磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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聖母文庫 長崎の花(下)

2007年01月15日 | 読書日記など
『聖母文庫 長崎の花(下)』
   永井隆・著/聖母の騎士社1988年、2006年5刷

永井隆博士は通称でも博士とつけられる時がありますね。
それにふさわしい雑学の知識までももっておられます。
勉強になる1冊かもと思います。



ミケランジェロは、霊名が通称になったそうです。
霊名「ミケル・アンゼロ」、それは大天使ミカエルだそうです。
日本の保護者として、島津公が決めた大天使でもあるそうです。

クリスマスは当時浦上では、御誕生。
あるいはザビエルからの「ナタラ」と呼ばれているそうです。

*目 次

文化都市10
輪光12
聖人14
千客万来16
有力者18
あいさつ20
舌22
玄義24
野ざらし26
ビスケット28
わがまま子30
たなばた32
雪のサンタ・マリア34
サンタ・カララ36
バランダ38
年中行事40
オランダ冬至42
浦上川44
長崎の名46
女の日48
半身50
宴会員52
鼻54
さんさしぐれ56
配給58
出島60
白魚62
山の名64
花十字66
ユダヤ教会堂68
ほうずき70
養 生72
回復期74
浦上人の顔76
ボートレース78
外国町(一)80
外国町(二)82
ホタル84
聖フランシスコ・ザベリオ86
死者の日88
原子野蛮人90
ステンドグラス92
ガーベラ94
原子野蛮人96
平戸の聖母98
聖ペトロ・聖パウロ100
月餅102
からすみ104
ミケランゼロ106
諸聖人108
待降節110
ナタラ112
キュリー夫人114
ら ん116
食 卓118
夕 魚120
長崎魚122
爆心地124
あの子らの碑126
ひ げ128
立山の火130
少年使節132
文化吸収134
みどり児136
みかん138
ぼうぶらの花140
右近追放142
御笑い144
一杯の水146
目148
野の石150
学 会152
ロザリオ154
墓156
ばらの雨158
星 空160
温泉岳162
長わずらい164
別世界166
石の肌168
ごほうび170
蜜172
閉会式174
運動会176
月の光178
病 気180
花 瓶182
通知簿184
子供のバラ186
作話症188
くちべに190
アマリリス192
お見舞い194
洋 服196
大歓迎198
実 力200
道 具202
黒 白204
墓 地206
妻の敵208
まんじゅう210
アロハ202

      装幀 山下幸則
      挿絵 永井 元


ペンクラブの意味をはじめて意識しました。下「」引用。

「 字引を引いてみました。−略−……この中の主な頭文字PとEとNとを取って、つないで読んでペンとなったのでした。ペン屋さんの組合ではなく一九三六年に出来た、詩人、脚本作家、編集者、評論家、小説家などの国際的平和団体でした。」


ぼくは作家の労働組合かと思っていました……。(-_-;)

この随筆は1951年「東京タイムズ」に連載。
そして、永井隆博士は、1951年5月1日死去。

博士の祈りと平和への熱い思い……。










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