磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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原爆を許すまじ-世界の空へ-

2008年07月13日 | 読書日記など
『原爆を許すまじ-世界の空へ-』
   木下航二・編/あゆみ出版1985年

--「原爆を許すまじ」
この曲は有名ですね。
--平和音楽をつくろうという運動もあったようです。
新しい曲が生れることをボクは望みます。



福田秀夫(日本平和委員会理事長)はこう書かれています。下「」引用。

「じつは作者の木下航二氏と私は旧制一高で同学年で、寄宿寮の食堂やさまざまの行事でいつも顔を合わせて居てた筈だが、面識ないまま文科生の徴兵猶予廃止による「学徒出陣」で一年半で私は兵隊にされた。-略-「しあわせのうた」「死んだ女の子」「折鶴」などの作者でもある木下氏とぜひいつか会いたい、と思っていたが、本書の刊行がご縁で、耳順・還暦の年令になってようやくお会いできた。」

『詩運動』というのがあったようです。下「」引用。

「『詩運動』一九五四年新年号(詩運動社発行)では、「詩と音楽はもっとも親しい兄弟です。……作曲かは皆さんの詩を待ちこがれています」と、詩人にも協力をよびかけている。」

第五福竜丸事件が起こります……。下「」引用。

「この事件は、うたごえ運動でもすぐにとりあげられました。音楽センター創作教室(講師、間宮芳生」で「原水爆反対のうた」を創る活動がとりくまれ、この教室の一員であった木下航二氏の「原爆を許すまじ」の曲が最も大衆的な作品として取りあげられ、ひろめられていきました。」

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「国鉄のうたごえ」がひろがるきっかけだったという。下「」引用。

「「原爆を許すまじ」が全国に広がるきっかけになったのは、国鉄のうたごえでした。このころ音楽センターでは「原爆反対」を共通のテーマとして、さまざまな集会で「原爆反対」の歌をうたうことや、コンサート・うたごえ祭典を開こうという方針を打ちだし、その最初の典型的な活動として、第一回国鉄のうたごえが広島で開かれることになったのです。」


「久保山さん「原爆許すまじ」で埋葬」という小タイトルがありました。下「」引用。

「-略-九月二十三日午後六時五十六分、国立東京第一病院で死去した。この知らせをうけた中央合唱団はいち早く病院にかけつけ「原爆許すまじ」を演奏して悲しみのうちに弔意を表したという。」

「原爆許すまじ」 楽譜と歌詞(日本語) 英訳2 独訳2 エスペラント訳(楽譜付き) ベトナム語訳 
死んだ女の子」 楽譜と歌詞(日本語)
「鳩笛」 楽譜と歌詞(日本語)
青い空は」 楽譜と歌詞(日本語)
……掲載されていました。

いまでも歌われているようです。
下では、英語で歌われています。

■日本市民によるイギリス核兵器基地の封鎖行動■









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