磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

サンデー毎日 2011-10.30号

2011年11月25日 | 読書日記など
『サンデー毎日 2011-10.30号』
   山田道子・編/毎日新聞社2011年

特集名 年金残酷時代はこう生き延びろ



「原発被害者そっちのけ 東電・経産省vs.枝野 賠償100兆円バトル 自分たちの生活が第一。」下「」引用。

「▼「電気料金値上げ」「破綻危機」激化する情報戦
▼与謝野が賠償機構に送り込んだ懐刀
 原発事故の責任追及を巡り、枝野幸男経済産業相と東京電力の主導権争いが熾烈をきわめている。最大100兆円ともいわれる損害賠償額を尻目に繰り広げられる暗闘だ。とどまるところを知らない放射能汚染の被害者そっちのけドロ沼劇。国民は呆れ返っている。-略-」

「国会事故調の原発事故戦犯追及 「お遍路菅はクビを洗って待っていろ!」」 下「」引用。

「調査委によって菅氏や枝野氏らの事故初期対応の不手際が容赦なく暴かれる--。さらに調査委の提言で野田首相が先送りした原発政策に批判が集中しそうだ。3・11の未曽有の災害はわが国の原発政策について立ち止まって考えるラストチャンスをくれた。のらりくらり乗り切ろうとしている野田政権に、事故調が鉄槌を下すかもしれない。」

「何度でも言う!「ペラ蔵」こと竹中平蔵氏こそ証人喚問せよ」佐高信。下「」引用。

「振興銀行は、あなたが金融庁の顧問に抜擢した木村剛氏が実質的に設立したもので“木村銀行”とも言われました。あなたが金融担当大臣でなければスタートできなかったことを考えれば“竹中・木村銀行”でもあったわけです。
 それを踏まえて、報告書は振興銀行への免許は「妥当性を欠く不当な免許」であり、「付与すべきではなかった」と結論づけています。
 さらに、のちに銀行法違反(検査忌避)で逮捕された木村氏がリードし、竹中大臣がまとめた「金融再生プログラム」が免許の付与に強く影響した点も強調しているのです。-略-
 木村剛氏が逮捕された時も、コメントしないと言っただけで、あなたは頬かふむりをしました。芸能人などには厳しくマイクを突きつけるのに、あなたにはそれをしないメディアに、私は「腰ぬけ」と言いつづけましたが、メディアにそれができないなら、国会に呼んで証人喚問するしかないでしょう。-略-」

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「0ベクレル鍋の作り方」←理解できなかった。

「首都圏に降り注いだストロンチウム 横浜の発見は行政の怠慢!」 下「」引用。

「福島第1原発から訳250キロ離れた横浜市で、地上などの堆積物からストロンチウムが検出された。これまで原発80キロ圏外からは検出されておらず、毒性はセシウムの10倍とも100倍ともいわれるストロンチウム。専門家は「首都圏のどこに降り注いでいてもおかしくない」と指摘する。-略-
 NPO法人「食品と暮らし安全基金」の小若順一代表が力説する。
「行政は住民の安全を第一に考えて積極的に測定する姿勢がないばかりか、測定しても情報を公開したがらない。特に妊婦が内部被曝すれば胎児の生殖細胞が傷つけられ、孫にまで影響が及ぶ恐れがある。セシウムが静岡まで飛んでいる以上、首都圏ではストロンチウムにも十分に注意して自衛する必要があります 京都大原子炉実験吐露の小出裕章助教も指摘する。
「あれだけの事故で広島の原爆80発分に相当する放射性物質が大気圏に出たわけですから、横浜でストロンチウムが検出されたのは当たり前です」

さらに、小出氏によれば……。下「」引用。

「小出氏によると、ストロンチウムの分析には専門的知識に加えて、測定にも時間を要する。このため、国や東電の測定は不十分であり、自治体なども検査機器がないため測定を後回しにしてきたという。「-略-首都圏ではどこで検出されてもおかしくないのです」(小出氏)」

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警鐘……。下「」引用。

「-略-ストロンチウムによる経口被曝リスクを日本のそれより最大約300倍高く見積もっている。「放射線医学総合研究所」の元内部被ばく評価室長、白石久二雄氏は警鐘を鳴らす。
「ストロンチウムはセシウムよりも植物に移行しやすいとされている。セシウムは粘土質の土に吸着され、地表5センチほどにたまるが、ストロンチウムはそれほど吸着されず地底にも浸透する。つまり土壌の浅い所、深い所のいずれからも植物に吸収されやすい。魚がストロンチウムを取り込んだ可能性については既に指摘されているが、野菜などにも注意が必要でしょう」

崎山比早子・元放射線医学総合研究所主任研究官の解説。下「」引用。

「セシウムが体内に入っているとすれば、ストロンチウムも一定の割合で入っている可能性はある。しかし、ストロンチウムのベータ線による被曝は、ガンマ線しか測れない現在の測定器では調べようがない。ただし、子どもの抜け落ちた乳歯を調べる手があります。乳歯には骨同様、ストロンチウムがたまりやすい。今回の検出場所近辺の子どもの乳歯を調べたら、汚染実態がある程度わかるかもしれない」
 測定を怠ってきた政府、東電の“不作為”は、もはや万死に値する。」

放射性ストロンチウム:横浜、原発と関連なし 毎日新聞 2011年11月24日 22時14分

↑ 下「」引用。
「文科省によると、半減期が約29年と長く、原発事故と過去の核実験のどちらが原因か区別できないストロンチウム90は新横浜で1.1ベクレルを検出した。しかし、半減期が約51日と短く、原発事故由来と考えられるストロンチウム89は2カ所とも検出されなかった。」

↑ 半減期って、やはりその年数(日数)では影響力は消えないってことなんですね? 180日以上たっているんでしよう?

そして反論【追加2011年11月28日】

文部科学省が主張するストロンチウム検査問題について、矢ヶ崎克馬氏の見解






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