磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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【映画】第五福竜丸

2007年09月10日 | 読書日記など
第五福竜丸 - goo 映画
日本映画専門チャンネル2007年9月

【映画】第五福竜丸
新藤兼人・監督作品


社会派というよりも、人情ドラマという感じでした。

このような作品は、人情ドラマだけで終わってほしくない気もしますが、人情ものを目指しておられるのだろうと思います。

それは個人の価値観によるものであって、批難の対象ではもちろんありません。

どのように第五福竜丸が動いていたのかとか、マグロをとるシーンなどは、やはり映像がもつ強みだろうと思いました。

労働を美しくとるが上手な監督だと思いました。

しかし、実際はどんなだろう……?

当時の遠洋漁業のきつさは、刑務所に入る方がましだと書く方もおられたと思います。

だけど、そう思いつつも、第三者のボクなどが見ていれば、それに耐えられるのだから、やはり力強い人たちとも思えます……。

庶民のドラマが少なくなった時代、やはり光っているとも思いました。

けっこう有名な人たちが出演されているように思えました。

今の時代とは違うことが理解できるだけでも、見てよかったと思います。

--文献などには、東芝の社長が入院している第五福竜丸の船員たちにテレビが贈られたということも、描かれていました。

東京から帰る遺族たちに、列車の内や駅のホームで、多くの人たちの出迎え、遺族の人たちがいちいち挨拶され気の毒のようにも思えました。

今の世の中ではそっとしてあげておく方がいいとボクのように思われる人もおられるかとも思いました……。







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