磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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KAMOGAWA BOOKLET27  非核・平和と宗教者

2007年11月03日 | 読書日記など
『KAMOGAWA BOOKLET27
    非核・平和と宗教者』
      古都の宗教者、シンポジウム事務局(編)/
         かもがわ出版1990年

京都の宗教家が立ち上がったようですね。



比叡山宗教サミット」にも関係している人たちのようです。

佐々木禎子の話を知ったのは、広島へ行ってからだという。下「」引用。

「私を含めまして参加した仏教団の中に、佐々木禎子さんの話、あるいは原爆の子の像が立てられたいわれを知っている人はおらなかったんです。本当に恥ずかし話で、私はガーンと頭を殴られたようなショックを受けまして、ぜひ広島・長崎の惨状をもう一度勉強せないかんと、地域のいろんな平和の催しに参加するようになったわけです。自ら反核マラソンで走ったり、また反核コンサートのお手伝いをしたり、みなさんと一緒に活動をしているわけです。」

外国人からはじめて聞いたという方もいますね。

もくじ

今も、劣化ウラン弾などで、新しい禎子さんを、正義の名のもとに米国はつくり続けています。


殺生を誇る坊主がいたそうです。下「」引用。

「昭和三十年代だと思うんですけれど、その頃おとなが集まりますと、戦争の時の話しをするんです。そのうち僧侶の集まりの中で、中国人の首をいくつ切ったとか、あるいは銃剣で何人殺したとか、そういう自分がやってきたおこないを得々と話すお坊さんがあちらこちらにおられた。坊さんは殺生をしない、殊に人間のいのちを危(あや)めるというようなことはあり得ないことなのに、実際そういうことをやってきた人が戦後も何の反省もなく僧職で、住職におさまっている。」

YWCAは、ある意味、かしまし“娘”のようなものだったんですね。下「」引用。

「YWCAというのは、よくYMCAとまちがえられたるんですけれども、Wでございまして、Yはヤング、精神において若いという(笑)十代から八十代ぐらいまでのいろんな世代の者が集まって、キリスト教基盤に立ってと申しますのは、イエス・キリストの生きかたにならって、虐げられた、踏みつけられた弱い立場の側に立って発言し、行動し、変革への力となる、ということをめざして活動している団体でございます。世界には八五カ国に仲間がおりまして、日本では二五の都市にローカルのYWCAがございまして、それぞれの地で地の塩の活動をしております。」


古ぼけたことも書かれてありました。下「」引用。

「「剣をもつものはみな剣で滅びる」というのが、イエス様の言葉に書いてございます。」

今は剣を使っている人は少ないでしょうね。
--そういう意味じゃない?
その通りでしょうね。持ったときには、もう滅びているものがある……。
核兵器についても同じですね。

中島哲演(福井・明通寺住職)が脱原発のことを書かれています。



1954年、原水爆禁止世界立正平和運動。
少し停滞し、新たに「立正平和の会」をつくったという。

平和には戦争がないというだけをめざす、消極的な平和と。

構造的暴力をなくそうとする、積極的な平和があるそうです。

いろいろな宗教の方が関わられていますが、カルトに対する取締りで平和をこわされている家族もいます。それに対しても、何らかのことをお願いしたいと思います。

タリバンなどに対しても、宗教者として意見することができるのではないでしょうか?

まず、お互いを知ることが大切だと思います。











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