磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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酔眼ながめて格差知る

2008年10月03日 | 読書日記など
NHK総合 2008年9月25日
視点・論点

酔眼ながめて格差知る
橋本健二武蔵大学教授


新著に「居酒屋ほろ酔い考現学」階級社会化する日本の姿を多角的にとらえるのがライフワーク。

居酒屋は庶民の憩いの場所あるいは交流の場所。

経済格差とともに変化がおとずれている。

売り上げは下がってきている。

不況といわれる外食産業のなかでも特に下がっている。

五千円をこえる高級店では売り上げが好調だといわれている。

反面、立ち飲み屋といわれる所がはやっているという。

大都市の中心部では立ち飲み屋といわれる店が増えている……。

これは立ったまま、客をつめこみ、安くしている。

--これは格差の拡大によって、お酒につかえる飲酒代も変化した。

五段階でわけたものでは、一番上の階級では変化なし。

収入が低い階級では、元々低かったが、3分の1に減ってしまった。

格安の居酒屋に行くか、行かないで家で飲むかになった……。

--自分の家で飲むお酒も変化。

1974年には階級に関係なくお酒を楽しんでいた。

--特にビールと日本酒は階級によって変化がなかった。

お酒の格差はあまりなかった。

--一番少ない階級では、お酒の消費額が大幅に減っている。

収入が一番多い階級では、発泡酒をのぞき、平均よりも多い。

30年前に比べると、お酒飲むのに収入と大きくかかわるようになってきた……。


お金持ちは多種多様なお酒を楽しんでいるのに、収入の少ない人たちはお酒を飲めなくなってきている……。



家でもお酒を飲めない人々が増えている。

--特に貧しいフリーターが多い若者たちの間で増えている……。

本日はお酒を取りあげていますが、旅行、年中行事などに参加できない人たちが増えているという……。

格差を小さくして、貧困をなくして、誰でも不自由を感じない社会にしたいものです。










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