『講談社の幼年文庫 日本むかし話
東京のおじぞうさま』
大川悦生・文/伊勢英子・絵/講談社1977年
東京にも、お地蔵さん好きの人がおられるようです。権威とか支配とかと関係のないお地蔵さんは庶民のアイドルですね……。巣鴨のおばあちゃんたちも、その仲間かも……。
もくじ
どろんこじぞう…………………4
とうふ買いじぞう………………50
◆ ◆
お母さまのためのページ…………78
関東に住んでいるのですが、ぼくの近所では地蔵盆はありません。
京都の行事でもあるんですけど、町内会の子供会の行事は、それほど宗教的ではなく、みんなで遊ぶのが中心でした……。地区によって内容がかなり違うようです。
--「どろんこじぞう」は、いたずらこぞうに、ひどい悪戯をされます。
それを見た大人がお地蔵さんを守ろうとしたら、子どもと遊べないと夢に登場したという。
子どもの悪戯を遊びといえる寛容さをもっているお地蔵さん、すごいですね。
--そりゃ、石のお地蔵さんだから……。忍耐力はすごい……。
双葉山は「いまだ木鶏にあらず」といったそうだけど、双葉山が起こした時津風部屋で、あのような事件が起こるとは思わなかったです。
木鶏として、我慢しているより、逃げ出そう!
--「いじめ」はこわいです。
やっぱり、人間は人間です……。
index
「とうふ買いじぞう」とは、そのままの話しです。
豆腐好きのお地蔵さん……。
ノンキな信仰というのも、いいものですね……。
思いやりのある社会……。
--日本の民話はいいですね。
「どろんこじぞう」(もとは荒神さまだったという)は、深沢の人たちから。
「とうふ買いじぞう」は、文京区白山の喜運寺にあり、秘仏として見られないという……。
東京にも大勢のお地蔵さん。
--子育て地蔵、そば食い地蔵、田植え地蔵、身代わり地蔵、お茶あがれ地蔵、甘酒地蔵……。
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もくじ
東京のおじぞうさま』
大川悦生・文/伊勢英子・絵/講談社1977年
東京にも、お地蔵さん好きの人がおられるようです。権威とか支配とかと関係のないお地蔵さんは庶民のアイドルですね……。巣鴨のおばあちゃんたちも、その仲間かも……。
もくじ
どろんこじぞう…………………4
とうふ買いじぞう………………50
◆ ◆
お母さまのためのページ…………78
関東に住んでいるのですが、ぼくの近所では地蔵盆はありません。
京都の行事でもあるんですけど、町内会の子供会の行事は、それほど宗教的ではなく、みんなで遊ぶのが中心でした……。地区によって内容がかなり違うようです。
--「どろんこじぞう」は、いたずらこぞうに、ひどい悪戯をされます。
それを見た大人がお地蔵さんを守ろうとしたら、子どもと遊べないと夢に登場したという。
子どもの悪戯を遊びといえる寛容さをもっているお地蔵さん、すごいですね。
--そりゃ、石のお地蔵さんだから……。忍耐力はすごい……。
双葉山は「いまだ木鶏にあらず」といったそうだけど、双葉山が起こした時津風部屋で、あのような事件が起こるとは思わなかったです。
木鶏として、我慢しているより、逃げ出そう!
--「いじめ」はこわいです。
やっぱり、人間は人間です……。
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「とうふ買いじぞう」とは、そのままの話しです。
豆腐好きのお地蔵さん……。
ノンキな信仰というのも、いいものですね……。
思いやりのある社会……。
--日本の民話はいいですね。
「どろんこじぞう」(もとは荒神さまだったという)は、深沢の人たちから。
「とうふ買いじぞう」は、文京区白山の喜運寺にあり、秘仏として見られないという……。
東京にも大勢のお地蔵さん。
--子育て地蔵、そば食い地蔵、田植え地蔵、身代わり地蔵、お茶あがれ地蔵、甘酒地蔵……。
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