磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

あの日から生きて生きて

2006年08月19日 | 読書日記など
『あの日から生きて生きて』
   東京都原爆被爆者団体協議会・編/
        汐文社1986年

東友会(東京都原爆被爆者団体協議会)
被爆40年出版企画委員会によって作られた本のようです。



あれほどの威力のあった原爆。
噂についても、やはり他の物事より、
被爆者の心をえぐることになるでしょう……。

つや子さんは、お孫さんの病気で、
原爆症ではないかと心配されました。
そうではなかったようです。

つや子さんは、こう訴えられています。下「」引用。

「四○年たって、ほんとにさけなければならないときがきました。世界になん十万発もの原爆があり、“核のかさ”の下でくらして、どうして平和だといえるでしょう。広島・長崎のぎせい者たちは、とてもいかっています。被爆者も核兵器があるかぎり、平和だとは思いません。人類をほろぼす核兵器を、このり美しい地球からなくしてください。」(三鷹市在住)」



軍国主義の下で育った人たちは“軍国少年”として育ったそうです。

原爆投下の日も、一部軍需工場となった小学校で学徒動員で働かれていたようです。

1985年のノーベル平和賞は「世界反核医師の会」が受賞。

大川悦生さんに謝意を書かれています。下「」引用。

「この本をほつくるには、子どものためにすぐれた文学作品を書いおられる大川悦生さんにすっかりお世話をいただきました。」




目 次








最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。