須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

マタタビの実と虫えい

2016-07-15 10:49:41 | 樹木
2016年7月15日 <父>

須玉のマタタビの木には、雄花をつける株と両性花(雌花)をつける株があります。
お互いが桃に絡み合っていて、枝を見ただけではどちらが実をつけるのか
なかなか区別が付きません。

6月22日。一部の葉が白く変化しました。





上を見上げると若い実がなっています。じっくり観察する時間がなかったため、
他の実は見つけられませんでした。





7月10日。葉はまだ白さが残っていますが緑色に戻りつつあります。





今回はじっくり観察。大きく成長した実を見つけました。





驚いたことに、実と虫えい(蜂が寄生してできたコブ)が並んでいる枝がありました。
虫えいは主に雄花に出来ると思っていましたが、かなりの確率で両性花にもできるようです。



なお、手元の樹木図鑑には、次のように書かれています。
「雄花をつける株と雌花と両性花をつける株がある」 夏の花(山と渓谷社)
「雄花をつける株と両性花をつける株がある」    樹木(西東社)
「雄花、雌花、両性花の3種類が咲きます。雄花は1カ所に1~3個、
 雌花と両性花は1個ずつ咲きます。」       よくわかる樹木大図鑑(永岡書店)
これまで雌花をみたことがありません。来年は、ぜひ確認したいと思います。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする