磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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ジュニア・ライブラリー 海辺の砂をにぎりしめて

2009年03月01日 | 読書日記など
『ジュニア・ライブラリー 海辺の砂をにぎりしめて』
   藤田博保・作/高田三郎・画/大日本図書1988年

子どもの本といえでも、知らないことが書かれてあります。
原爆関連の本のリストにありますが、話題としてあがっています。



〈ねまり相撲〉下「」引用。

「〈ねまり相撲〉というのは、津軽地方の子どもたちがおこなう、すわったままで相撲をとるめずらしい遊びです。」

「戦友からもらったオニギリ」下「」引用。

「(ありがとうございます。ありがとうございます。
 伊介(いすけ)は心の中でお礼をのべながら、泣きながらオニギリを食べました。」

命を維持するために、戦友は大切なものだったようです……。

原爆……。下「」引用。

「伊介じいさんは、話題を変えました。
「八月になって、まもなくだった。たった一発の爆弾で広島も長崎も、いっしゅん焼け野原になったという恐ろしいニュースが伝わったんだよ。」-略-」

「教官殿は自殺をしたんだよ」
--日本は今も、命を大切にしない非文化的な国です。

ワイルド・キャット……。下「」引用。

「終戦になった昭和二〇年(一九四五年)九月に、悠介たちの青森県にもアメリカ軍が進駐してきました。
 ワイルド・キャット(ヤマネコ)というニックネームをもつ部隊で、将校も兵隊も軍隊も軍服の左の肩に黒いヤマネコのマークをつけていました。-略-」

「サルケ菓子」
--黒砂糖を入れた干菓子(ひがし)。








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