葉は今年の春に出た新しい葉ですよよね。これでは樹勢が弱ります。
クスベニヒラタカスミカメという虫が原因なのでしょうか?
薬剤散布で害虫を駆除できるのでしょうか?
クスベニヒラタカスミカメ(楠紅平霞亀?)が樹木医の間で話題になっていることを
聞いたことがありますが、まさか我が団地で発生するとは思いませんでした。
まだこの虫の生態や駆除方法がよく分からないようです。
吸汁性昆虫で、炭疽病の発生媒介も心配です。
とりあえず、被害拡大を防ぐため、落ち葉の清掃をこまめに行うことが必要ですね。
夏の新芽は寒さに弱いようなので、今年の冬が心配です。
これから剪定するクスノキをどうするかも課題です。
モスピランの散布が有効でした。
2018年に瀕死のクスノキに散布しましたが、
現在は元気に育っています。
有効な殺虫剤のご紹介ありがとうございます。
手元にある、住友化学園芸の総合ガイドブックによると、
モスピラン液剤は成分がアセタミドで、
『かきの実を落とす「カキノヘタムシガ」の防除に。』と書かれていました。
今年も昨年同様の被害が起これば、薬剤散布を検討したいと思います。
今後も情報提供よろしくお願い致します。